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ベルリン・シュターツカペレ

今日はようやく天気が戻ってきた。朝食を頂く前に散歩がてら「ラビーン」へ。かつて新宿伊勢丹でここから空輸して販売されていた老舗のバウムクーヘンを作る洋菓子店だ。日本のデパ地下に在りがちな口溶けの良いふかふかのそれとは一線を画すしっとり重厚なものだ。値段もなかなか。手頃な大きさのものを選んで帰る。一度回すと90分掛かる洗濯機を3回、一度回すと160分掛かる食洗機を回す。全く生産性の悪い代物ながら、他のことができる利点はある。アパートの周辺は知らぬ間にスーパーが乱立。そんな発見をしながら「宇田川」へ長岡の合唱団員がお作りになった日本の着物に模して作られた紙細工に一本ずつ入った楊枝を届けに行った。ドイツ人は喜ぶものだろう。さて、今宵はフィルハーモニーでのコンサート。表題のオケとヤニック・ネゼ=セガンの共演。前半はピョートル・アンデルジェフスキーのピアノによるモーツァルトとシマノフスキーのコンチェルト、シマノフスキーが良かった。後半はショスタコーヴィチ5番のシンフォニー。いい指揮者だ。小柄ながら出てくる音楽が面白い。今日は初日、明日どんな展開になるか聴いてみたいカップルだ。売店でCDを求め隣のマテイキルヒで行われていたベルリン芸大のトロンボーン科発表会に顔を出しバスに乗って帰館。今夜は楽しい演奏会だった。う~ん、日本でももっと演奏会に足を運びたいのにその時間を余り上手に生み出せない。今後の課題だな。高校生の頃は週に5~6日は演奏会に通っていたことを思い出す。やはりそこで色々なことを感じて吸収したんだな。


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