旭さんとの思い出

30代の時に知り合った友人は当時5歳だった。初めて会った時には既に、小さいお子さんと接している感覚というよりも、一人の音楽家と出会ったような気持ちになっていた。それからしばらく、文通をしたり、曲を送ってもらったり、、、。そして14歳で発病されて、最後に会えたのは15年、鎌倉に車をぶっ飛ばした記憶が蘇る。無性に会いに行かなければと思った。ご家族の深い愛情に包まれて、16歳の生涯を閉じた作曲家は、聡明な彼の音楽に共感する多くのアーティストは皆、彼とのハッピーな出会いの記憶と共に生き続けるのだ。作曲家というのは本当にすごいなと思う。作品が生き続けるのだから。出会った頃は、今の私の息子と同い年だから「旭君」なのだけれど、今、元気でいたなら22歳。「旭さん」は今も作曲をし続けているような気にさえなる。全く知らずに失礼していたことも、また多くの出会いや、そのかけがえのない時間を、毎日新聞の小倉孝保さんが素敵なタッチで目に見えるように著わされた。多くの方に手に取って頂きたいと思う。「才能はモーツァルト以上」16歳で亡くなった天才作曲家・加藤旭の本当の実力 視力を失いながら書き上げた一曲 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) 出会いに感謝。

「第九」合唱団員 大募集!!

いよいよ夏本番、皆さま如何お過ごしでしょうか。

さて、今年の年末12月21日(月)東京芸術劇場コンサートホール(池袋)にて、小生の
師・汐澤安彦率いる上智大学管弦楽団がベートーヴェン「第九」交響曲を取り上げます。
その終楽章合唱指揮を仰せつかりました。つきましては多くの皆様とご一緒にこのステージを盛り立てて頂きたく、ご案内、お誘い申し上げます。

概要:上智大学管弦楽団第101回定期演奏会(常任指揮者就任50周年記念)
日時:2015年12月21日(月) 19時開演 
会場:東京芸術劇場大ホール

指揮:汐澤安彦 (常任指揮者)

ソリスト 稲見里恵 アルト 牧野真由美
テノール 高橋 淳 バリトン 清水良一

合唱指揮 船橋洋介 
トレーナー 石上朋美 大井哲也

練習会場: 上智大学四谷校舎ほか
練習日程等、詳しくは特設サイトをご覧いただきどうぞ奮ってご参加ください

http://spo.gozaru.jp/101th/index.html

地方から複数でご参加の方、初心者、迷っておられる方等々、
小生までご連絡くだされば、ご案内いたします。

船橋洋介 yosukefunabashi@gmail.com

ご一緒に、感動の舞台を!!

第九演奏会 合唱募集のお知らせ

あっという間に梅雨の季節となりました。如何お過ごしでしょうか?

さて、今年は「第九」の指揮を千葉県浦安市でいたします。3月はベルリンで合唱指揮として
ステージを創りましたが、12月には相模原市でも第九の合唱指揮を仰せつかっています。
今回は、小生自ら指揮を執らせていただく浦安の第九の合唱団募集のご案内です。
本番は今年12月14日(日)浦安市文化会館 7月より毎週(のように!)全部で本番まで
25回の練習が組まれています。そのうち9月までは第九初心者の方たちにも懇切丁寧に
小生を含め4名の指導者とともに練習して参ります。
どうぞ、界隈にお住まいの方、お知り合いにお声掛け頂ければ幸いです。
詳細は下記リンク先をご覧下さい。
また、ご質問等ございましたら、小生へご連絡下さい。

小生はこれから、長岡で東京都交響楽団との演奏会、
小中学校への出前授業、
北陸での大阪フィルの皆さんとワークショップ、
広島・三次では広島交響楽団さんとの公演、
新潟・見附でのうたごえの集い、
7月に入って、ピアニスト中村紘子さんとのベートーヴェン
協奏曲全曲演奏会と続きます。
その頃には梅雨も明けているかな。
どうぞ、ジメジメを吹っ飛ばしてお元気にお過ごし下さい。
演奏会に是非お運び下さい!
2014.6.8  船橋洋介

