« May 2013 | Main | July 2013 »

June 2013

白アスパラガス

桜新町の歩道に、あった!いけない人が波平さんの大切な一本を抜いちゃった現場が。それも小生が座ったカフェのテーブルの目の前。サザエさん一家の並ぶ銅像、微笑ましい。今日は声楽の師匠のところに集う声楽家、音楽関係者集団、啓声会の運営委員会というものに初めて顔を出す。立ち上げの頃、丁度日本を離れる時で、何もお手伝いも出来ずに居たがこれから少しはお役に立てることもあるかもしれない。家に戻って夕方から次の本番の準備をする。近所のスーパーへ買い物とモコうめの散歩。近所のわんこ達とご挨拶。あれ?何故か冷蔵庫に白いアスパラガスがある。これはどうしたんだ?早速、皮を剥いて大鍋で茹でる。何故かオランデーズソースの素もある。頂いて見ることにしよう。う~ん、ドイツの初夏の香りがする。80になった食わず嫌いの父にもこれは貴重品だぞと言って無理矢理勧める。なんとも難しい顔だなぁ。あちらでは3本乗せてソースを掛けイモ添えて葉っぱ飾れば、20€位平気で取れる贅沢な一品だ。時差ボケに打ち克て!


人気ブログランキングへ

我が家の収穫祭

土曜日の朝。何故か冷蔵庫に横文字の並んだソーセージがある。それをしっかり焼き目をつけて焼いて頂く。う~ん、美味。これはどうしたんだ?さて我が家のプランター栽培は大賑わい、トマトとキュウリは立派に実った。ゴーヤもこれからどんどん生る。早速収穫してサラダにしていただく。いいですな。家電量販店に両親を連れて行き、買い物帰りに、回る寿司屋の回らないテーブル席へ。生でこうやって美味しく魚が頂けるってぇのは有難いことだな。


人気ブログランキングへ

梅雨の日本

ほぼ定刻に成田着、穏やかなフライトだった。何ていうのかこの日本の梅雨時の空気感。それでも今日は日差しは強いけれどさらっとしていた方かな。一旦預けた宅配便を取りやめスーツケース2個をバスに乗せ一之江へ。我が赤い車、ドイツの大衆車に乗せて無事帰館。モコとうめ、熱烈歓迎。覚えていてくれてありがと。荷解きはお皿が無事で何より。あれ?何だか冷たいものが入っているぞ。白~と何かをそのまま冷蔵庫へ。スカイプでベルリンから約束していた散歩に連れていく。少し足元がふらふらだ。母と妻が用意してくれていた日本の料理とヱビスで一息。住み始めて3ヶ月の我が家、うん、我が家に帰って来た感がある。ほっとした。ただいま~。


人気ブログランキングへ

出発の朝

出発の朝、大掃除。今日のフライトは午後なので、まずスーパーに行ってみる。スーツケースに詰め込むものを求め最後のあがき。しっかり朝ごはんを作る。オムレツにご飯と味噌汁。書斎と寝室に暫しの別れを告げ、窓と鍵を閉め、ごみを捨て、同居人のRさんに置手紙。彼女は中々優秀でこちらでの活躍が楽しみだ。3階がちょいと不便に感じる瞬間、スーツケースの上げ下ろし。丹田に力を込めて23キロを2回一気に下ろす。でも左肩は全く使えないので実質右腕が張り切る。今回のタクシーの運ちゃん、トヨタ製、英語が流暢で話が早い。さて空港はいつになったら移動するのだろう。今回もアムス経由。以前来た時に美味しくてまた食べたかったピザを探すも今日は無い。帰りの日本行きは11時間弱、穏やかに飛ぶ。隣はスペイン人の若いカップル。機内食は今回は何れもいまひとつだったかな。でもそれは余り重要ではない、いつもつまみにしてワインを頂くことになる。快適に過ごせるかどうか、時差対策が上手くできるかどうかというところで、さて今度はいつ来れるかな。 


人気ブログランキングへ

ベルリン・シュターツカペレ

今日はようやく天気が戻ってきた。朝食を頂く前に散歩がてら「ラビーン」へ。かつて新宿伊勢丹でここから空輸して販売されていた老舗のバウムクーヘンを作る洋菓子店だ。日本のデパ地下に在りがちな口溶けの良いふかふかのそれとは一線を画すしっとり重厚なものだ。値段もなかなか。手頃な大きさのものを選んで帰る。一度回すと90分掛かる洗濯機を3回、一度回すと160分掛かる食洗機を回す。全く生産性の悪い代物ながら、他のことができる利点はある。アパートの周辺は知らぬ間にスーパーが乱立。そんな発見をしながら「宇田川」へ長岡の合唱団員がお作りになった日本の着物に模して作られた紙細工に一本ずつ入った楊枝を届けに行った。ドイツ人は喜ぶものだろう。さて、今宵はフィルハーモニーでのコンサート。表題のオケとヤニック・ネゼ=セガンの共演。前半はピョートル・アンデルジェフスキーのピアノによるモーツァルトとシマノフスキーのコンチェルト、シマノフスキーが良かった。後半はショスタコーヴィチ5番のシンフォニー。いい指揮者だ。小柄ながら出てくる音楽が面白い。今日は初日、明日どんな展開になるか聴いてみたいカップルだ。売店でCDを求め隣のマテイキルヒで行われていたベルリン芸大のトロンボーン科発表会に顔を出しバスに乗って帰館。今夜は楽しい演奏会だった。う~ん、日本でももっと演奏会に足を運びたいのにその時間を余り上手に生み出せない。今後の課題だな。高校生の頃は週に5~6日は演奏会に通っていたことを思い出す。やはりそこで色々なことを感じて吸収したんだな。


