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March 2011

東北の地に

長くもあり、あれよと言う間に3月も過ぎていった。予定ではオーケストラの日の今日、仙台フィルの皆さんとドヴォルザーク特集をご一緒することに。東京から事務局と団員さんに向けてメッセージを送る。東北の各地に仙台フィルさんの音楽がいつものように届けられる日が一日も早く訪れることを願って止まない。東京は暖かくなってきたが被災地はまだまだ寒いようだ。暖房のいらない気候になることを祈ろう。原発、う~ん。この3月はかつて無い悔しい月でした。明日に向かって。

ストック

所用で目黒へ。地下鉄は8割くらいの運行。平穏な感じ。何となく節約節電ムードは保たれている。テレビCMもヴァージョンが増える。株式市場の影響も先行きが心配だ。先日大量に作り置きしておいた餃子のストックを焼いて少しストイックな生活を続けてみる。 

会議の日

長岡へ。道中、大宮駅の手前で車窓に見えるさいたまスーパーアリーナのロビーと思える所に大勢の被災者の姿。月末に移動と聞く。いつまでこの状況が続くのだろうか。大変なことだ。今日は31日に予定されていた仙台フィルさんとの「オーケストラの日」演奏会が中止となり、時間が生まれ長岡の財団理事会に急遽顔を出す。市内の各業界も様々な影響が及んでいる様子が伺える。理事達の間から是非リベンジをとの声が。嬉しくも言葉にならなかった。市民力から生まれた事業だけに。会議後は「平和への道程」公演実現へ向けた協議。さらに来年末の事業の打ち合わせ。前向きに。

東京開花

桜の話題など影を潜めていた。ニュースで東京の開花宣言。池袋に出かける。河合楽器で楽譜の注文。プルトニウムは怖い。何とか事態の収束をと願う。我がベルリンのアパートのオーナーに新しい同居人の紹介をメールする。早速、この日本の事態を憂いを伝えてくる。部屋の不都合を直したいのだが暫く行けなくなってしまった。入居したばかりで気の毒ながら留守を預かる同居人さん、よろしく~!桜かぁ。

延期公演

3月もあと少しで終わりだ。本来であれば今日は隣町市川市の第九演奏会。中止の連絡が入ったのは震災から暫く経ってからのことだったが、今日も余震があった。仮に大規模停電は避けられる見通しだとしても、コンサート中に大きな余震がないとも限らない。江戸川区は差ほどではないと聞くが隣の浦安市も相当の被害を被りひとごとではない。止むを得ない措置だろうと思う。日曜の今日は家で穏やかに「きんぱち」先生を見ていた。懐かしい。餃子を作る。さて以来胃腸が思わしくない。まだ何となく一人で地震を体験しているような状況も続く。思い起こすと指揮台で味わった震度5弱は体幹の芯を見事に揺るがした。怖いものだ。今日予定されていた第九は来年の春のリベンジ公演を期して。

日常の有難み

早起きをして朝ごはんを作る。久しく納豆を食べていない。普段そんなに頻繁に食べることもないのだけれど暫く食べられないと思っただけで食べたくなる、何と贅沢な世の中にいたのだろう。温かいご飯を今なお食べることが出来ない地域があることを思うと情けない。ベルリンでは日本の食材卸メーカーがこの事態に便乗して卸の値上げをしているという。世の中が変な形で歪むことのないようにと願う。ごく普通の生活を送れることの有り難味を感じる。

メール

中止になった公演のリベンジを求める声や、ベルリンでの支援コンサートの様子などの情報やロンドンの業者からも励ましのメールが届く。今月予定されていた公演のいくつかはリベンジに向けて準備が進められている。今自分に出来ることは、求められるタイミングで、良い音楽を心をこめて共に創り出すことしかない。人のつながり、絆みたいなものを大切にしたい。

