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今日はヴェルディ

睡眠が浅いのは歳を取った証なのか、単に脳が興奮しているのか、じっくりぐっすり休まれないのは息子が隣で寝て起きても状況は変わらないので、そのように付き合うしかない。様々な薬をもらうも全く口に出来ない。考えても始まらないので、目覚めて行動を開始。今日は長岡の実質仕上げの稽古。4時間頂いたが、全く時間が足りない。でも、あれだけバラバラな声だった合唱団は大きな一つの流れになってきたのだから、それは素晴らしいことだと思う。何といっても250人ですから。今日は複数の取材が入る。今の私だからこそ出来たことが今回いろいろあるけれど、それは目に見えないことばかり。一人でも多く合唱を愛して下さる方が増えたら嬉しいし、まずはそこだ。マンゾーニ命日を記念するためのミサ。このレクイエムも実は今を生きている者の証の音楽ととらえる。カトリックにあっては死は全ての終わりではなく神のもとに帰る入り口だとされる。そこはプロテスタントも同じだろう。ヴェルディではこれだけドラマティックに最後の審判を描きつつも、そこに生きている自分の存在を様々な心で描く。ヴェルディならではだ。いよいよ本番に向けてカウントダウンだ。これまで練習レポートをおつくり頂いたスタッフや演奏会の成功に向けて尽力されてきたすべての皆様に感謝を。ホテルで夕食。

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