人気ブログランキングへ

雨のベルリン

何ということ。気温11度、近所に買い物に行こうにもしっかり着込まないと寒い。ストーブを思わず点けたくなる。今日は豚の首周りの肉を買って生姜焼きの日。玉ねぎをおろし金ですり、だし醤油、酒、にんにく、勿論生姜をたっぷり入れて漬け込む。一枚は明日用に冷蔵庫。イタリア産コシヒカリを炊いて、自宅近所の味噌屋の漬物と共に頂く。至福の時。それにしてもよく降り続く市内。20度以上の気温差にも困ったものだ。こんな時は、部屋で楽譜読み、日本とメールでやり取り。日本にいる時には考えないような発想でいろいろなことを思い巡らせる。オペラや演奏会の広報の面白みや情報量は流石だ。これから4年くらいの間にやって行きたい事を整理しておこう。敢えて時間をとってこの地に来ている意義がそんなところにも見出せる。そう言えば、この初夏の名物、白アスパラをそのものでまだ頂いていないなぁ。これはいけない、何とかせねば。 


人気ブログランキングへ

鳥のさえずり in ベルリン

鳥たちの声は昨年こんなに元気だったかなぁ。その声で目覚める。ヴァルトビューネでは、子どもの叫び声に皆敏感になっていたのだけれど、オケの弱奏時に聞こえて来る小鳥のさえずりは微笑ましく共に音楽を聴いているようだったな。今日は月曜日、既に夏季休暇に入っているベルリンは、どこも何気に開放感がある。今日は注文していた食器が届いたと電話が入り取りに行く。郵便局でわれものを包むぷちぷちを求め、その足で町をぷらぷらと歩く。新しく建ったお店を物色。何も買わないけれど、ここの人たちがどんなものを好んでいるのかその感覚に触れようと物色するも、ちょっと合わないな。近所のデパート広場の地面にペインティングアートが描かれていて、絶壁を渡るつり橋の絵、スケールの大きさに思わず見惚れる。洗濯もし、買い物をし、今夜は急遽カリブルストで食事を済ませてしまった。インビスに並ぶ隣の夫婦はソーセージを2本ずつ注文していた。ほぅ、そんなに食べちゃうわけ。さて鳥の話題、ここには競うように啼ける環境があるということだ。日本だってちょっと森に行けば元気に啼いているに違いない。でもこちらの鳥たちは声が良い。そしてデカイ。食べているものが違うのだろうか。


人気ブログランキングへ

日曜日 in ベルリン

穏やかな日曜日の朝。散歩をして2重に広がる虹を見た。今日は予定を変更しゆっくり過ごすことにした。いやいやいつもこちらではゆっくりと過ごしている。昼前に予定されていたデュダメル=シュターツカペレが公演中止、払い戻し扱いになり、2日前に報せのメールが届いていた。というわけで日曜日らしい日曜日を過ごす。今日は残った食材と仲良くする日、たんぱく質系は鶏を焼く。飽きない。炭水化物系は、にんにくでオリーブ油の香り付けをし、ズッキーニと玉ねぎをとろとろ炒めパスタと和える。うん、美味。これは日本でもやってみよう。夏以降の日本での活動に関する話を進める。ソリストの選定、ゲストコンマス決めにプログラミング、今年の後半は引き続き大切な本番が続く。東京、大阪や静岡でのオケの公演、長岡・見附、佐久や鹿児島とのやり取りもこの際に色々と進める。この秋、新しいことも始める、そのエネルギーをしっかりと蓄えておこう。


