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July 2010

5年ぶりの福岡

朝早めに起きて仕度をする。リュックと衣装ケースを担いでバスで羽田へ。5年ぶりの福岡空港。余り町の景色に記憶がない。いつも練習本番のみの旅が多いからかな。今回はアクロス福岡さんの招聘で久々に九州交響楽団さんとの再演が叶った。練習場に着いてアナウンサーやスタッフと打ち合わせ。直ぐリハ。以前と若干メンバーが変わったようだ。2時間の青少年向けプロは中々ボリューミーだ。オーケストラはとても協力的に応えて下さる。脱水して放心。楽屋で母さまのおべんと。今日のお宿は中洲。ホールから程近い。近所の居酒屋で独りもつ鍋、旨かったけどさみしっ!美味しいお店沢山あるんだろうなぁ。(4日13:10)

真夏の太陽

外は暑いし家の中も暑いのだが今日はほぼ一日家にいた。夏休み真っ只中いつも聞かれる蝉の声は余りない。蚊取り線香の香りもご無沙汰だ。風鈴に至っては家の何処にあるかも知らず。昔は今ほどに暑くはなかったのだろうか。クーラーも無く扇風機に団扇は当たり前手ぬぐい巻いて受験勉強していた頃が懐かしい。蚊帳なんて見る陰もない。かき氷を家でカシャカシャ手回しで作ったものだ。明治屋のシロップが懐かしい。夏の風景は変化しているかな。今日は家でテレビを見ながらゆっくり過ごす。(4日12:50)

嵐の東京

明け方から強風と雨模様の東京。新潟から旬の野菜が届けられる。我が家のゴーヤもさらに2本収穫。今年は日照とか養分など条件がたまたま良かったのかな?区内の検診センターで我が胃の写真を借りてくる。これで何かわかることがあるのかな。雨が降ってジメジメ感は然程変わらないが少し凌ぎやすい。ベルリンは一時猛暑のような日もあったが、このところ涼しいようだ。まさかもう夏は終わってしまったのだろうか。地球は大丈夫か?と言いながら、早速枝豆とビールで日本の夏を味わう。秋からの、そして来年の企画やその準備を始めよう。麻央ちゃんおめでとう。ようやく書き溜めブログも追い着いたぁ。んでまた気が緩むと書き溜め週間=習慣が始まる。寝る前に書こうとするから寝ちゃうんだな。まぁボチボチ行きましょう。(30日11:57)

とこやさん

池袋に出かける。母校は丁度受験講習会の時期だ。郵便局に寄り、楽譜の製本をし、2月ぶりに髪を切る。少しさっぱりしすぎたかな。いや、暑いこの時期このくらいで良い、と自分に納得させる。このところ顔や首を剃ってくれる理髪店に行くことが多い。量販カメラ店で買い物。なんでも回転が早いのか新しいものが次々と出てくる。我が携帯電話もそろそろ2年になる。メッキも剥がれちょっと淋しい風貌になってきたが、まだまだ行けるでしょう。エコカー減税のあるうちに次の車を考えても良かったのかも知れないが、何の不自由も無く動いてくれるカムリ君、目指せ20万キロ!(30日12:15)

夏の軽井沢

朝早くに目覚めて支度をする。東京駅に行って買い物をし長野新幹線に飛び乗る。2年ぶりの軽井沢。小生の指揮で何度もステージをご一緒した86歳のお婆ちゃまが天に召されてミサがあった。軽井沢の教会はその昔東京音大の寮があった頃に良く立ち寄ったところだが、ミサに参列するのは初めてだ。とても良い御ミサだった。山本義人さんのソロも音楽を愛していた方だっただけに、ご一緒していた頃を思い出させてくれるいい歌だった。そのまま失礼をするつもりでいたのだがご会食にお呼び頂き、同席したカルロス・マルチネス神父より色々なお話を伺った。滞在4時間。緑に包まれた故人を偲ぶ穏やかな日だった。池袋に立ち寄る。電車で帰宅。やはり車ばかりに乗っていてはダメだな。歩かなきゃ。ドイツに戻れば相当歩くのだけれど、東京は。(29日12:40) 

