畳の部屋
その家にはその家なりのしきたりがあるものだと思うが、我が船橋家には余りそれらしきがないのかも知れない。家族で建てたお墓も極めて自由なものだし、仏壇も神棚も十字架もない。考えてみると今の実家には畳の部屋がない。日本の伝統や文化に自身は結構拘ったりする部分もあるが、必ずしも昭和を生きた両親に拠るものとも思えず、きっと、これから家庭を築いていく中で色々と育まれて行くものがあるに違いない。新居には25年ぶりに畳の部屋が持てて実は快適だったりする。布団が無くてもごろっと腰を伸ばしたり、畳の空間はやはり日本人であることを感じるものだ。ベルリンにも去年茣蓙を持って行った。天井の高い寝室もそこだけ特別なエリアが生まれる。さて今日は両家の食事会。皆揃って会うのは実は今日が初めて。秋の式の準備も兼ねる。しかし今日は暑い一日だった。家に帰って録画しておいた「マルモ」の最終回を見る。何気に楽しみにしていた。ナイスッ。
「音楽雑記帳 my diary」カテゴリの記事
- すみだトリフォニーの空間(2024.04.22)
- またひとつ(2024.04.21)
- 時空を超えて(2023.02.01)
- またひとつ。(2022.04.22)
- またひとつ。(2021.04.22)