人気ブログランキングへ

ヴァルトビューネ 2013 ベルリンの夏

明け方まで夏至を祝っていたのか日本のことのデスクワークをしながら何と3時半には中庭の小鳥や大鳥たちが鳴き始めた。日の出と共に就寝、久々の寝坊10時。穏やかに晴れた。 日曜のためにとスーパーで少し買い物をする。ほうれん草を大袋で。早速お湯を沸かし豪快に煮出す。胡麻和えに化け、オムレツの具に取っておく。少し早めに支度をし、小さなリュックにビニールシートとイケアのクッション、ぺットボトルを1本携えて。ヴァルトビューネは4回目かな。家から30分で最寄り駅に着く。オリンピックスタジアムの駅を過ぎると突然森の中へ。同じような格好をした人の流れに身を委ね、会場へ。そうだった、ここで手荷物チェック。手ぶらの人は優先レーンに通される。しっかり小1時間。さて我が席は舞台手前の芝生席。いやそんなことは書いてないし芝生も無い。土間。この開放的なすり鉢に物凄い人の集う雰囲気が良い。皆ベルリンの夏を満喫している。何と昨日フィルハーモニーで舞っていた針山愛美さんとばったり会う。休憩時に久々に暫し色々な話が出来た。素敵なアーティストだ。さてお目当てのベルリンフィル=ラトルの一夜。メンデルスゾーンのVn協はCristian Tetzlaffのソロ、好きだな。そして第九。新境地。踏み込んだ大胆な表現、テンポの変化、目の離せない75分間。合唱は明るいサウンド。ソリストはいろいろ。大変面白かった。リンケの「ベルリンの風」は大盛り上がりでお開き。人混みに揉まれながら日が替わる頃に帰館。またいつか来られるかなぁ。第九の譜面を読み起こしてみよう。今年も年末にひとつお話を頂いている。楽しみだ。


人気ブログランキングへ

夏至 コンサートのはしご in ベルリン

金曜日の今日は少し気温も穏やかになった。こちらに来る直前はドイツや東欧で物凄い洪水に見舞われていたようで、突然の34度の猛暑も気象異常そのものだ。米ミシガン大のK.キースラー教授による指揮者講習会の発表会というものに出かけてみる。小生もかつてこんな頃があったなぁ、と思いつつ各国から集まった12名の指揮者がベートーヴェンのシンフォニーの各楽章を振り分けるという所謂レッスンの成果発表会のようなものを聴く。否、今でこそ、こっそり受講したり、教えを請いたいものだ。別にこっそりでなくてもよいけれど。氏は指揮者の仕事をマラソンに例えていたが、そのゴールはないわけだ。ドイツ人のオケを相手に苦闘する受講生たち、色々と考えさせられた。既に夜の10時を回っていた。それもそのはず、第3.5.7の交響曲に序曲とあらば体力勝負のオーケストラに敬意を。今日は夏至、日が沈んでいるのは7時間。途中で失礼し、地下鉄を乗り継ぎお次は夏至の演奏会?みたいな企画。フィルハーモニーのカンマーザールで行われたのはベルリンフィルのヴァイオリニストH.Birkholz氏とチェロのD.Riniker氏、そして国立バレエの日本人ダンサー針山愛美さんの3人でのパフォーマンス。キリスト教史前の、播種、収穫と成長の神々との行いや、即興的な趣のある演奏と舞。シュトックハウゼンの2曲のオルゴールの作品の他に、1時間一本勝負。瞑想の時間といったところか。スクリーンを使い日本の風景とともに舞う針山さんはそれは深みのある美しさを醸す。チェロが素晴らしかった。ということで11時半開演、0時半終演。家の前に向かうバスはまだあった。今日のお夜食はカリーブルスト。早速針山さんに久々にメール、返事も頂いた。面白い企画だなぁ。日本では終電で出来ない類のコンサートだな。短いヨーロッパの夏に乾杯。んで、これは何? 


人気ブログランキングへ

肉!ベルリン

朝からよく晴れ気温も上がる。暑さで目が覚めたほどだ。日本からカルピスを持ってきた。おまけのコップが可愛い上に美味しく作れる分量のメモリが付いていて思わず手にしてしまったものだ。炭酸水を買ってきて割っていただく。昨日は鶏スープにはじまり、冷蔵庫の中の、連れ出せと煩い食材たちをサンドイッチにして消費。我が家のお気に入り陶器メーカーのお店を物色。隣のスーパーで牛肉を。その扱う部位の多さにいつも迷う。いつもはアントレコットが多いが今日はhohe rippeなるこれも肩かリブロース。でかい塊からステーキ用にと1枚だけ切り分けてもらうも、包丁を入れる箇所が!450グラム!だからこちらの人はでかいのね。にんにくのチップを作り、ポテトとにんじんを茹で、それはそれは豪快に焼く。立ち込める煙に「う~ん好きな匂い!」と住人。程よい噛み応えにジューシーな旨味がある。また少し元気が出た。日本での溜まったお仕事を少しずつこなし、新しいお話も頂く。4年前には考えても見なかったことだ。スカイプで日本の我が家の様子を知る。わんこたちも実体のない声の主に不思議な面持ち。夜、突然風が吹き込み、猛烈な嵐、雷、大粒の雨!ベートーヴェン「田園」の4楽章を思い起こさせる。ジュネーブでは雹が振ったとか。極端やな。これが今のベルリン。 