温泉付き移動日

時折豪快に温泉の吹き上げる音がする。そんな湯煙を見ながら移動日となる。朝ご飯をさくさく頂き、〆の温泉へ。朝温泉場が男女入れ替わり、初めて入った露天が素晴らしい。小生がジャパンアーツに所属した時の社長で、現在ジェスクの代表、関田さんと空港へ。この音楽祭への思い入れをとっぷりお聞きした。30年続けることは意義深い。今や霧島のみならず鹿児島県にとっても内外に発信する大きな存在たる音楽祭に違いない。またご一緒できることを願って空港で最後のあがき=お土産タイム。折角荷物を別送して軽くなったのにこの、硫黄臭い男は両手に土産を抱えて羽田へ。羽田で何故かラーメンを食し、リムジンバスでわが町へ。この間沢山手紙やお届けものが届く。家に帰って財団に電話をしたりして、暫し仮眠。夜は土産を少し食卓に陳列したりしたが、圧巻は家に生っていた初物のゴーヤ、立派だぁ。食に感謝しながら、医師会から届いた胃カメラの結果にちょっと気になりながらも、やはりヱビスを頂く。東京は暑い。(29日12:30)

第31回霧島国際音楽祭開幕スペシャル・ガラ

霧島市みやまコンセールでのスペシャル・ガラコンサート。錚々たるメンバーを迎え、大勢のお客様に楽しんでいただく演奏会。藤原浜雄、ダニエル・ゲーデ、景山誠治、松原勝也、店村眞積、田中雅弘、エドモンド=デイヴィス、練木繁夫、クシシュトフ・ヤブウォンスキ、若林 顕といった顔ぶれは普段一夜のコンサートで一人聴ければ良いところだが全員ステージに出ちゃうという豪華版。ひいて言えば一曲全部を味わえないのが玉に瑕だけれど、オープニングガラであればそれもよし。寧ろ楽しみ方も増えるようなひと時だ。目まぐるしくも、鹿児島響さんも、誠実な良い演奏をして下さった。皆さんに感謝。またお会いしましょう!演奏が終わって、ピアノの同門、斉藤苗子さんがお母様と2人の息子さんと共に会いに来てくれた。嬉しいなぁ。終演後サイン会をして、その後外でビュッフェをしていることを知り、慌てて飛び出す。昨年はロビーだったが今回は緑の中での野外ビュッフェ、いろんな方とお話しをして殆ど美味しいものが食べられなかったが、鹿児島県知事や霧島市長はじめアーティストやお客様とも色んな話が出来た。近くの国際ホテルに戻り温泉。この硫黄臭さがたまらない。身体から湯気を立てながらその後事務局と食事。ほう、こんなに良い焼肉屋さんを知っていたなら本番前に昨日でも来ていたのに~。これで今年の音楽祭の小生のお役目はおしまい、って始まったばかりなのに。ちょっと淋しいなぁ。(29日12:10)

合わせもの

朝、鹿児島から霧島へ車で移動。下道をのんびりでちと酔った。桜島は良く晴れた上に奇麗なフォルムが浮かび上がる。大人しくしていればこんなに美しい光景も無いだろう。みやまコンセールでは続々と共演ソリストが登場。我が国のスタンダードを築いてきた名手をはじめショパンの名手や、フィルハーモニア管の首席など錚々たる面々。次々に迎えてリハーサル。宝物を見せてもらうようで楽しい。鹿児島響の皆さんも響きに若干戸惑いながらも、どんどんサウンドもバランスもつかんで下さる。合わせものの経験はとても大切だな。秋に学習院の学生さんと久々にご一緒するが彼らは毎年合唱との共演をしている。これはとても良いことだ。温泉ホテルに戻り、団員さんと部屋飲み、後メンバーと会食。良い本番になるに違いない。(28日13:05)

