上質な時間
冷え込みは徐々に増し-2度まで下がる。昨年の披露宴に間に合わせて作ってもらったシュタイフのクマのぬいぐるみ、その店を半年振りに訪れる。子供服やさまざまな動物のぬいぐるみが愛らしい。ファスベンダーでチョコを求め、ホットチョコを再び頂く。ジンジャー味にやみつき。帰りは昼食を作るのを休んでアジアンの焼きそばボックスを持ち帰る。バスは2階建てに乗ると街の見晴らしがとても良い。一番前に座れるのはラッキーだ。洗濯大会。何度回したかな。1回1時間半かかるので、しっかり1日の計画を立てないと振り回されてしまう。そんな雑多なことを全て忘れて夜は再びベルリンフィルの演奏会へ。何とも渋いプログラムだろうか。ベリオの作品に続いてラヴァルのシェヘラザード。M.Kozena の品の良い歌と上質なオケの絶妙なバランスとサウンドが何とも心地良い。今日が初日なので明日明後日はより熟していくだろうか。後半はマーラーのリュッケルトの詞による5つの歌曲。バリバリ声を鳴らすタイプの歌手ではないのでその内容で勝負だ。こちらに来てようやくドイツ音楽に触れる。そして最後はシューベルトの「未完成」。如何にこの作品が難しく、またアプローチの可能性が無限であるか新たな発見と共に新鮮な思いで接した。ドイツが世界に誇るベルリンフィルのその表現力の幅と深さは現在のこのオーケストラの方向性を如実に伝えている。1階の2両編成のバスに乗ってベルリンフィルの側から家の前まで南下。ベルリンは-6度まで気温が下がっていた。さて、今夜の晩ご飯はカリーブルストをまた頂く。きょうは焼きソーセージにからしを塗ってパンに挟んだものを一品増やして。美味しいっす。
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