合唱稽古
長岡の合唱団練習日。昼に出てホテルで原稿書きに時間を割く。バスで県立美術館前へ。面前が長岡リリックホール。環境の良いところに財団の本拠地がある。ここ最近長岡の合唱練習に通わせていただいて、20年前日帰りをしていた頃をふと思い起こす。若かったんだなぁ。最終の新幹線は色々なことを考える良い時間だった。今日は9時過ぎまでレーガーのカンタータを中心に練習。音取りが大変だけれど毎回面白い発見がある。美しい声の響きにとことん拘りたい。合唱は音取りするときに互いに意識を合わせて、声と音楽を同時に考えていないと何をやっても芳しくない。今回出合った作品はあらゆる作曲の技法をやり尽くした時代の一人の作曲家の生き様をも垣間見る。複雑に揺れ動く各声部と楽器群も教会など演奏空間の中ではその織り成す音の煌きが見事な造形を生み出す。楽しみだな。夕食を頂きホテルでよなよな原稿書きの続き。
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