初春のベルリン
パリ・シャルル・ド・ゴール空港でのトランジットはちょっと待ち時間が長過ぎたが、早朝開いたばかりのPaulでカプチーノとクロワッサンを口にし元気が戻る。何て美味しいんだろう。いつもパリで同じことをぼやく。バターか?小麦粉?コーヒーも牛乳のせい?と。さて7時15分発、機内隣の男性は子供にクマのぬいぐるみを持っている。いいパパしてそうな風貌。テーゲルに到着。ベルリンは3か月ぶりだ。タクシーの車窓からは木々がほんの少しずつ芽吹いている様子が伺える。気温はまだ1ケタながら、然程寒さは感じない。気を張っているせいかな。ただいま、わがアパート!空気の動かぬ部屋に入るとそこは深々と冷えている。ガスヒーティングを入れるとすっかり暖かい。午前中、中心街に出て早速楽譜を注文。突然のにわか雨。雨が降るとさすがに少し寒いかな。ヴィルヘルム教会に立ち寄り、近所でお茶をする。スーパーでは今夜の食材、白菜鍋の具を。旨いんだな、これが、ほっと温まる。豚肉万歳。家にはこの間のどっさりと手紙、パソコンにはメールの山が。お世話になっているアマオケTb奏者の方の急逝の報。言葉がない。余りにも早過ぎる。合掌。
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