余波

今日はエリアメールが無く少しほっとする。ここ暫く何でもないときに身体が揺れている気がする。地下鉄で表参道へ。町も節電の中、少し落ちついてきたかな。実家で晩ご飯。4月に予定していた渡欧を取り止め、キャンセルの手続きをする。大手航空会社はそのまま払い戻しをして貰えるようで有難い。欧州内のフライトについては諦めよう。演奏会やイヴェントの中止、延期が軒並みなされる中、希望を持って次の準備を進めていきたい。

ボランティア

長岡の合唱団のメンバーが被災地のボランティアに行かれた様子を伝えて下さった。同じ災害を経験した長岡はいち早く被災者の受け入れを表明していた。多くのノウハウが活かされることだろう。ペットボトルの水や一部の野菜が店頭から消えるのは、それだけで不安なものがある。一日も早い復旧と収束を願う。今何が出来るだろうか。

変化

震災から10日余りが経った今、東京もいろいろなことが起きている。再びペットボトルの水の品不足、野菜の値段の乱高下と。その中で、節電は良いことだ。如何に日常が有難い生活に溢れていたかを思い知る。駅のホームや階段は照明を落とし、地下4階をつなぐエスカレーターも休止。まだまだやってくれと言いたい。無駄に明るくし過ぎな東京は今、目にも優しい。ベルリンはもっと無駄がない。それでいて暗いとも思わないのは慣れだろう。都バスの標識柱は早速夜、全て消された。返事はまだ届いていないけれど対応は早かったな。

節電

今は何処の責任だとか言ってる場合ではない。9日目に救出された2人を思えばまだ助かった命もあったのではと経過していく時間がただ惜しい。部屋から駅前のロータリーを望むとあれから暫く経つのに都バスの標識柱の灯りだけが煌々と目立つ。思わず管轄する官庁のホームページに投稿。節電を求める側の姿勢、不安を煽る下手なコメンテーターを起用するメディアと困ったものだ。何でも自粛ムードの中、前向きな意識は共有したいものだ。

散歩

見えないものの怖さは否めない。身体を動かしたくて近くの新中川土手を歩く。新居からも山型のアトラクションが望める、東京ディズニーランド周辺の浦安地域は液状化現象で相当のダメージを負っているようだ。首都圏に大地震が来たらここも、町の中が水の中に入ってしまうのは必至だ。歩いて穏やかな町を歩くも、目に見えず、臭いもない物体が花粉と混ざって飛んでいると思うと何だか不安を覚える。 

海外からの声

以来小生が指揮をする予定だった公演は今月いっぱい全てキャンセルとなった。この状況を見れば観客の安全を守る観点からも当面推移を見守るべきだろう。今日は一日在宅。これまでに届いたメールの中でも、特に海外の知人からのメールはそのレスポンスの速さに驚かされる。ロシア、イギリス、スペイン、その中でもベルリンに住む国立バレエの日本人バレリーナE.Hさんからは報道を見て居ても立ってもいられないと心境を語ってくれた。

 

あれから1週間

何だか悶々と時が過ぎている。原発の状態が気になる。散歩を敢行。パンは近所には何処にも売っていない。パン屋さんで並んで焼きたてのパンを実家で有難く頂く。今出来ること、ささやかながら節電。あれから暖房便座を止め、冷蔵庫の温度のメモリを下げ、電気を使う部屋を減らしてみる。窓から臨むバスターミナルの無駄な表示が気になる。報道での傷跡を目の当たりにしm自然のもたらす想像を絶するエネルギーの大きさにただただ言葉を失う。 

コンサート中止・延期のお知らせ

未曾有の大震災から1週間、日本中が支えあっていかなければならない時にあります。

この間、小生の関係しております予定されていた演奏会が延期・中止を余儀なくされております。謹んでお知らせいたします。

今はまず、依然として救援の手が行き届いていない全ての地域に充分な援助を、そして首都圏の至る所でまだまだ不安の残る要素が多くある中で、落ち着いた生活を取り戻すまでは、無力感に苛まれながらも、出来得ることを見つけて参りたいと思います。

