真っ白な大地
あれから1年が経ちました。全く傷が癒えるような状況にない方々が沢山居られる中ですが、ただただ安寧な日々と震災の復興、原発の事故収束を願うばかりです。
日曜日ホテルの朝食は混み合っていた。きっと結婚式や旅行客が多く居たのだろう。軽く頂いて直ぐに支度をはじめる。見附へJRで向う。途中新潟平野の真っ白な大地に目を奪われる。陽射しが照って眩しい。何とも平和な景色、かつてこの地も地震に見舞われたことを思い起こす。駅にお迎えをいただきアルカディアへ。団員さんが音頭をとり休憩時に皆で黙祷を捧げる。引き続き食事会、こうして美味しい食事をいただけることに感謝の思いで一杯になった。今日の伴奏者Mさんに長岡まで運んでいただく。丁度思い立ってテレビをつけると震災の時刻。病気を押して述べられた天皇陛下のお言葉に胸が詰まった。仮眠を摂り、リリックホールへ。市内ピアノの先生の生徒さんの発表会で行われるアンサンブルのレッスンを仰せつかる。休憩なし4時間一本勝負。しかし良くさらってある。アンサンブルは人と素敵なものを分かち合える何とも幸せな時間だ。高校時代の先輩や演奏家達と会食。日本はこれからも地震と向き合わなければならないと思うと、複雑な気持ちになる。
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