オンエア!予告 瞬間出演!! NHK「サキどり」  

朝晩の涼しさが体調に響くこの頃です。ここ長岡もめっきり夜は寒くなりました。

皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
さて、小生も良く分かっていないのですが、10月6日(日)若しくは13日(日)NHK総合テレビ
朝8:25~57 「サキどり」という番組内で、恐らく瞬間小生の指揮姿が放映されるようです。
テーマは「広がるファンドレイジング」(仮)ということで日本のプロオーケストラのみならず、文化団体にとっても大変意義ある内容のものです。
先日ご一緒した大阪の日本センチュリー交響楽団のリハーサル風景をNHKのクルーが撮って行かれました。楽団の事務局の方のいろいろな取り組みに対する取材が主で、オーケストラのリハーサルも紹介して下さるというもののようです。これまでに日本のプロオーケストラを有難いことに数多く指揮させていただきましたが、この日本センチュリー交響楽団さんとは初顔合わせ、その日初っ端のリハーサル。ドヴォルザークの「新世界より」から第4楽章をきっと必死こいて指揮している瞬間をお目にかけることになろうかと思います。
明日から長岡市内の小学校訪問をして参ります。
どうぞお元気でお過ごし下さい。
2013.9.29             船橋洋介

お誘い ベルリンで第九を歌いませんか?ベルリン響との共演!

最新情報!!

今回共演のオーケストラは「Berlin Symphoniker(ベルリン交響楽団)」が全面的に演奏に参加することになりました。どうぞ奮ってご参加下さい。詳細をご案内いたしますので、ご連絡下さい。yosukefunabashi@gmail.com ツアーの申込み締め切りは 8月31日です。



<第九演奏会参加のお誘い>

来る14年3月31日 ベルリンの小生のアパートからバスで18分のところにある、

世界最高峰のオーケストラの本拠地、ベルリンフィルハーモニーの大ホールで
小生の師匠でもある汐澤安彦先生指揮による、ベートーヴェンの第九演奏会が開かれることになりました。

このたび、合唱団の参加者を募り、日本から一緒に歌う方々と現地の歌手たちのまとめ役として合唱指揮を仰せつかっております。
つきましては広く参加者を募集いたします。
どうぞベルリンでご一緒に美味しいビールを飲みながら良い音楽を共にいたしましょう。
<ツアーの概要>
東京・ベルリン友好姉妹都市提携20周年記念「第九」特別演奏会 
開催日・本番 14年3月31日 20:00開演 ベルリン フィルハーモニー
成田出発        3月28日午前  同日 夜 現地着 
(地方から参加の方は27日成田泊手配)
4月1日現地発2日成田着 または ウィーン観光後 4月4日日本着OPツアーもあります。
管弦楽:ベルリン交響楽団(Berlin Symphoniker)および日本からの管弦楽奏者
合唱:東京・ベルリン友好姉妹都市提携20周年 日独祝祭記念「第九」合唱団
指揮: 汐澤 安彦 
合唱指揮: 船橋 洋介
合唱は第九経験者、現在、東京での稽古を予定しています。
オーケストラでの参加、演奏されずに応援に来ていただける方も同時に募集いたします。
企画・主催 (一般社団法人)国際親善音楽交流協会
☆このホールは、どんなにステージから離れた席でも、音楽の細やかなニュアンスも感じ取れるバランスの良い素晴らしいホールです。無駄に響きすぎるわけでもありませんし、でも遠くで飴の包みを開ける音の主もわかってしまう程です。一聴の価値はあります。小生もトレーニングし直して、本番は合唱でも参加させていただこうと思っています。
ご興味のある方、どうぞお問い合わせ下さい。
 船橋洋介 yosukefunabashi@gmail.com


人気ブログランキングへ

明日の演奏会のお誘い:見附アルカディア

皆様お変わりございませんでしょうか.

小生のブログ、ベルリンに到着したところで途絶えております。
そんなこんなしているうちに、いよいよ明日はプロデュースしている
新潟県見附市のデュオ・コンサートです。
二月も下旬に入りましたが天候が荒れているようです。
どうぞお気をつけてお出掛けください。
ご案内をさせて頂いた団体への文章を少し載せます。
若手のピアニストとヴァイオリニストの共演です。
ピアノの中野翔太さんはジュリアードで研鑽を積み、既に小澤征爾指揮:ウイーンフィル、デュトワ指揮:N響をはじめ若手ピアニストの中では群を抜いてキャリアを積んでいます。
今回のプログラムにも取り上げられるガーシュインについては去年リリースされた
『マンハッタン 中野翔太プレイズ・ガーシュウィン』がレコード芸術誌8月号で、特選盤および優秀録音盤に選出されています。
これは業界ではなかなか大変なことで今回見附でのライブ演奏が期待されるところです。