ひとり飲み

ホテルの枕が合わないらしい。基本的に何処でも寝られるが、連泊するホテルは結構枕も重要だ。といいながらマイ枕を持ち歩くでもなく一言こうやって書いてそれで終わり。昼間マッサージを探して町を歩く。どこが凝ってるだとか触れて分かるような練達ではなかったがリラックス出来た。最近そんな雰囲気のところが多くなっているかな。さつま揚げを実家に送る。練習はチェンバロも入りオケのみでの微調整。相当色んなテンポで、アプローチして来たので、余程のことがない限りオケの皆さんがぶったまげることは無かろう。練習を終えて街に繰り出し ひとり飲み。考えてみると市内でのリハは今日で最後、ということは今宵で鹿児島市とも暫しの別れ。やはり豚を中心に色々頼んでみる。美味しかった。食の美味しいところ、お酒の美味しいところは人も良い。好きな町の一つになったかな!明日からのソリストとのセッションが楽しみだ。(28日12:50)

桜島

宝山ホールリハーサル室でのリハ。今日から都響の山本、田中両氏が合流。これまで時間をかけてリハーサルして来たこともありスムーズに進む。後に飲み会が設定されていたからではない。鹿児島響のみなさんもより確信をもって音楽を進める。昼間、このところビタミンC摂取不足を感じ果物を探しに町へ出る。繁華街のアーケードに見つけた市場のようなところで火山灰に塗れた甘夏を発見。う~んきっと美味しいに違いないが余りの風貌にハウスみかんを選んでしまった。後で、あれも求めておけばよかったなぁと。そんなことがたまにある。それにしても火山灰、たまに灰だらけの車と遭遇したり、掃除が間に合わず積もる道端の灰に、日常を送っている鹿児島の皆さんはそれはさぞかし大変なことと自然との共生を考える。美しいフォルムの山を眺める我々には分からない苦労が沢山あるのだろうな。夜は港のドルフィンポートで団員さん有志と会食。楽しいひとときだった。(28日12:40)

どこでもオフィス

日の出と共に気温が上昇。BSでゲゲゲを見て起床。一度で済まなかった洗濯の第2弾を敢行。目の前に創業260年の老舗百貨店がある。「山形屋」を見てまわる。お菓子やさつま揚げを再び。昨日は何軒か少しずつ求め味を比べる。豚専門店でとんかつ。相変わらず、豚三昧。それにしても暑い。買い物に出かける他は、ホテルの自室でパソコンと電話のオフィス情態。来年3月のK.ジェンキンス初演に向け一曲だけ作品として出てくるイスラムの勤行時報係について調べる。東京大学の教授や、関西の団体に問い合わせをする。電報局とやり取り。この世の中、インターネットの環境と電話があればどこでもデスクワークが出来る。船橋洋介ミュージックオフィス鹿児島分室みたいなものだ。相当のことが進んだが、キャッチボールには時間がかかるものだ。演奏会やリハーサルに集中でする時間が多いので、時間のやりくりが肝要。リハーサルのないこの2日間はあっという間だった。(28日12:30) 

書き溜め続行中

仙台から帰って、長岡見附に行って、、。まだまだ道程は遠し。ここは何処?

皆さま、酷暑につき充分体調管理なさってくださいね。ふぅ。あちぃ。

夏本番

寝付けない夜だった。冷房を入れると寒いし、切ると暑いし。どうやらここ南九州だけ開いてなかった梅雨もいよいよしっかりと開けて、夏本番。午前中は少し休息をとり、昼から動き回る。お土産のさつま揚げやかるかんを発想したり、溜まった洗濯を館内のランドリーでしてみたり、「こむらさき」というラーメン屋さんに行って昼を頂く。無かんすい麺とはこだわりのラーメンだなぁ。小生の指揮でご一緒してきた合唱のメンバーの訃報。86歳。安らかに。電報をお願いする。ここ鹿児島も連日30度を越しているけれど、暑さの質が違うのかなぁ、東京の方がむしむししている気がする。まだ「白熊」食べてないなぁ。(27日1:35)