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<<中止>> 

<<日本初演>> K・ジェンキンス「平和への道程」The Armed Man 演奏会

2011年3月13日(日)

会場: 長岡市立劇場 大ホール

ソリスト:高橋さやか 坂本朱  内山信吾 上野正人

合唱:長岡フェニックス合唱団

管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

第一部

映画「スター・ウォーズ」メインタイトル

映画「ティファニーで朝食を」よりムーンリバー

映画「タイタニック」よりMy Heart Will Go On

映画「ニューシネマ・パラダイス」メドレー

ガーシュイン Summer Time

ガーシュイン I God Rhythm

ソロ:坂本 朱

第2部

Karl Jenkins :The Armed Man 「平和への道程」(日本初演)

お問い合わせ (財)長岡市芸術文化振興財団 事業課 0258-29-7715  http://www.nagaoka-caf.or.jp/new_topics/6617.html

http://www.nagaoka-chorus.jp/

現在、主催者とともに近い将来の実施を願いそれに向けた調整を行っております。

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<<中止>>

オーケストラと歌おう 春のうたごえ市川・第九 演奏会

2011年3月27日(日) 14:00開演

市川氏文化会館大ホール 

ソプラノ 清水麻依
アルト 小倉牧子
テノール 安保克則
バリトン 菅谷公博
合唱 市民合唱団
オーケストラ 市川交響楽団
合唱指導 小林昭裕

お問合せ (財)市川市文化振興財団  TEL 047-379-5111

http://www.tekona.net/contents/event-details.php?4392

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<<中止>>

仙台フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会「オーケストラの日~ドヴォルザーク 抒情と郷愁~

2011年3月31日(木) 開演 午後7時(開場 午後6時30分)

青年文化センターコンサートホール

ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」 作品92
チェコ組曲 作品39
交響曲第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」

 

お問い合わせ連絡先:船橋洋介yosukefunabashi@gmail.com 

日頃の貯え

地元のガソリンスタンドも長蛇の列。両親は夕方我が家にやってきて共に夕食を摂り休み、朝、バスに乗って帰っていく、そんな日が続く。食品は被災地のことを思えば何と恵まれていることだろう。停電や省エネを考えて新居にはまだ無かったバケツとろうそくを探しに歩く。日頃の準備が大切なことを実感。緊急地震速報のエリアメールは有難い。けれどそのアラーム音にビクつく日はまだ暫く続くだろうか。

都内の表情

これが、東京湾やその周辺だったなら何が起きていただろうとふと考える。5日前には練習場から歩いて帰った住吉に出て、東京シティ・フィルの事務局へ出向く。楽団長はじめ団員スタッフの無事を伺う。今後の対応について相談。街を歩くと至る所に歪が目に見える。歩道のブロックが剥がれひどい段差も。家庭用品店に出向き居間の照明器具を求める。こんな時にと思いつつも新居に吊りものが無く、余震の揺れも認知できないためでもある。計画停電の効果はマンションから良く見て取れる。睡眠が少し浅いかな。

都心の風景

こんな時でも確定申告はしなければならない。間引かれた地下鉄を選んで神田へ出て、昨年からお世話になっている会計士に会う。話を聞けばそれぞれにこの地震の影響が溢れ出てくる。神田も人通りが少なく感じる。約束があって表参道に出る。ブティックで賑わうこの並木道も日中にも関わらず開店休業状態、静まり返っている。停電の影響は深刻だ。シティ・フィルの事務局と連絡。マネジャーと今後の対応を相談。

日常

相変わらず余震が続く。なんだか落ち着かない。予定では本番を終え打ち上げた朝を迎えて長岡からその時に乗れる新幹線を選んで帰って、新居の玄関を開けて「ただいま」、とか言っていただろうか。スーパーやコンビニ、薬屋の様子がおかしい。平穏ないつもの生活の有り難味を感じる。マネジャーと事後の打ち合わせ。報道に見る震災の何という惨状。 