またヴァイオリンの滝千春さんは、彼女が高校生のときに私と神奈川フィルで共演しています。
その時の鮮烈な印象が実は今回の企画につながっています。とてもいい音楽をします。
以来着実な研鑽を積んでおられ、今はベルリンを中心に活躍しています。
個人的にも再会を楽しみにしてるところです。
最近良く考えるのですが、
業界では言わずと知れた二人ですが、必ずしも彼らの知名度はまだ全国区ではないのかも知れませんん。でもこれからますます表に出てくるアーティストであることは間違いありません。昨年お呼びした金子三勇士さんも早速暮れのジルベスターにテレビ出演されていましたね。
メディアに乗ってブレイクするとそれは売れているアーティストとしてひとつのブランドのように扱われる。
それはそれで良いのですが、
合唱団の皆さんは良くお分かりだと思うのですが、必ずしもそのような売れ方をしていないけれど
実は心を揺さぶる音楽を奏でる素敵なアーティストは沢山存在するわけです。
どうせ聴くなら名前のある人をとか、高いお金を払ってでも名門オケや、誰それを聴いた、というところが多く見られるのは今のクラシック業界の現実とちょっと淋しい部分です。
ひょっとするとこの人のここが良いじゃない、とかその人のどこをどのように捉えたら魅力がわかる、
といったことがなかなか伝わりにくい部分のあるのがクラシックなのかもしれませんね。
私は指揮者として、良い逸材を世の中に紹介する役割とその責任があるのではと考えています。
これからの時代、いわゆる「名曲に触れ親しむ」ことと「未知の世界を知る」こと、演奏家も「スタンダードを築く人」とそれを目指し、「我が道を歩む才能と出合う」こと、両方がこのクラシック音楽の分野を育て支えることに
つながるのかも知れません。
話を今回の公演に戻しますと、2人の若い光る感性がどのようにぶつかり合って化学変化を起こすか、
そんな楽しみな瞬間を、新潟で3本の指に入る、もったいないほど良いホール「アルカディア」に
多くの音楽を愛する方たちと空間を共有したいと願っています。
何かいい音楽は無いかな、とか、少し冒険をお楽しみいただきたい方、或いはこの2人のアーテイストが
また10年後どのように成長していくかをご一緒に楽しんでいただける懐の深い方、必見必聴です。
皆さんに楽しんでいただける演奏会になると思います。
どうぞ会場でお会いできますれば嬉しく存じます。
明日は14時開演です。
船橋洋介

あけましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

昨年は皆さまのおかげで、1年を過ごすことができました。
夏以来、公私共に殆ど休みなくバタバタな生活をしておりました。
そんなこんなで、ブログも日記を残しつつUpせずに今日まで来てしまいました。
さてこのブログ、今年11年目を迎えました。
昨年は、もう少し心に余裕を持って立ち回れたら、また少しの時間でも
心の交流がもてたなら
と、感じることが多々ありました。
忙しい、と、暇、という言葉が好きではない小生の今年の目標は、
心にゆとりを。
ゆとりで生まれた時間がもう一つ違った、新しい発想を生むと信じて。
ぼちぼち ブログを再開していきます。
今年は春に新居を構え、夏にベルリンでの公演も予定されています。
どうぞご声援をお願いいたします。
この1年の皆さまの、お健やかな毎日をお祈り申し上げます。
本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
2013.1.1                       船橋 洋介

人気ブログランキングへ

アルカディア音楽祭 御礼

師走に入り、余りにも速い時間の経過に驚きっぱなしの今日この頃です。

さて昨日と一昨日、新潟・見附市で行われた第19回アルカディア音楽祭には2日間を通して大勢のお客様にお運びをいただきました。心から御礼申し上げます。

いろいろなことを乗り越えて、より多くの方々が楽しみ、そして参加できる、また多くの方がこの音楽祭に参画して力を出し合う、そんな音楽祭でありたいということは、きっと関係された誰もが望んでいたことに違いありません。今年の「第九」は世にも珍しい超短縮バージョンとなりましたが、燕、長岡の合唱団の力もお借りしての大合唱は、3年ぶりにこの音楽祭のステージに立たせていただく感慨と共に、市や町を越えて合唱の良い輪が育まれている証でもありました。