第3回霧島市民音楽祭

温泉の湯煙が何とも言えない情緒がある。遠くには桜島を眺める温泉ホテルから車で数分のみやまコンセールへ。第3回霧島市民音楽祭にお招きを頂き、トランペットのA.トカレフ氏と共に市立国分高校の吹奏楽部の皆さんとSing Sing Singを演奏。昨日一日のリハで、アドリブも自発的に考えてらして、本番は物凄いものが出てきた。とても丁寧なトレーニングを積んでいるのだろう。心で奏でるものが舞台の上でなくて客席に向けて突き抜ける表現者に必要なエネルギーみたいなものを感じてもらえたらと願う。名手トカレフ氏のミニリサイタルで楽器の紹介をしたり、最後の全体合唱では客席の皆さんにお立ち頂いて、市歌とふるさとの大合唱。良い声が良い音響のホールに沢山響き渡った。鹿児島市内に戻り、殆どその足で鹿児島交響楽団のみなさんとのリハーサル。全員が揃って全体像が見えた。ホテルに戻って、暑さゆえか外に出る元気は残ってなくホテルで晩ご飯。今日も豚。驚いたのは灰。桜島の火山灰は余り意識していなかったのだが、これは相当深刻なものだなぁ。(27日1:20)

霧島版スウィング・ガールズ

温泉ホテルらしいバイキングの朝食を摂り再び支度をして下山。霧島市内の高校へ。車を降りようとしたとたんに土砂降りの雨。車で待つこと10分。高校の音楽室、待ち構えるは高校生40名弱の女の子ばかりの吹奏楽。男子もいるようだが会えなかった。今回共演する曲もSing Sing Singとあって正しくスゥイング ・ガールズそのものだ。とても穏やかな生徒さんばかりでちと戸惑ったが徐々に打ち解けたかな。トカレフ氏の提案で多くのアドリブソロを彼女達に要求。確かに楽譜のままでは味気ない。顧問の先生がまた素敵な方で楽しい。バランスのよいブラスだった。明日どんなセッションになるか楽しみだ。そのままトカレフさんはピアニストとリハへ。小生は一人宿に戻り喋りの原稿を作る。今夜は目の前のお寿司屋へ。相当量食べた気がする。温泉に入って一日終了。(22日15:30) 

西郷さん像

朝はホテルの朝食、焼き魚が旨い。ホテルから程近い公会堂でリハーサル。ホールの正面から西郷さんの像が見える。観光客のような顔をして像をバックに写真を撮ってもらう。透かさず地元の観光案内のお父さんが近寄ってきてどちらからですか?と会話が始まる。歴史的建造物のような公会堂はリハーサルに良い。今日も鹿児島響さんと3時間のリハーサルをご一緒する。どんどんサウンドが集まってきて楽しみだ。その足で移動を開始。横目に桜島を見ながら山道を登り目指すは霧島。途中共演するトランペッターのアレクセイ・トカレフ氏を空港で迎え一緒に霧島国際ホテルへ。彼はそのままリハーサルへ。小生は晩ご飯に誘われ、朝以来食べていないことに気付きコンビニでさつま揚げとビールで繋ぐ。その間久々の温泉。う~ん、なかなかええ湯だなぁ。硫黄臭が相当シャツに付く程に濃い感じ。部屋に戻って仮眠を摂るとそれはそれは心地良いひと時。今年初めて脱力した感じだ。夜は3人で近くの居酒屋さん。色々頂く。ロシアの話で盛り上がる。そのまま氏の部屋で部屋飲み。日本人みたいなロシア人だ。気が付くと4時。うひゃぁ。(22日15:15) 

一年ぶりの鹿児島

朝起きて車で近くの銀行へ。支度をしてリムジンバスに乗り込む。折角作ってもらった弁当を忘れて出る。行く先は鹿児島空港、満席だ。南国の風、太陽も東京より少し近い気がする。ジェスクのTさんにお迎え頂き鹿児島市内へ。そうかぁこの景色丁度一年前に初体験して再びこの地に来れたのは嬉しいことだ。チェックインをしてほぼ休む時間もなく宝山ホールのリハーサル室へ。懐かしい顔ぶれ、鹿児島交響楽団の皆さんと、霧島国際音楽祭オープニングのリハーサル。今回もソロとのコラボレートも楽しみな作品ばかり。皆さんよろしく。ホテルに戻ってホテルで一人乾杯。ここは豚らしい。それにしても暑いぞ。ビールがすすむ。結構ハードなスケジューリングに気が付く。(22日10:35)

