花
長岡に宿泊しホテルのいつもの朝食。ヨーグルトが美味しい。枕が代わると頸の状態も様々だ。咳だけが抜けずに風邪の症状。今日は財団の事業2日目、市内中学校の2校に合唱と歌唱の指導。先ず始めはM中学校は3年生全体で「花」をレッスン。クラス対抗のコンクールを毎年行っているという伝統がある。モデルクラスをのレッスン風景を他のクラスに見てもらう。体育館は少し広すぎたかな。皆が声を出しているその姿が嬉しい。ご父兄も熱心。大きな花束を頂く。引き続きN中学校へ。物凄い可能性を秘めている合唱部。何処の学校も先生方が非常に熱心だ。上達のポイントはコミュニケーション。指導者と生徒は無論、生徒さん同士のコミュニケートがうまく出来ているアンサンブルは演奏も良い。来月この後の練習の成果を確認する2回目の講座がある。とても楽しみだ。各駅停車の新幹線で帰京。「花」は名曲だな。改めて発見が沢山あった。音楽の授業が減らされているという、信じがたい国の文化政策の中で、現場の先生方が追われる限られた時間にどれだけ大切な曲たちを語り継いで下さっているか、実は重要な話だ。頂いた見事な花を瓶に放し、暫し眺めつつ音楽教育について色々考える。
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