ゆったり
何も無ければ大抵楽譜とにらめっこの日々、土曜日の今日は本番はないので少しゆったりする。それはコンサートで消費した肉体的なものを戻しつつ、本番での精神的な高揚とか葛藤とか、反省とかを落ち着かせ次への英気を養うものかな。本番の明くる日はいつもながら不思議な感覚。寒いこの時期、木造の今の我が家はモコの体温が心地良い。明け方決まって潜り込んで来る環境を作っちゃったのは問題かと思いつつも、親離れする前に我が家に連れて来られた彼女を思うとせめて休むときくらいは一緒に温まっていてあげたい、と、自分が温まりたいんぢゃなくて。でも相変わらず顔も尻もどこがどこだか分からない位に黒いやんちゃな仔は我が家の心をひとつに繋いでくれている。6月の長岡でのコンサートの共演者との打ち合わせも徐々に進む。チェロのKさんとのコラボはは何より楽しみだ。夜、ゆったりとした揺れの地震が来た。テレビを点けると既に情報は流れていて北海道の震源はその4分に間に伝わって来たわけだ。あの日以来いろんなことが意識の中で変わった。このブログ然り。ふとありがたい日常を思う。
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