あれから5年 ベルリンにて
時差ボケと闘いながら、朝6時過ぎに起きる。ベルリンの日の出は6時20分前後だから自然と目覚めて良いのだけれど、小刻みに睡魔がやってくる今日は、日本時間のあの時刻に合わせるためだ。リアルタイムで政府の追悼式典をインターネットから見ることができた。共に黙祷。この一年、毎週その地に通ってきたのだけれど、これと言って何もすることが出来ていない。無力だ。まずは大学に学ぶ学生たちが将来よい音楽観を持って自分の生活する場で羽ばたいてくれるよう、学びのお手伝いを地道にしていこう。あの時、指揮台の上で体験した震災は、これから何か役割を果たせよと言っている気がする。
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