新たな道程

新たな道程
今日の演奏会は幻となってしまったけれど、きっと必ず実現をと多くの声が届けられる。いや、今はまず日本全体が東北の救援を願い心を傾ける時だ。長野・新潟県境の地震も心配だ。無力感。次への一歩に向けて、出来ることをはじめる。配布される予定だったプログラムを前に、きっと。

一夜明けて

報道で被害の拡大を目の当たりにする。マネジャーや長岡と連絡を取り合う。この状況で電話は殆どつながっていない。今必要なことだけを連絡するために数ヵ所のみトライするが、繋がるまでに少なくても30回程掛け続ける。上越新幹線は16時から運行再開、しかし既に演奏会は不可能だ。何という惨状。余震が続く。西日本や海外の知人からメールが沢山届く。

無題

無念です。でも、きっと。

その時

未明に長岡から戻り、お風呂に入り2時頃就寝。午前中本番のための仕度をして正午過ぎに自宅を出る。新宿線で10分。ティアラ江東へ。4コマのリハーサル。久々の東京シティ・フィル77名の皆さんと「平和への道程」オーケストラリハーサル。全てが順調に進む。12曲目、Benedictusの合唱部に入ったところで団員さんから「地震!」棒を下ろす。真上に吊ってある照明機材が反響板に激しくぶつかる。大ホールが鈍い音を立ててうねる。床を揺れはますます激しくなり屋外退避。状況が見えない中、オーケストラと協議をしリハーサルの中止を余儀なくされる。団員さんの足が気になりながらそれぞれが帰路につく。立ち会ってくれていたマネジャーとも別れ彼女は西に小生は東に歩き始める。消防車が行き交ったり、西行きの車はまもなく大渋滞。荒川、中川を渡りながら津波警報が流れる。たまたまリハーサル会場が自宅から近かったので1時間半程歩いてまず実家に立ち寄る。家のレッスン室は楽譜が散乱。積んであったビデオテープの山が崩れたようだ。20年以上経っている木造の実家は不安が多く、車に両親を乗せて新居に移動。余震の収束を祈る。

急告:長岡Kジェンキンス平和への道程演奏会 中止のお知らせ

関係者各位

本日の地震の影響により、3月13日(日)に予定されておりました、Kジェンキンス「平和への道程」演奏会について主催者(財)長岡市芸術文化振興財団と協議の結果、中止せざるを得ないとの結論に達しました。

何卒ご理解の程、お願い申し上げます。

関係の皆様にはどうぞご周知の程、よろしくお願い申し上げます。

尚、今後の対応につきましては、関係の皆様と協議をして参りたいと存じます。

これまでの準備のためにご協力を賜りました皆様に心から感謝申し上げます。

 

指揮者 船橋洋介

春の雪

いつ休んだのか余り定かではないがてっぱんで起きる。広島から空港へ出て少しお土産を求める。ANAは順調なフライト。羽田で大量の荷物を預けマネージャーの取ってくれた切符でときに乗り込む。長岡に着いてすぐ市立劇場へ。舞台は出来上がり照明の仕込みも準備を調えて下さる。斎藤先生とお弟子さんのアンサンブルとともに二人の子供ソロ、いよいよだ。平日の夜にもかかわらず大勢の顔。頼もしく誇らしい。音楽は既にそこにある。実のある言葉を。自身の言葉に。練習を終えるとそこは銀世界。雪国なんだよなぁここは。皆風邪引かんねよに。最終の新幹線、地下鉄日帰り稽古、久しぶりらてぇ。ただいま。(11日0:20)