年に一度の。

健康診断。船堀駅のシティホールに医師会があり、極めて能率よく検査が受けられる。1年ぶりのバリウム。う~ん、まぢい。血液検査は40分で結果が出るし、全て終えるのに90分ジャスト、東大病院の半分だ。何と、体重がほぼ理想と出た。取りあえず喜んでみながらも体重はこのレベルだと、実は舞台に立つと身体が座らないというか、支えが利かないのだ。フォームを考えてみるか。どうやら血液検査の中身は色々とあったようだが、今回も今後の生活を戒めるようにという内容だ。ちょっと気にしていたので勝手に少しほっとしてみた。伊勢丹に出て服を見る。池袋に出てポストの掃除。遠くで凄まじい雷光。大気が不安定らしい。いよいよ本格的な夏の到来も近しかな。(21日22:00) 

信越線 緑の車窓

朝はホテルで朝食。昼にチェックアウトをして長岡から信越線に乗って見附駅まで11分。車窓の田んぼはまぶしい緑色。美味しいお米になるのだな。見附の職員の方にお迎えいただく。まちづくり課を経由して市役所で見附市長と会談。およそ1時間。音楽プロデューサーとして進めている事業の経過報告。さらに文化施政全般について感じることをお伝えし、町にとってもプラスになるような実現可能な構想を提案申し上げた。文化に対しても深い理解をお持ちの市長さんだけにさまざまな事が建設的に展開していくことと期待している。長岡に出して頂いてそのまま新幹線に飛び乗り自宅に戻る。トマトが赤くなっていた。長岡で頂いた野菜たちや手作りジャムや何だか賑やか。8時までに食事を済ませるという日だ。姉から電話が入ったり何だかんだ言って、9時前まで食べてしまった。検査の前日、良い子はきっとビールの量もセーブするのだろうけれど、ヱビスに〆張の生酒なんかがあれば久々の我が家で我慢が出来ない。知~らない。(21日15:20)

無題

うゎぁ~、溜まっちゃったぁ~!

見附の第九

このところ暫く走りっぱなしだったので少し身体を労わらなければと駅前のマッサージへ。いつもながらツボを押さえて解してくれる。右腕左足が特に発達しているようで、バランスよく鍛えなければと思う。昼食をとりながら市内の音楽家と暫し話をする。やはり話をして分かることが多いものだ。ホテルで書類を作ったり、今日から始まる見附の第九合唱練習の発会式に向けてソリストからのメッセージを取りまとめたりする。駅で指揮の阿部さんとおち合いメッセージを手渡す。夜は財団のことや関係者と打ち合わせ。夜、阿部さんを呼び出してホテルで一杯。彼には見附の合唱団を本当に良くみてもらっている。今年で18回を迎える第九の演奏会、次に繋がる良いものになることを願って止まない。部屋に戻って、明日の準備をして就寝。ワールドカップはスペインかぁ。ドイツもいけるかと思ったが、パウル君、食われるなよ。(21日14:55) 

久々のフェニックス合唱団

朝物音に目覚めて、6時台に資源ごみを捨てに起きる。雨の東京、先ず地下鉄を乗り継ぎ本郷3丁目から東大病院へ歩く。1年ぶりの目の検診。今日は時間が掛かった。バスで上野へ出て昼食。カレーが食べたかったのだが何故かタイ料理店へ。ちょっと外してしまった。長岡へ新幹線で向かう。宿の前のたいやき屋さんで王道の小豆のたい焼きを一個、ぱくぱく。2月半振りくらいの長岡フェニックス合唱団。ラテン語の曲の譜読み確認稽古。とてもいい感じだが、もっとお互いにアンサンブルするコミュニケーション力とその気持ちを高めたい。折角いろんな合唱団の垣根を取り払って集った仲間なのだから。合唱のメンバーから色々お土産を頂いてしまう。かつて一緒に撮った写真や土地のおいしいものなど。ご馳走様です。 会食をしてホテルに戻り、メールをやり取りする。メールの文章は本質を伝えるのに言葉を選ぶなぁ。もちろん手紙も当然だけれど、直ぐに届けられる便利なものだけに、気を使いつつも真っ直ぐ伝えるために時にはストレートに話さないと曲解されてしまうことも。日本語って難かしっ。(20日16:30) 