人気ブログランキングへ

9時半万歳 ベルリン

日中気温は33度まで跳ね上がる。今日は無性にそうめんをつるつるしたくて、下のスーパーでらっきょうのような浅葱のようなものを求めてくる。う~ん、日本人。まだ午前中は良かったのだが、時間と共に室内も気温が上昇。湿気が少なめなのが救いだ。風があれば何も問題ないがしっかり水分補給をする。ビールとか。夕方注文した楽譜を取りにDussmannへ。長岡市民合唱団で使うドイツ人のミサの楽譜追加分買って来ましたよ~。その他これから年末に向けて演奏会で使う楽譜を揃える。家に戻って、キャベツと鶏のスープを大量に作る。それをつまみに寝室兼居間の窓を全開にし、キンキンに冷やしたビールを開ける。う~んっ、ベルリン9時半ばんざい!そろそろ夏至かな?4時40分頃に夜が明け、夜9時半過ぎに日没、なお10時頃まで空は鮮やかな夕焼け。なんじゃこりゃ。


人気ブログランキングへ

お誘い ベルリンで第九を歌いませんか?ベルリン響との共演!

最新情報!!

今回共演のオーケストラは「Berlin Symphoniker(ベルリン交響楽団)」が全面的に演奏に参加することになりました。どうぞ奮ってご参加下さい。詳細をご案内いたしますので、ご連絡下さい。yosukefunabashi@gmail.com ツアーの申込み締め切りは 8月31日です。



<第九演奏会参加のお誘い>

来る14年3月31日 ベルリンの小生のアパートからバスで18分のところにある、

世界最高峰のオーケストラの本拠地、ベルリンフィルハーモニーの大ホールで
小生の師匠でもある汐澤安彦先生指揮による、ベートーヴェンの第九演奏会が開かれることになりました。

このたび、合唱団の参加者を募り、日本から一緒に歌う方々と現地の歌手たちのまとめ役として合唱指揮を仰せつかっております。
つきましては広く参加者を募集いたします。
どうぞベルリンでご一緒に美味しいビールを飲みながら良い音楽を共にいたしましょう。
<ツアーの概要>
東京・ベルリン友好姉妹都市提携20周年記念「第九」特別演奏会 
開催日・本番 14年3月31日 20:00開演 ベルリン フィルハーモニー
成田出発        3月28日午前  同日 夜 現地着 
(地方から参加の方は27日成田泊手配)
4月1日現地発2日成田着 または ウィーン観光後 4月4日日本着OPツアーもあります。
管弦楽:ベルリン交響楽団(Berlin Symphoniker)および日本からの管弦楽奏者
合唱:東京・ベルリン友好姉妹都市提携20周年 日独祝祭記念「第九」合唱団
指揮: 汐澤 安彦 
合唱指揮: 船橋 洋介
合唱は第九経験者、現在、東京での稽古を予定しています。
オーケストラでの参加、演奏されずに応援に来ていただける方も同時に募集いたします。
企画・主催 (一般社団法人)国際親善音楽交流協会
☆このホールは、どんなにステージから離れた席でも、音楽の細やかなニュアンスも感じ取れるバランスの良い素晴らしいホールです。無駄に響きすぎるわけでもありませんし、でも遠くで飴の包みを開ける音の主もわかってしまう程です。一聴の価値はあります。小生もトレーニングし直して、本番は合唱でも参加させていただこうと思っています。
ご興味のある方、どうぞお問い合わせ下さい。
 船橋洋介 yosukefunabashi@gmail.com


人気ブログランキングへ

カレーinベルリン

今日は一日家に居た。無性にカレーライスが食べたくなって、じゃがいも一個、にんじん一本、たまねぎ一個、ズッキーニ一本だけちまちま買い求める。レジでは各々重さを測って値段を付けるので極めて面倒な客だろうな。そんなこたぁ関係な~い。カレーが食べたいのだ。300グラムある鶏の骨付き足をオリーブオイルとにんにくで焼き、野菜を入れ水で煮込む。ここでしっかり灰汁をとるのが大変だ。鶏から要らない脂も多い。ズッキーニとブラウンマッシュルームは煮込まない。カレールーだけでは面白くないのでトマトペーストに香辛料関係を投入。日本の味噌漬けを刻んで添える。う~ん。良いんじゃない?流石にじゃがいもが美味しい。食べ終わると脱出前のがってんでウェルシュ菌に注意と、カレーをちゃんと覚ます。一日家に居たのはオバマの来独で街中でのパスポートチェックが厳しいという日本人の話からだ。大人しくしていた。日本とのお仕事のやり取りをする。今日は気持ちの良い風の一日。湿気が少ないのが何よりだ。師匠のベルリンでの第九公演企画続報が届く。皆さん如何ですか?ビールご馳走しますよ!


