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モラヴィア

5時頃目覚める。雪の初日以来気温は0度前後だ。鈴木舞さんと一緒に凍った道を歩いてホールに向かう。9時半から公開ゲネプロ。町の人がわんさか集う。昼前に全てが終わり、このオロモウツという町の滞在もあとわずかと、夜の本番までは長いので少し歩いてスーパーでお菓子を買い込む。ホテルに戻って少し仮眠。遅い昼を食べにレストランに下りると鈴木さんも同様昼食を。いよいよ時差によるサイクルもぐちゃぐちゃ。日が照っていないので解消の手助けになっていない。そして本番。満席のフィルハーモニー。オーケストラの集中力は素晴らしい。フィガロの序曲は名作だ。鈴木舞という若い物凄い才能と溢れる音楽に幸せな時間。アンコールも素晴らしかった。聴衆も大満足。後半の「プラハ」、オペラの狭間にある交響曲の持つ可能性を思い切りアプローチしてみた。熱演で応えて下さった。やはり経験は大切だな。出会いに感謝。ホテルに戻って鈴木さんと乾杯。え~、ケーキをつまみっすか。短くも濃いチェコの滞在だった。

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