幻のチケット
今朝は陽が高くなってから目覚めた。昨日の晩は長岡の財団に宛てるプランを書いて日本時間に合わせていたら夜更かしになってしまった。メールがあることでまるで時間差無く文書のやり取りが出来る。去年その存在を知りもはや手放せないのがスカイプ。インターネット回線があれば相手の顔を見ながらタダで通信できるなんて10年前では全く考えられなかったことだ。ロンドンでもパリでもここベルリンでも演奏会のチケットはほぼサイトから予約購入している。来月の幾つかの公演も2日前に予約を入れて、既に今日ポストにチケットが届いていた。ドイツにしてはやることが早い。おにぎりを作って出掛けようと思っていたバイロイトの公演、日本で同時生中継が行われているようだ。色々なことが何だか時空を越えて変に近づき過ぎたり、便利になりすぎている気もする。カロリー消費に街を歩く。こればかりは便利に減らせない。この辺りも新しく店が入れ替わっていたり、工事をしていたり、池袋のように少し経つと景観が変わってしまったりしないだろうか。走っている人なんか殆ど見けない。むしろ立ち止まってソーセージを頬張っているここの人たちを見ると和む。時間の流れをコントロールする以上に、ゆったり流れる時に身を任せることもたまには必要だ。バイロイトまでここから5時間強。思いを馳せながら手作り餃子と冷えたビールで一杯。皆様よい週末を。(23:35)
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