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ヴァルトビューネ 2013 ベルリンの夏

明け方まで夏至を祝っていたのか日本のことのデスクワークをしながら何と3時半には中庭の小鳥や大鳥たちが鳴き始めた。日の出と共に就寝、久々の寝坊10時。穏やかに晴れた。 日曜のためにとスーパーで少し買い物をする。ほうれん草を大袋で。早速お湯を沸かし豪快に煮出す。胡麻和えに化け、オムレツの具に取っておく。少し早めに支度をし、小さなリュックにビニールシートとイケアのクッション、ぺットボトルを1本携えて。ヴァルトビューネは4回目かな。家から30分で最寄り駅に着く。オリンピックスタジアムの駅を過ぎると突然森の中へ。同じような格好をした人の流れに身を委ね、会場へ。そうだった、ここで手荷物チェック。手ぶらの人は優先レーンに通される。しっかり小1時間。さて我が席は舞台手前の芝生席。いやそんなことは書いてないし芝生も無い。土間。この開放的なすり鉢に物凄い人の集う雰囲気が良い。皆ベルリンの夏を満喫している。何と昨日フィルハーモニーで舞っていた針山愛美さんとばったり会う。休憩時に久々に暫し色々な話が出来た。素敵なアーティストだ。さてお目当てのベルリンフィル=ラトルの一夜。メンデルスゾーンのVn協はCristian Tetzlaffのソロ、好きだな。そして第九。新境地。踏み込んだ大胆な表現、テンポの変化、目の離せない75分間。合唱は明るいサウンド。ソリストはいろいろ。大変面白かった。リンケの「ベルリンの風」は大盛り上がりでお開き。人混みに揉まれながら日が替わる頃に帰館。またいつか来られるかなぁ。第九の譜面を読み起こしてみよう。今年も年末にひとつお話を頂いている。楽しみだ。


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