人気ブログランキングへ

ベルリン 和食ばんざい

今の季節だからかこちらのスーパーは野菜も果物も豊富だ。ロンドンで食べたルッコラのサラダにはまって以来ベルリンに来るとルッコラを大量に消費する。東京のプランターはよく育たない。サラダに生ハムを巻いて朝ごはん。卵オムレツはいつものように。昼はオリーブ油とにんにくを熱してトマトジュースを入れた中にスパゲッティの乾麺を投入。鍋一つでできちゃうポモドーロ、これは旨い。とやる事をやる合間の食事は楽しく作ろう。何時に無く小鳥たちのさえずりが賑やかだ。そんなこんなしているところに付属高校の後輩、ピアニストの沢野智子さんから夕食のお誘い。昼を食べ過ぎたのでちょっと遅れて出かける。ということで歩いて6分Feuerbachstr.の「宇田川」さん http://www.restaurant-udagawa.com/jp/jp_index.htmlへ。ちゃんとなんでも手間隙かけていることは一品頼めば直ぐにわかる。今が旬の白アスパラと緑のアスパラの春巻き、お寿司を頂く。日本の食文化が日本人の心とか美徳を醸し出す。仕事仲間のピアニストと音楽療法士の研究をする日本人女性と合流。色々な話に及んだが、中でも日本人と西欧人のものの考え方、人との接し方、教育のあり方、こちらで戦い続ける頼もしい彼女たちが語るその価値観や文化の違いを聞き、如何にタフにスイッチを切り替えられるか、こちらで生きる難しさを垣間見た。成程ここで仕事をし音楽で身を立てるにはすんなり順応できる人も居るだろうけれど、苦労は見て取れる。同居人の若い学生さんもこれから荒波に揉まれて戦い進むわけだ。今回は本番が流れたが次を目指そう。


人気ブログランキングへ

バレンボイム 野外コンサート

今朝も気持ちの良い空。朝は昨夜の鶏スープにサラダ、コーヒーはちょっとミルクを入れていただく。日曜の今日はサイトで見つけた野外コンサートに出かける。国立歌劇場の脇にあるBebelplatzでシュターツカペレのライブ。スポンサーにBMWが付き大々的なものだ。遥か下手から、それでもモニターとバレンボイムの指揮が直接見える所に立って聴く。先日サントリーホールで共演をした首席トランペットのRainer Auerbach氏も演奏してらした。マイスタージンガー前奏曲に始まりLisa BatiashviliのソロでブラームスのVnコンチェルト、休憩無しでそのままべートーヴェン7番のシンフォニー。おまけにローエングリン3幕の前奏曲をアンコールと、本格的なプログラム。マイクを通してながら、十分に楽しめた。本番で音程直したり、テンポの設定を変えたりとやりたい放題、しかしオケは即座に見事な順応ぶり。物凄い数の聴衆に日本でこんなことが出来たらなぁと、夢を見る。そのまま帰ってはと、バスに乗って市内巡り、Zoo駅のスーパーで買出し家に戻る。高校の時の同級生寺田君が来ていると知り、夜22時過ぎにPozdamer Platzに向かう。四半世紀ぶりの再会。高校1年の時に彼の伴奏をしたり即興を楽しんだりした記憶が蘇る。あの時のまま変わらずいい奴で嬉しかった。また東京でも会えるな。具志君も合流をし、繁華街といっても殆どどこも閉まっているがビールで語る。最後の深夜バスに乗り込んだのは3時。ほっとし家に辿り着くと、Rさん内鍵掛けて寝よった。あ”~!!申し訳無いが日本の携帯でベルリンからベルリンにある日本の携帯にSMSメールを送る。起きてくれてありがと。


人気ブログランキングへ

戦争レクイエム

いつもの時差順応切替作業は真夜中にトイレに起き、再び寝て健康的な時間に目を覚ます。それは鐘の音とともに綺麗な声で鳴く鳥たちがいつでも起きなさい、と心地良く促してくれるからだ。起床して近くの市場へ散歩。白アスパラを横目にコーヒーの粉を求め、朝食を作る。東京でも同じものを飲んでいるのに何が違うのだろう、この旨さは。マッシュルーム入りオニオンオムレツにサラダ、トーストを頂く。こちらにいると、如何に日本で心に余裕のない生活を送っているかがわかる。今回日本からお米を忘れて来た。アジアンスーパーで1キロ求める。このところの円安で前回10を掛けていたものにさらに3割足さなければならないのは痛い。店の閉まる日曜に備えて食材を買い込む。メインは豚の骨付きあばら肉と鶏の足。鶏は4本1キロ強で3€。かつての300円が400円になる話だ。さて日常を忘れ、バスに乗り込みフィルハーモニーへ。ベルリンフィル標記のプログラム。ラトル氏の10メートル後方にて鑑賞。やっぱ、巧いわ。オケの中の室内楽を上手に配し、下手45度奥天井桟敷に少年合唱。放送合唱団の深い豊かな表現力、オーケストラのアンサンブル力は言うこと無し、詩の中に込められた言葉とその音楽の対話に没頭させてもらう。Mo.は演奏者の主体性に委ねられるところは委ね、90分間良い流れを作り上げた。エミリー・マギー、ジョンMアインスリー、マティアス・ゲルネの声楽陣も説得力。戦争のない世界をと祈りをともに終演を迎える。東京でも大野さんが振られるようで聴きたかったが残念。まだ空も明るいうちに帰宅。鶏と白菜スープは今宵のディナー。皆様良い休日を。


