長岡の花火
朝食を早めに済ませお迎え頂き、向かう先は車で20分、大手酒造メーカーAさん。かつてもみじ園には伺ったことがあったが、この本社工場の辺りは全く記憶がないほどに立派な敷地と建物。社長さんにも久々にお目に掛かり、文化芸術に造詣の深く、合唱でもご一緒している社員さんに色々とお話を伺う。興味深い昭和初期のお屋敷と洋館を案内していただく。美味しいお蕎麦を頂く。秋に共演するオルガニストと打ち合わせ。旅籠「地蔵」を経営するK邸にチェックイン。大きな黒い猫がお出迎え。直ぐに準備をしてサンダルをお借りし自転車で信濃川を渡る。連日の大雨の痕が見て取れる。言葉を失う。そんな中、今年もこの日がやって来た、長岡の大花火。合唱団の皆さんの計らいでよい場所で観覧。今年は初めて妻と参加させていただく。雨が心配されたけれど、そんなことも吹き飛ばし、初っ端のフェニックスから涙が出て来た。夏の夜空を彩るのみならずこの花火の慰霊の意味と同時に、平和とか自然とか何だか色々なことを考えながら時を過ごす。今ここに居られることに有り難い感謝の気持ちが込み上げる。2次会ではいつものカラオケ店で合唱団のメンバーが合流して来てくれた。今年も皆と過ごせて嬉しいひと時。旅籠の亭主の後を追いかけるように自転車で長岡の町を快走。余韻に浸りながら休む。
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