ピルスナー
この国の人たちは朝が早いのか、オーケストラプローべ9時音だしだ。90分ひとこまは、ドイツも同様だ。ホテルから歩いて7~8分のメイン広場にフィルハーモニーはある。昨日のプローべに対して確実によくなっている。ウィーンやドイツで聞くのとは明らかに違うモーツァルトなのだが、伝統なのか頑ななものを如何にイメージに近づけていくか、半ば無駄な抵抗を試みる。鈴木舞さんと初合わせ、素晴らしいものを持ったアーティストだ。オーケストラの持つ楽譜の版の違いに最小限のえる。いよいよ明日が本番。練習を終え会場の下の老舗レストランで昼食。少々高めといえ、物価の違いに驚き。ひとり町を歩く。教会巡りがメインだ。東洋人は見掛けない。ふと自分は今生きていて、知らない町を一人あるいていることを妙に意識してみる。2000年プラハの春のコンクールで知ったピルスナーウルケルの味に再び出合う。ビール万歳!
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