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February 2016

バレンタインコンサート

お招きする幼稚園にもご調整頂き、授業や試験も一通り終わって何とか予定をすり抜け設定できた演奏会。学生が主体となって、対象にしっかりコンセプトの伝わる演奏をすること。それを具体的に形に仕立てるのはなかなか難しいものだ。慣れないチラシ、プログラム作り。アレンジまでしちゃったわけだ。教育機関としてのクオリティを保ちつつ副科も多い学生さんたちの手で40分弱ながらひとつ演奏会を作ることができた。支援しいてくださった先生方への感謝も忘れない。勤め始めて1年が経とうとしている。次に生かさねば。終演後、学生が残って打ちあがってくれたのは嬉しかった。学生たちはいかに時間を生み出していけるか、効率良くなんていうことの利かない音楽の修業の中で、でもアンサンブルは大切にして欲しいと願う。自分が担当しているからってわけじゃなくね。後片付けをして、関係部署に挨拶をし、仙台宮城ICに入ったのは何時だっただろう。いつも福島と栃木の県境あたりで一度意識が遠のく。息子の寝顔を見たのは日が変わってた。

ソニーフィルさんとの演奏会

川崎駅前のミューザでソニーフィルさんとの演奏会。暮れから練習を始めて5回目だ。ソニー系列の社員さんやその家族で構成されているとあって、よい和が保たれているオーケストラ。年齢層も幅広いがそれぞれいろいろなところで経験しておられるので出てくるものが面白い。今回のフランクとエルガーの選曲は、最初これは何だ、と思ったのだが、いずれも大いなるものとの結びつきを持った作品だけに味わい深い。いい瞬間のたくさんあるステージだった。コンマスさんも大変優秀な方だったな。打ち上げではかつて関連会社に勤めた亡くなった伯父を知るメンバーもおられたり、いろんな機会を頂いた亡き大賀会長との話題にご縁を感じ出会いに感謝。オーケストラの益々のご発展を。

北区音楽鑑賞教室

都響さんとの一連の音楽鑑賞教室も最終日。今日は思い出の町、北区王子でのコンサート。かつて通っていた少年少女合唱団の教え子たちの子供の世代が聞きに来てくれていることを考えると、何気に感慨深い。プログラムはザ・音楽教室とでも言おうか、オーソドックスなのだが、そこに伝えるべきものが包括されている。生徒さんたちはよく聞いてくれた。今日はマイクを持たなくて良かったので指揮に専心。矢部さんお誕生日おめでとう。都響さんに感謝。終演に合わせて妻と息子と落ち合う。マネジャーK氏とも対面。帰りは池袋のKAWAIに久々に立ち寄る。我がオフィスの風を通す。西武で買い物をし帰宅。息子とお風呂。パパのことちゃんと覚えたかな。

調布市音楽鑑賞教室

グリーンホールはいろいろと懐かしい思い出がある。調布市の中学生に鑑賞教室。今日は小生の案内でコンサートを進める。演奏に入り込むと、そのあと、瞬間何を喋る予定だったか、飛びそうになる。生徒さんは皆よく演奏を聞いてくれていた。今日の取りは、ピアノの三舩優子さん。素晴らしいね。楽しんでもらえただろうか。2公演を終えて車で移動。師、汐澤先生のお住まいはこの界隈、そちらに一礼して調布を後にする。都響さん、そして今日の出会いに感謝。

江戸川区中学校音楽鑑賞教室 其の2

昨日から午前午後と計4公演の江戸川区中学校音楽鑑賞教室。同じプログラムを演奏するのだけれど、運命もヴルタヴァも、新たな発見が必ずある。今日は母校松江第5中学校の生徒さんも聴きに来てくれていた。ちょうど1週前、30年位ぶりに母校の門をくぐり公演のプレ授業をしてきたばかりだ。江戸川の中学生、午前午後とも、よく聴いてくれていたな。都響さんの真摯な演奏はきっと何か大切なものを届けることができたのではないかと思う。いや、そう願うばかりだ。コンマスの矢部さんと都内の鑑賞教室でご一緒するのは初めてかな。素晴らしい。一人でもクラシック音楽もいいなぁ、というきっかけになれたら指揮者冥利に尽きるというものだ。出会いに感謝。

江戸川区中学校音楽鑑賞教室 其の1

東京都交響楽団の皆さんと地元江戸川のホールで鑑賞教室、今日はその初日。運命は何度やっても難しい。ハンガリー舞曲を使って指揮者体験コーナーはみんなよく振っていたな。出身中学のある町で若い世代に音楽を伝えられる指揮者としてステージに立てるのは嬉しいことだ。静か過ぎるくらいに良く聴いてくれていた。今日の出会いに感謝。

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