いきいきうたごえサークルについては我ながら画期的なもので、全国放送で取り上げてもらいたい程の内容でした。

かつて設立に携わらせていただいた少年少女合唱団もステージに華を添えてくださいました。

演奏会に出演された皆様、支えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。

合唱団の皆様。来年は何と20回目です。途中から参加された皆様には改めてこのアルカディア音楽祭の歴史とこの音楽祭の大切な意義を再認識していただきつつ、更に合唱団としての体力をつけて参りましょう。新潟県内で来年は第九ラッシュとなりますが、どちらよりも拘り、これまで大切に育んできた中身を真向から打ち出してベートーヴェンと向き合って参りましょう。そしてお仲間を増やしましょう。

いろいろなことのあった1年。歌えること、ステージに立たせていただけること、それが当たり前ではなくて如何に、幸せなことか、そして有り難いことかを心から実感しているこの頃です。

結婚式からまだ10日、目まぐるしく昨日までに本番を8回。来年ご一緒する大阪フィルの皆さんと先週から巡回している文化庁のコンサート、四国を終え明日からは兵庫県内の各地をまわります。新居に移り住んで丁度1年。我が家の布団が恋しい今日この頃です。

来年のアルカディア音楽祭もどうぞよろしくお願い申し上げます。

                          2011.12.5  船橋洋介

アルカディア音楽祭 ごあんない

師走に入り東京はようやくこの季節らしい冷え込みになってきたようです。
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。

さてこの週末第19回目を迎えるアルカディア音楽祭が2日間にわたり行われます。
菅野宏昭さんによる声楽アンサンブルや、アルカディア混声合唱団によるヴィヴァルディのグローリアをはじめ地域の合唱団をお招きし交流を深めつつ、音楽・合唱の響宴が繰り広げられます。

毎年第九を大切に扱ってきたアルカディア音楽祭、来年の20周年にむけてその取組をはじめます。

ご期待ください。

2011年12月3日(土)、4日(日)
両日とも14:00開演

見附市文化ホールアルカディア大ホール

お誘い合わせの上、お運び下さいませ。

先週は学習院の学生さんとの共演を終え、今週は大阪フィルの皆さんと四国に来ています。これから高知は土佐町でのコンサート。楽しみです。その後移動に7時間、無事帰京し明日の見附公演に備えたいと思います。
寒くなって参りました、どうぞ良い週末をお過ごし下さい。

2011.12.2 船橋洋介 高知にて

ジェンキンス! 関連番組のごあんない 必聴! など

長岡発信の日本初演カール・ジェンキンス「平和への道程」の準備が再び始まりました。今月14日には来年の5月に向けて初リハーサル、歌う皆さんの熱い想いがひしひしと感じられるものでした。情報を得て新たに参加を希望される方も続々。そんな中、

番組のごあんないです!

今をときめく音楽評論家 奥田佳道氏が、今週末深夜番組に生出演、長岡のカール・ジェンキンス「平和への道程」日本初演演奏会についても触れられるとのこと、関係者は特に必聴です!

土曜深夜(日曜午前)NHKラジオ 深夜便ロマンチックコンサート

午前1時のニュースや番組告知の後はじまります。3時前まで!ジェンキンスの楽曲をかけて、私たちの取り組みについてお話下さる予定とのこと。「平和への道程」は午前1時40分前後では?とのことです。

全て生放送!FM,ラジオ第1、パソコンラジオ(らじる)で聴けます。

この情報は、一昨日行われました宴で奥田氏ご本人から伺いました。これまで長きに亘って長岡・見附の演奏会には専門誌や新聞評などに寄稿下さったり、公演のプログラムノートをお書きいただいたりと発信をして下さっている音楽評論家です。NHKをはじめ各媒体で軽妙な語り口で音楽やアーティストをよいしょしたり、小生の活動も応援して下さっています。

よなよな 土曜の深夜 どうぞ、お聴き下さい!      船橋 洋介

*************************************************************************

さて、先日の宴にお運び下さった皆さま、また沢山のお花や電報、お手紙などお祝いくださいました皆々さま、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

今後ともご支援、ご指導の程、お願い申し上げます。

2011.11.25 船橋 洋介

より以前の記事一覧