エイプリルフール
ここベルリンに縁があって植えられ育つ桜は今、見頃を迎えているようだ。楽譜を読んだりしたいことをして過ごすのはいつもと変わらない日曜日。良い天気だけど少し寒いので湖に行くのは却下。その代わり昼にフォイアーバッハシュトラッセの宇田川で天麩羅定食を食す。パプリカやズッキーニを揚げたものが美味しい。もう直ぐ売り場面積が倍増するデパート、カールシュタットでダルマイヤのコーヒーが500グラム特価400円で売っているのを発見。お土産に買い求める。今日は一日ゆっくり家で過ごそうと思っていたのだけれど、フィルハーモニーでよく存じ上げない指揮者の「第九」のコンサートがあるのを見付けた。申し訳ないけれど期待をせずに当日券を64€で求め、聴いてみる。え”~??何気に面白い。合唱はとにかく上手でそれは良い。音楽のアプローチが、そ、それは無いでしょうと先入観で聴きはじめたのだけれど、音楽も自分の趣味では無いけれど、強い説得力を持って飛び込んでくる。何なのだろう。良いものは良い、面白いものは面白いと、否定からはじまるものではない受容をする自分がいる。心をニュートラルに置くことが出来て居るようだ。前座のブラームス2曲もドイツ人たちならではの息づかいを感じる。今日はエイプリルフール、何か発信すればよかったぁ。
« いよいよ4月ですね | Main | 滞在最終日 »
「音楽雑記帳 my diary」カテゴリの記事
- すみだトリフォニーの空間(2024.04.22)
- またひとつ(2024.04.21)
- 時空を超えて(2023.02.01)
- またひとつ。(2022.04.22)
- またひとつ。(2021.04.22)