人気ブログランキングへ

脱出

殆ど仮眠状態で朝風呂に入り、和朝食の食べ納め。赤い車に乗って一之江駅へ。やる気の無かった梅雨もそれらしい雨。楽譜の他は空気のようなものばかり詰め込んだスーツケースを2個リムジンに預け、妻に見送られ成田へ。今回はKLM、天候不良とやら、機内で足止め1時間。しかし既にモードは欧州仕様、日本にいるときは必要以上に気にする時間もカリカリせずに構える。ハイネケンを頂きレ・ミゼラブルと終の信託を観る。長旅の筈なのに今回は時間もあまり気にならない。1時間遅れに従って乗り継ぎはダッシュ。何気にスキポールはデカイ空港だ。お次はちっこい飛行機でベルリンへ。空から眺めるベルリンの町並みは緑に溢れ清々しい景色が広がる。空港に着いて荷物が出てくるまで待つこと1時間。待合の外、直ぐそこに自分の荷物が見えているのにそこで働く人がいない。新空港開港は何時の事やら。タクシーに乗り込み我が家へ。ただいま!早速部屋の窓を開けると爽やかな風が小鳥の囀りとともに舞い込んで来る。深呼吸。ここで夜の7時半。眠気はピークに達したが、今日の日の入り9時半のベルリン、外はまだ明るい。Sバーンに乗ってドゥスマンへ、来シーズンに使う楽譜の注文。10時に閉まる家の前のスーパーでぎりぎり朝ご飯の調達。小生の留守を預かってくれるRさんも帰宅。荷を解き小腹が空いたので、初日からカリーブルストのお世話になる。旨いんだなこれが。困ったもんだ。今回ベルリンでの本番は流れてしまったので、切り替えて蓄えよう。脂肪?送り出してくれた妻と両親に感謝だ。長い一日の終了。


人気ブログランキングへ

荷造り

朝から地震のような揺れに目を覚ます。隣母校の解体工事は、一緒に新居まで壊されそうな勢い。埃も立つし、もうちょっと考えて大人しくやってもらいたいものだ。午前中、都税事務所の担当官が見える。新居の調査だ。予め資料を揃えおそらくスムーズにことを進める。いったいこれからどれだけお金がかかるのだろう。いやぁ実に恐ろしい。雨でわんこの散歩はおあずけだ。夜は家族でいつもの回るお寿司屋へ,久々だ。荷造りをする。しかしスーツケースに入れるものが無い。楽譜少量と貰った薬程度。その上スーツケースをもう一つ引っ張り出して使い捨てスリッパやティッシュペーパー、土産だか自分のつまみだかになる品々で嵩を増す。モコとうめと戯れ仮眠。ちょっくら行ってくるか。


人気ブログランキングへ

ハイカロリーvsお医者

久々にお仕事を離れた時間を過ごす。昼前に音楽評論家O氏にお呼ばれし神楽坂で美味しい蕎麦をご馳走になる。星の付いた蕎麦屋なんて初めてだ。喉越しも去ることながら香りがよい。アナゴのてんぷらなんて違反だ。午後の予定の意義を無視して老舗甘味処へ。成程、こういったところがちゃんと存続している東京は捨てたものではない。色々な話に及んだが、これからの自身の位置を考える。さて、大江戸線に乗って新宿線に乗り換え、これがまたスムーズで至便。船堀の内科へ区の検診の結果を持って出かける。検査は日を改めてということに。そりゃそうらて、数値をしっかり上げて行くんじゃあちょっとねぇ。お次は家の隣の掛かり付け医、そこは何故か閉まっていてA診療所で「元気ですが薬下さい」と無理をお願いする。3軒目は車で行徳まで出向き整形外科へ。ステロイドを打って貰い、痛みを抑える。お医者のはしご3軒は初めてだ。

人気ブログランキングへ

モコとうめ 其の2

モコとうめ
モコとうめ別アングル。ちなみにモコは黒くて何処が目だかわからない。うめは四角いモップ状態になる。


人気ブログランキングへ

十全なす

慌しい火曜日。早めに起きてホテルで朝食。朝食コーナーがリニューアルし少し雰囲気が変わった。関整骨院へ出向く。鍼は場合によって効き過ぎてだるくなることもあるので整体だけお願いしようと思ったが、されるがままお任せする。藁にも縋りたい気持ち。駅ビルのスーパーで茄子漬をゲット。にんまり。お酒を少し求め、東京から一之江へ。30分で我が家の最寄り駅に着けるとはどうやら便利なところに住んでいるらしい。迎えの車の運転を換わって小岩のコミュニティーセンターへ、妻の健康診断だ。若くても機会があれば受診しておくほうが良い。葛西へ出て、家で必要なものなどを所望。モコとうめの散歩をする。メールや電話でお仕事のやり取り。今日もフル稼働。茄子漬、たまらんね。


