炎天下の合唱
ベルリン滞在2度目の土曜日。土曜と言えば市。赤い小さなカブをゲット。早速甘酢に漬けてみる。いつもの魚屋は白身のRotbarschをゲット。早速軽く衣を付けて焼いてみる。美味しい。今日はニュースレターで情報を得たベルリン放送合唱団のイヴェントコンサートのようなものに足を運んでみた。旧東ベルリン中央駅、現在のオストバーンホーフから歩いて5~6分にある「ラディアルシステム」というシュプレー川沿いにある、かつて下水処理施設だった所を改造して文化複合施設にしたところ。以前から良く足を運んでいたが、幅広いジャンルを扱う空間。がしかし、今日はその建物の奥の広場、そこはシュプレー川沿いにあって公演の幕間に寛げるような広場だが、何と川岸に停泊している船に合唱団を乗せ舞台に仕立て広場にお客を集めて「合唱の楽しみ」みたいなイヴェントが催された。こんな日に限って炎天下、いきなり体操のお兄さんが身体をほぐしたり発声指導をする。なかなか面白い。音楽監督を務めるSimon Hasleyによってブラームス、レーガーなどを聴かせる。野外なのでPAを通すがそれはなかなか聴き応えのあるもの。ハレルヤを含む3曲の譜例集が配られ、一同とにわか合唱体験みたいなこともする。ちょっと暑かったけれど楽しいひと時。指揮者と暫しお話。今日はこちらに来て初めてバスに乗って街を見ながら、日本でもあんな野外コンサートが出来たら楽しいなぁ、と思いを膨らませながら帰る。
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