選挙の日

午前中、先ず、母校一之江小学校へ投票に行く。前回の選挙はロンドンだったか、ベルリンだったか日本に戻れなくて残念ながら初めて棄権してしまった。会場は人でごった返していた。週末から始まる霧島国際音楽祭の取材を受けにJESCの事務所に向かう。南日本新聞の記者さんと話を進める。昨年に引き続き今回もお声掛けをいただいた。楽しみだ。その足で渋谷の洋服屋さんを覘く。練習着に使えそうなシャツを求める。新宿で知人達と会食。新宿も随分町並みが変わったなぁ。店そのものの回転も速くて東京の街はどこも落ち着かない。この国は何処に向かっていくのだろう。ギリシャどころの話ではない、日本の借金何とかしようよ。(20日16:15) 

岡田監督

それにしても今回のワールドカップは何気に盛り上がっている。残念ながら日本は惜しいところで敗退したが、世界レベルに喰らいつける力は頼もしい。かつて岡田監督はぼろくそに言われていたことがあったが、今回の躍進があってもご自身のスタンスはこれまでなんら変わっていないこと、その姿勢に学ぶところが大きい。結果が出せなかったことに対してマスコミも関係者も分かったように否定しまくっていたが、前にも書いたが、今の社会を見渡してみても、なんだか日本人は否定することを好む、と思える風潮がある。世代によっても違う気もするが、自分のお師匠の世代はダメだと叩いて教え込むタイプが多かったが、今は逆に叩かれる世の中だ。オーケストラの指揮者もカラヤンに形容されるようなタイプは少なくなった。当然強いリーダーシップを求められる役割だが、そのアプローチは人それぞれ。何でも褒めないと付いて来ない教育のあり方も問題で、時に我慢をすること、思いを強く持つ、寛容と忍耐みたいなことを伝えていくことも必要なことだと思う。ちゃんと話をしてコミュニケートをとるって大事だなとつくづく思う。(20日16:00)

華麗なる大円舞曲

いよいよ楽日3日目オーケストラの皆さんも同じプログラムを何度もご一緒して大変なことだ。誠実な音楽をする仙台フィルの皆さんに感謝。事務局の対応もとても行き届いていて気持ちがいい。仙台の小学生は良く聴いてくれていた。指揮者コーナーはやはり盛り上がるものだなぁ。今年はショパンイヤー、なるほどバレエ音楽レ・シルフィードはオーケストラ作品としても取り上げられるが今回のこの華麗なる大円舞曲も丁度あの小学生の頃弾いたような記憶が。同作品はハンブルクバレエだったかな、素晴らしかったなぁ。コンチェルトを演奏したテューバのピーターは相当に上手い。6回もウィリアムズを立て続けに演奏するのもギネス級かな。仙台フィルさんとは嬉しいことに来年3月に再びご一緒させていただけることになった。今から楽しみだ。(20日15:10)

仙台の小学生

仙台の音楽鑑賞会2日目、今日もオーケストラは良い音で会場を鳴らす。仙台の子供達は恵まれているなぁ。よく聴いてくれていた。拍手の仕方をちゃんと教えてあげるのもこの機会に良いのかもしれない。毎年趣向を凝らしているので、自分の代ではこんな曲を聴いたという話題も歴史になる。指揮者コーナーは指名も難しい。ウィリアムテル序曲はチェロから聴けるなんてまた素敵だ。毎日相当体力を消耗しているようだが、食事はしっかり摂らなければと思い今日も焼肉。あはは。肉より魚のほうが好きなのだが、何となく身体に力が沸くような気になってみたりする。かつてずっと伴奏に通っていたソプラノの東敦子先生のところでは、本番前は血の滴るような上質のフィレがいいわよ、みたいなことを伺った記憶がある。イタリアで食べたステーキは旨かったなぁ、なんて思い出しつつ、仙台のお薦めを味わう。やっぱり日本はいいわぁ。(20日15:00)