安芸高田市演奏会

広島では定宿になりつつあるANAホテルでいつもの和朝食を頂き、バスセンターから路線バスに乗り込む。揺られること1時間半。良い具合に酔ったところで初めて訪れる安芸高田市へ。広響さんとのゲネプロを経て満員御礼の本番。予想外の喉の渇きに喋りも動揺。お客様はとても良く聴いて下さった。オーケストラも物凄くよい音楽をして下さる。ただ一つもったいなかったのは、ホールの響き。設備は申し分ないが楽器の音色を包む作りでは無かった。それでも音楽の心はしっかり届いたに違いない。どんな町だったのかゆっくり見たかったなぁ。広島に戻ると寒い。新しいラーメン屋さんで独り打ち上げ反省会。その足で再び公園へ。手を合わせて峠三吉碑に立ち寄ると突然の雪。再来を願いホテルへ。荷物をまとめ「運命」の余韻を追いつつ頭を切り替えようとしてみる。いいオーケストラだ。今日の出会いに感謝。

峠三吉碑

峠三吉碑
午前中から昨秋以来となる広島交響楽団さんとのリハーサル。県内安芸高田市での公演だ。団員の皆さんの協力で順調に進む。午後ホテルに戻ってからまず平和記念公園へ再びこの地を訪れることが出来た報告など。すぐ傍に峠三吉さんの「にんげんをかえせ」の石碑があることを最近知り訪れる。そこでは中学生達が地元のガイドさんと見られる男性からその詩と背景の説明を受けていて、今週末指揮をするジェンキンスの作品への想いを新たにする。昼食をとり、コピーを大量にとり、サイトで見つけたタイ式マッサージに駆け込む。身体は正直に悲鳴をあげていた。夜は初めての焼肉屋に飛び込む。明日に備えて休めよう。

再び東京の。

雪ですか。冬は北に近づき、夏は南に寄り、気候に乱れに翻弄されているようだ。明け方寒いなと思ったら、雪。思わず交通情報を開く。0℃に近いような風を受けながらリムジンで移動開始。クソ寒い中、羽田で思わず髪を切る。このところそのパターンが多い。金沢、長岡そして今日だ。何れも雪の中。何もそんな日に切らなくてもと思いつつ逃すといつになるか分からない。目的地広島も少し寒め。ホテルに入る前に夕食を摂る。定宿ANAは卒業式のパーティーだろうか、華やかな賑わい。春なんだな。

ジェンキンス合唱稽古

日曜日の午後からリリックホールをお借りして合唱の総ざらい稽古。舞台に乗り切らないというので、客席を舞台のひな壇に見立てる。ひとりひとりの表情が良く見て取れる。ここは響きが良すぎて本番のような練習には向かない。がしかし、ここに来ていくつもの合唱サークルの垣根を取払い、皆の協力で響きが良く集まってきた。目指したかったのはそこだ。作品のメッセージ性もむしろこのような形態をとる公募合唱団にうってつけでもある。経験者は更なる高みを目指し、初心者は次へのきっかけとなればこの作品との出会いの意義は更に深まろう。練習後は市内音楽団体との打ち合わせ、そこで時間切れとなってB級グルメいたりあんをゲットし混んだ新幹線で辺りを匂わせながら頂く。帰宅後即座に風呂に浸かり本日終了。

誘惑多き土曜日

良く晴れ渡った土曜日。朝早く起きて朝ごはんを作る。食べて、てっぱんを見て少々寝る。本番前はどうも譜面と共に悶々と過ごすのが定番らしい。幾ら用意周到を期してあっても、準備にはキリがない。そもそも用意周到ということが有り得ないようなものだ。花粉に塗れるのを覚悟して出かけようかと思いつく。映画やら絵画館やら公園や目の前の土手の散歩とやりたいことはたんとある。が、本日は目の前の譜面の勝ち。昼は日本蕎麦を茹でる。夜は実家で晩御飯。最近このパターンが多いな。

