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別府の第九

昨秋から2度、1泊2日のリハーサルを経て、本番をご一緒した。

別府市政100周年記念の「第九」演奏会。当日のゲネプロで初めて本番会場の
サウンドを知る。ヨーロッパのテアターを思い起こさせる馬蹄形の素敵な空間。

今回は、ほぼ初顔合わせのオーケストラ。かつて、お隣大分の短大で先生をしていた頃の卒業生や大分ジュニアオケでご一緒したメンバーとの再会も。ポテンシャルの高さに毎回のリハが楽しみだった。そして合唱がまた素晴らしい。ピアニシモの音程がとても良くコントロールされて、この街で良い活動を続けて来られた方々なのだなということがよく分かる。本番は大分縁の素敵な若手ソリストの歌声とともに、市政100年のお祝いに音楽の華を添えることが出来たのではないだろうか。今回の立役者は何と言っても、このご縁を賜ったヴィオラの内田博先生。感謝。

合唱指揮者としてかつて三度ご一緒した「第九」を思い起こし、旅立たれた師も見守っていてくださっていたに違いない。

終演後、艷やかな音色のヴァイオリンパートの皆様とプチ打上げお茶会。またこのオーケストラ、合唱と、ご一緒したいと思いつつ空港バスに乗り込む。

大分空港で柚子胡椒をゲット。よし、鍋だな。この度の出会いに感謝。


 

 

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