工事断水
住まいのマンションが工事断水。周知のビラは前からもらってはいたけれど、いざそんなことになると慣れていないものだから大慌て。震災の後の水を貯めたあの頃を思いおこさせる。たかだか5時間程度とはいえ、子供のいる家庭や朝は特に困りものだ。このところ家族で地震の怖さ、現在の住まいの立地についてよく話をする。ここ江戸川区はもし大地震による津波が押し寄せてきたら間違いなく水没する地域だ。洪水による荒川江戸川の水系が氾濫してしまったらまた怖い。いつどの程度の地震が起きるか偉い先生方も良く分からないことは、起こるものとして考えていたほうが良いという結論に。幸いにも自身発生時、ティアラこうとうから我がマンションまでせいぜい2時間も掛からずに歩いて辿り着けたものだが、あの時、荒川と中川を横断する橋を渡る間、その余震と不安を煽る津波警報のサイレンには恐怖を覚えた。時間が早かったので、家路を求めて東に歩く人は然程多くなかった。その時どこにいるかで全て変わってくることだけれど、都心にいたら家まで戻ることは到底出来そうにない。また家の前の地下鉄の駅は恐ろしい。地下4階だか5階だか深さは18.7mだそうで、新中川まで200m程の所にある。マンション6階の我が家はまだしも、木造2階建ての実家はぷかぷか浮いてしまうことになるだろうか。断水のお陰で、池袋の4階のレッスン室は暫く持ち続けようかとか本気モードで色々と考える機会になった。
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