人気ブログランキングへ

定演後の合唱団

2日連ちゃんの本番を終え、のんびり出来るわけでもなく追い討ちを掛けるように朝から隣の解体工事の振動騒音がストレスと共に押し寄せる。気分転換に昼はパスタを作る。ボロネーゼと、ポモドーロは我が家のバジルをたんまりのせて、概ね好評。リュックに荷物を詰めて長岡へ。バスに乗り込みリリックホールへは団員さんと一緒になる。発声をして次回の定演の曲のスタート。20余年のお付き合い、続けることは平坦ではない。色々なことがあったけれど変わらぬスタンスで今ある合唱団と、その時々のメンバーのことだけを考えてきた結果があるだけだ。演奏会が終わっても余り団員さんからの声が上がって来ないのは相変わらず少し残念だけれど、それなりに満足しておられるのだろうか。敢えて指導者を増やして色々な角度から音楽に触れ親しんでもらうこと、気が付いたら初心者もベテランも一つの和が生まれていい音楽をしていた、というやり方は「市民合唱団」ならではと自負する。指揮者として求められるお付き合いの仕方が自然な流れで生まれた形だな。一つの節目を経て今日もいい声が聞こえてきた。日本の歌も大事にするし、これからもあちらの音楽も積極的にチャレンジしていこう。ファミレスで肉食べちゃった。働け腹筋。


人気ブログランキングへ

東洋大学管弦楽団定期

覚め遣らぬ前日の公演の高揚のあとどうやって休んだか余り記憶の無いまま、朝を向かえ赤い車を走らせる。和光のサンアゼリアでは10時半から東洋大学のゲネプロ。全員が初めて揃って普通はしない、エキストラを含めたオーケストラ運営の姿勢に苦言を呈する。今回もお声掛け下さった定成先生への思いがあるからこそだ。本番は何かとあったけれど学生諸君の直向さは音楽のあるべき姿をしっかりとお客様に届けたことと思う。学生が主体となって演奏会を一つ作るのだからそれは相当の労力を要する。でもこれまで、剥がれるめっきを掛けるようなリハーサルをせずに直球で付き合った結果が随所に現れていたような気もして、勝手にポジティヴな気分で打ち上げに顔を出した。発展を祈りたい。出合いに感謝。


人気ブログランキングへ

音楽交流NPOクウォーター・グッド・オフィス オペラティック・ガラ

サントリーホールでの一夜。ゲネプロから本番までの時間の流れは膨大な曲の音楽の持つエネルギーとの戦い。しかし長いコンサートだった。多くの共演者に協力を頂き3時間を越す本番を終えた。音楽を愛するプレイヤーと聴衆が心通う空間になったと感じている。出合いの機会を与えて下さったことに心からの感謝を。仕出しのお寿司の味がわからなかった程に時間の流れが早くも遅くも感じる一日。途中熱中症、脱水症状が限界に達していたのも次の音楽を考えると身体は何とか言うことを聞いてくれた。足や手指が脱水によってつっていたのを誰も気付くことはない。痛みに耐えるのみ。流石に昨今の左肩の激痛は動きの制限を余儀なくされる。それまでは痛いから動かさないのではなくてこう表現したいから動かしたら激痛が走って意識が飛び、すぐさまそれを忘れて音楽のエネルギーを追いかけることに戻すと、また同じことの繰り返しという始末。きっと同じ思いをしている同業者は、お医者まで紹介いただいた今は亡き岩城宏之先生をはじめ大勢要ることだろう。出演者、スタッフの皆さんに直接挨拶を申し上げたかったのだけれど、今日は失礼して正解だろう。大勢のお客様の拍手に心からの感謝を。次を目指して精進をしよう。 


人気ブログランキングへ

スタジオリハーサル

幡ヶ谷のスタジオは色々な場面で伺う機会があったが、今日は土曜日のためのリハーサル。錚々たる日本を代表するアーティストが結集した。ようやく演奏会の全貌が見えてきた。自分の振る曲がこの最近まで良くわからない状況は良いことではないが、主催者の想いが込められた一夜になるのは間違いない。極力無駄の無い、効率も考えたリハーサルを進めたつもりも、曲の多さと諸々の流れで、時間オーバーとなった。協力して下さったアーティストに感謝をしつつ、本番が良いものになるようにと願うばかりだ。今日も脱水症状の中で務めた。それにしても家から一本で通えるのは有難い。久々に地下鉄でリハーサルへ。出合いに感謝。