青少年のためのコンサート in 仙台

今日から3日間6公演の音楽鑑賞会。仙台の元気な小学生は良く聴いてくれた。今日は先ず午前午後の2回公演。オーケストラは朝からとても良いテンションで応えて下さる。小学生のテンションも上がり過ぎて、司会者も大変だ。指揮者コーナーは毎回2名、オーケストラによってこの鑑賞会は流れも考え方も少しずつ違っていて面白い。昼食は目の前のスーパーに行ってみる。魅惑的な価格に驚愕。オーケストラのメンバーから良い話やアドヴァイスを頂く。愛すべきオーケストラだ。副指揮者のオーディションを受けたあの頃を思い出す。今日は違う牛タン屋に行って晩ご飯。仙台に来て牛のべろばっかり食べている気がする。さて七夕は仙台はどうやら7月ではないらしい。8月かな?(20日14:50) 

青年文化センターの響き

市制コンサートを終え、本番明くる日のいつもの身体の感じ。そんなに眠れないまま朝早めに起きて午後からのリハに備える。仙台フィルさんは若干メンバーも入れ替わり明日からの音楽鑑賞会のためのリハーサル。面白いのは余り他のプロオケでは見ないプログラミング。小学校だと何となくプログラムも決まってくることが多いが、なかなか独創的なもの。出色は仙台フィルテューバ奏者とはのピーター・リンク氏とのテューバコンチェルトも取り上げる。昨夜のイズミティとは打って変わって響きが良すぎるほどだ。予約しておいた先日のマッサージ院に出かける。今日もじっくり診てもらった。実に細やかだ。併設のジムに置いてある体重計に乗ってびっくり、10年以上前のレベルだ。喜んでいいのかいけないのかわからへん。これはいけないと、ベルリンの沢野君の実家近くの焼肉屋に飛び込む。一人焼肉はちと寂しいが焼かれている肉を気兼ねせず自分のペースで頂く。にんまり。少し早めに休む。(20日14:35)

 

仙台市市制記念コンサート

朝はホテルで朝食。少し遅い時間に行くとシェフがオムレツを焼いてくれる。何が違うんだ、何だか美味しい。本番の日はゲネ・本番までの時間を如何に過ごすか大事なことだ。午前中は新聞なんか広げてゆったりする。ゲネプロはイズミティで3時から。本番は往復はがきで申し込まれたお客様が大勢見えた。メインのドヴォルザーク8番、振りながらいい曲だなぁと実感。弦も菅もたっぷり歌って下さる。ラフマニノフの3番、オーケストラの細やかなサポートでピアノを引き立てる。オーケストラに感謝。何だかゴーゴー音が聞こえると思ったら終演後、外は大雨。お客さんの足が気になる。ホテルに着くと10時。中のレストランで軽く一人打ち上げ・反省会ディナー。明くる日のために少し休まなければ。(17日10:45)

ロシアのピアニスト

仙台フィルの皆さんとリハーサル2日目、今日はピアニストとの合わせ、彼はロシアの28歳。前回の仙台音楽国際コンクールの入賞者。なかなか独特のアプローチ、読みをしつつ、よく弾く。このラフマニノフの3番、絶えず気になるのはバランスだ。しかしこのコンクール、先月ヴァイオリン部門の予選を指揮させていただいたのだが、予選からプロのオーケストラとモーツァルトを弾けるのはそれは若いヴァイオリニストにとって意義ある時間だと思う。オーケストラは一日中モーツァルトというのは相当大変だけれど。そして今回のように入賞者を登壇させる配慮、賞だけ出して終わってしまう多くの国際コンクールの中でも発掘した人材を育てるという意義は大きいものがある。ホールの響きに戸惑いながらも、彼のラフマニノフに皆と集まる。昨日から相当腰と肩に来ていたので、サイトで探したところいつも行っていた新宿のマッサージの支店が見つかり電話をしタクシーで直行。お願いして良かった。スポーツクラブの中にあって、体重も量ってきた。大変なことになっている。帰りは何だかJRで仙台まで出てバスの乗り方が分からず、あはは、歩くことになってしまい、途中の牛タン屋・利久で晩ご飯。明日に備えて休もう。(17日2:05)