今年もあの時期

この時期になると自営業者の小生にとっては少々面倒な気分になる。昨年から専門家にお世話になっているものの大学を離れ定収のないこともあって、頂くものと出て行く税金の関係が複雑極まりない。確定申告。昨夜からほぼ徹夜に近い状態で書類をまとめ事務所に持っていく。親父にも手伝って貰っていたが新居に移ったことだし、これからはちょっとまめにまとめていこう、と毎年思う。。お腹が空いたので神田のとんかつ店でがっつり身に付ける。夕方から少し仮眠。夜は実家で頂く。花粉が凄いぞ。

日の出とともに

朝6時過ぎに日の出を拝む。良い天気の朝。今日は節句。睡眠不足で2度寝を敢行。幼馴染のお団子やさんに立ち寄り実家へ。車を借りて時間をとって区内を駆け回る。出張所や郵便局。警察署では免許証の住所変更をする。考えてみると日本では身分証明のための免許証は必需品だな。ドイツで作った免許証は自分の顔だかよく解らない。さらにそのまま75まで使えるのもどうだか。花屋に立ち寄り祖父母と伯父の眠る本法寺に立ち寄る。久々に住職と奥様にお会いし本堂を見せて頂く。話も多岐に渡り良い時間を過ごした。池袋の携帯ショップで届けをする。今の機種は2年半使っている、そろそろかな。首都高に乗って実家へ。両親とともに晩ご飯。そう言えば今日は2食しか摂っていなかったのかな。一日よく動いた。

池袋三昧

長岡は夜半からボタ雪。しんしんと降り続く。寒い。いつものマッサージ店に30分でもお願いしたいと思い立ち寄るも一杯で断念。大人しく新幹線に乗り込み池袋へ。部屋に立ち寄りヤマハで楽譜を購入。東通りのジャマイカ料理店でランチ。学習院の学生さんと打ち合わせ、やる気が感じられる。マネジャーS女史と打ち合わせ、話は多岐に。ベルリンの同居人となる学生さんの面談、留守を預ける相談。同じ店に2回会計をして4時間居座る。椿屋、ここは昔から珈琲専門店として存在していてしばしば利用していたが、どうやら最近名前も経営も変わったようだ。目まぐるしく様変わりする池袋の町。ピアノを弾く時間がなくなってしまった。重たいリュックを背負って我が家へ。ちゃんと作って晩ご飯。

合唱のお誘い アルカディア混声合唱団

暦は春、花粉症の季節です。お変わりございませんでしょうか。

見附市アルカディア混声合唱団では ヴィヴァルディのグローリアミサをの練習を始めました。この合唱団の歴史は18年前に遡ります。第九合唱団としてスタートしたところから、様々なステージに取り組んで地道な活動を続けています。今年暮れのステージを目指して第19回の、そして来年の暮れには20回記念の音楽祭に向けてスペシャルな企画が進められています。今年取り組んでいるグローリア・ミサは改めてこの時代の音楽、そしてヴィヴァルディの魅力が凝縮されています。丁寧に譜読みを進めています。

どうぞお誘い合わせの上、練習にお越しください。詳細は合唱団のホームページへ。

2011. 3. 1                                                                  船橋 洋介

久しぶりの見附

長岡は小雨模様。昼はへぎ蕎麦を頂く。信越線に乗り込む。平野は一面の雪、ガスが立ち込め冷蔵庫の中にあるようだ。これまでに、市の事業では毎年訪れていた見附。大切な節目の事業に向けて関係者の面々とお目にかかる。会食、ふきのとうの天ぷら、何と言う贅沢。古巣の合唱団稽古に久々に出向く。昨日の長岡といい、今日の見附といい、歌う人、音楽をする人の笑顔が物凄く嬉しい。原点に立ち返る気持ち。ホールも、音楽祭の実行委も新たな幕を開けんとす。意を決す、何かを成す、新たに切り開く、一歩を踏み出すには相当のエネルギーが要るものだ。暦は春、自らの尻を叩くか。

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