歩む道

早朝始発、久々に新幹線で仙台へ。東京駅から１時間３２分とは落ち着く間もなく到着。街は七夕まつりの飾りが目に入る。ここはひと月遅いのだ。豪勢な飾りが目に入るが、３年目の今年もどうやら街に繰り出せるような環境にない。しかも今日は台風。一日遅れていたら、朝からの講義は出来なかったに違いない。今頃大阪が大変なことになっているとは。ほぼ４時間休みなく受験生のための講習。ここでは音楽を学ぶ良い環境がますます整ってきている。少人数ならではの良さがあると思う。自分がこの環境で学んでいけたらどんなことになっていただろうか。ってどう頑張っても入れないけど。その環境をどう自分に引き寄せて活かしていくか、直向きに学んでいる学生と接する度に羨ましいと思ったり。今日はうぐいすの声も聴かれない。のんびり台風には穏やかに過ぎ去ってもらいたいものだ。秋からの新たなプロジェクトが楽しみだ。デスクワークが終わらない。

親子のためのオーケストラ体験教室

毎年この時期に行われている大阪フィルさんとのコンサート、４回公演を終えた。猛暑の中、各回完売の盛況。演奏も去ることながら毎回お客様とのコミュニケーションは楽しみでスリリング。演奏や指揮の体験は限られた時間の中で少しでも楽しい時間を過ごして頂きたいので心も頭もフル稼働。笑顔で拍手を送って下さる温かいお客さまに感謝。次はこうしてあげたいな、という気持ちがどんどん湧いてくる。１歳の誕生日を昨年このコンサートで過ごした我が子は今年２歳。大勢のお客さまとの出会い、親父の後ろ姿を見せられる機会を与えて下さる親愛なる大阪フィルさんに心からの感謝を。伊丹で息子は初の蓬莱551。よう食べるわ。