ちょっとそこまで。
本番を終えて荷造りをし3時間仮眠。6時のバスで成田へ。ちょっとそこまで、とは言い過ぎながらスーツケースの中身は楽譜の他はどーでも良いようなお菓子類など。ティッシュペーパーの箱やタオルなどで隙間を埋める。いよいよもう一つの家に帰るという感覚になってきた。今回もKLMで座席の間隔の広い席を取る。隣は絵を描くツアーの女性、山登りもされるそうでお元気な方だ。色々お話しする。機内食はホテルオータニ監修とのこと。アムスでの乗り継ぎは搭乗1時間前に変更、英語が聞き取れて良かった。いずれも穏やかなフライト。今回は一人だし荷物も17キロと軽いのでバスとUバーンで帰る、35分で我が家に辿り付く。テーゲルが閉鎖になったらそうは行かないだろうな。ただいま~とか言いながら手紙をチェックし部屋で荷物をばらしパソコンの電源を入れると、突然汐澤先生がベルリンで指揮をされています、との怪メール。隣のスーパーで食材調達どころではない。結婚披露宴で祝電を頂き以来失礼していた恩師に会わねばと慌てて着替えなおしバスに乗り込む。フィルハーモニーは9時、拍手が聞こえる、え?終わっちゃったの。休憩にほっとしつつ、まだ何の演奏会だか分っていない時差と戦う頭がぐるんぐるんだ。どうやら高校生を中心とした日本の吹奏楽のツアーのようだ。師の他に2名の指揮者、無料のコンサートとあって観客も大勢。師はベルリンの聴衆の心を見事に捉えて指揮なさっていた。楽屋へ訪ねるとお元気そうな先生にお目にかかることが出来た。大学の後輩や一般大学の知人など更によく分けの分らない状態に。色々な顔に合えて嬉しかった。流石に睡魔もピークに、フィルを離れいつものカリーブルストとビールを求めベルリン生活のスタート!
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