人気ブログランキングへ

朝霞校舎

木曜の今日は東洋大のオケリハーサル最後の日。朝霞校舎に車で通うのも今日で最後だ。学生の活動のために作られた校舎ながら、リハーサルには不都合なこともある。練習中に要らない音が洩れ聞こえ学生が自分たちの音に集中できない事態。時間を掛ければかけた分少しずつ形になっていく。汗だくになり3時間のリハを終える。車を飛ばし、急遽明日のリハーサルに必要な楽譜の複製を作りに神田へ向かう。どんな状況下にあっても時間は確実に過ぎてゆく。今この時、あとは気力だ。 


人気ブログランキングへ

東洋大学のゲネプロ

水曜の今日は東洋大管のゲネプロと称するリハーサルの日。朝霞の校舎で全曲を通す。学生諸君の努力が現れる箇所が増えた。ここまででやり切れていないことは本番にも出せない。しかし全員揃わない中ではプローべも間々ならない。本番当日もリハをすることを伝える。良いところがどんどん増えているだけに。おかれた環境の中で条件の中でどれだけ結果を出せるかを問われるも、そもそも環境と条件が揃わないことがしばしばある。ひとつひとつを大事にしていくのみだ。神田に出て昨日仕上がってきた楽譜のコピーを撮る。美味しそうな居酒屋を横目に足早に帰館。モコとうめは癒しの存在。


人気ブログランキングへ

合唱プローべ

火曜日の今日はかつて大阪フィルのソリストあわせで利用した、サントリーホール裏手のスタジオへ。東京オペラシンガーズの皆さんとは今回の公演のおつながりで5年前の第九でもお世話になった。それまで東京フィルや合唱指揮でのお付き合いがあったが今回も自ら指揮をする楽しみなプローべ。相変わらず良く声が出る。メンバーからの良い提案や協力的な空気が支配する。こうもりは暗譜、もう楽譜も要らない。新曲を編曲者と共に聴く。オーケストラとのコラボが楽しみなところだ。今回初めて振るマスネの瞑想曲に合唱が付くという面白いものもある。休憩を取らずに90分。本番どうぞよろしく。帰りはサントリーの中にある成城石井スーパーで面白いものを求めて帰る。


人気ブログランキングへ

調整日

調整日というのを設けているが、活かされたことが余り無い。本番の明くる日移動やコンディションを整えるためにと20年来意識しているのだけれど大抵何か拠ん所のない事象が生まれる。面白いもんだね。今必要なのは体調の維持と頭の切り替え。実際には楽譜作りに次の本番の打合せ、事後処理とむしろ休む間などない。昔は長岡の本番の後は明け方まで飲んでぐるんぐるん状態で新幹線というパターンが多かったけれど、今日は平日だ。一つの節目を経て合唱団はまた歩みをはじめる。学生時代に勉強したヴォルフの歌曲でも読み直したい気分だ。地盤のゆるい我が家を揺るがす学校の解体工事はやりたい放題。いろいろと重なるこんなとき如何に自分を見失わないで前を見て歩くか。傍に佇むモコと会話が交わせたらなぁとふと思う。 


人気ブログランキングへ

長岡市民合唱団定期

長岡市民合唱団の定期本番。楽屋に可愛らしい花の籠が置かれている。この細やかな心配りが変わらずに嬉しい。アンドレ・カンプラの「レクイエム」そして岩川三郎による「富山に伝わる3つの民謡」の2作品をご披露した。大勢のお客様が拍手の花束を下さる。歌い込んで来た成果が出せたのではないだろうか。共演者の直向な音楽に支えられてまたひとつ歴史を刻んだ。楽屋に懐かしいお顔が訪ねて下さる。打ち上げでは色々な想いが込み上げた。とことん飲みたい気分だったが今日のうちに帰京。皆様ありがとうございました。 


人気ブログランキングへ

長岡のオルガン

長岡にイタリア製のポジティフオルガンが寄贈された。シンプルながら協調し主張するその音色を味わった。700席のキャパに相応しい。これから活躍するシーンが楽しみだ。リハーサルは2時から客演の黒川さんのアンサンブルを招いて進める。カンプラも面白いものになりそうだ。お洒落なレクイエム。生を受けたと同時に確実に死に向かって歩み始めるその事実と、その生死観をキリスト教音楽の中で捉えたときに全く新たな発想を与えてくれた作品だ。3拍子の選択は時代とその様式の中にあって精彩を放つ。ピアノと打楽器による日本語はさらにヒートアップしてえらいことになっている。明日に元気をとっておこ。合唱団にとっては今回の順番のプロで正解だったな、とプローべを進めながらふと思った。発声練習に立会い、オケのプローべをし、ホールでの調整をしながら、合唱団の合唱指揮と本指揮の立場の外してはならないそのあり方の本質を20余年実地で体験してきたことを改めて認識する。それは指揮者として大きな財産だ。駅前で妻と軽く食事を済ませる。痛み止めも効いていない。休めるかな。


人気ブログランキングへ

« May 2013 | Main | July 2013 »