その時
未明に長岡から戻り、お風呂に入り2時頃就寝。午前中本番のための仕度をして正午過ぎに自宅を出る。新宿線で10分。ティアラ江東へ。4コマのリハーサル。久々の東京シティ・フィル77名の皆さんと「平和への道程」オーケストラリハーサル。全てが順調に進む。12曲目、Benedictusの合唱部に入ったところで団員さんから「地震!」棒を下ろす。真上に吊ってある照明機材が反響板に激しくぶつかる。大ホールが鈍い音を立ててうねる。床を揺れはますます激しくなり屋外退避。状況が見えない中、オーケストラと協議をしリハーサルの中止を余儀なくされる。団員さんの足が気になりながらそれぞれが帰路につく。立ち会ってくれていたマネジャーとも別れ彼女は西に小生は東に歩き始める。消防車が行き交ったり、西行きの車はまもなく大渋滞。荒川、中川を渡りながら津波警報が流れる。たまたまリハーサル会場が自宅から近かったので1時間半程歩いてまず実家に立ち寄る。家のレッスン室は楽譜が散乱。積んであったビデオテープの山が崩れたようだ。20年以上経っている木造の実家は不安が多く、車に両親を乗せて新居に移動。余震の収束を祈る。
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