杜の都 仙台

行きの東北新幹線、いつものように通路側に取って頂いていて、その通路を挟んで瀬戸内寂聴さんが座っておられた。あとで調べてみると88歳とある。矍鑠としておられ、おったまげた。仙台駅に降り立ち新幹線ど一緒をななったビオラ首席の方と今回の練習会場となる仙台市青年文化センターへ。月曜本番のコンサートのリハーサル初日。先月仙台国際音楽コンクールで仙台フィルの皆さんとはご一緒したばかりだがあの時はモーツァルトのコンチェルトだったのでフル編成では4年ぶりくらいだろうか!懐かしいメンバーの顔、早速、コンチェルトのオケのみの時間を頂く。序曲、シンフォニーとわんわん響く会場でのリハ、どうやら明日のリハト本番の会場は余りコンサート向きでは無い様だ。ホテルに入る。チェックインしたホテルは以前他のお仕事のときに滞在した東急系。これから6日間お世話になる。部屋の窓から辺り一面緑が広がる。前回はそんなこと無かったのだが、青葉通の街路樹が沢山の葉をつけて道路が見えないほどの緑、杜の都か。そのままベッドと仲良くしたいところだが、少しでも体重維持に晩ご飯をと、歩いて3分の牛タン店へ。味太助、美味しく頂く。ホテルに戻り、コソボ紛争の傷跡を残した地域の音楽家が集い演奏会を開くドキュメント番組。思わず見入ってしまった。(17日1:50)

コンサートスケジュール 2010年7月~

仙台市市制施行121周年記念コンサート申込締切:6/15(火)

2010年7月5日(月) 19:00開演(18:00開場)

会場:イズミティ21・大ホール

ピアノ:ヴァーチェスラフ・グリャーズノフ

仙台フィルハーモニー管弦楽団

指揮:船橋 洋介

グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30
ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 op.88

入場無料(往復はがき申込み制) 申込締切:6/15(火)必着
※仙台市内にお住まいの方、通勤・通学している方が対象となります。
※申込多数の場合は抽選とさせていただきます。
応募方法・お問い合わせ : 仙台市市民文化事業団
コンクール推進課
TEL: 022-727-1872

主催:仙台市

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霧島国際音楽祭
オープニング・スペシャル・ガラコンサート

2010年7月25日(日) 16:00開演

会場:みやまコンセール

藤原浜雄、ダニエル・ゲーデ、景山誠治、松原勝也(以上ヴァイオリン)
店村眞積(ヴィオラ)
田中雅弘(チェロ)
エドモンド=デイヴィス(フルート)
練木繁夫、クシシュトフ・ヤブウォンスキ、若林 顕(以上ピアノ)

船橋洋介(指揮)

鹿児島交響楽団(管弦楽)

バッハ / 2台のピアノのための協奏曲 第1番 ハ短調 BWV1060 第1楽章
バッハ / ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 第1楽章
モーツァルト / フルート協奏曲 第1番 ト長調 Kv.313 より 第1楽章
モーツァルト / ヴァイオリン協奏曲 第3番 第1楽章
ベートーヴェン / ピアノ,Vn,Vcのための3重協奏曲 ハ長調作品56 より 第1楽章
モーツァルト / VnとVlaのための協奏交響曲 kv364 より 第2、3楽章

[全席指定]※未就学児の入場はお断りいたします
[S席]4,000円 [A席]一般3,500円 [高校生以下(S・A席共通)]2,000円


お問い合わせ:みやまコンセール 
TEL: 0995-78-8000

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青少年のための一万人コンサート 〜子どものための指定席(I)〜

2010年8月1日(日) 15:00開演

会場:アクロス福岡シンフォニーホール

ヴァイオリン:池田開渡(東京音楽大学付属高校3年)
管弦楽九州交響楽団
指揮&レクチャー船橋洋介

グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲
モーツアルト:「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第1楽章
チャイコフスキー:「弦楽セレナード」第1楽章
バッハ:「G線上のアリア」
ベートーヴェン:「交響曲第7番」第1楽章
メンデルスゾーン:「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」第1楽章
チャイコフスキー:「交響曲第4番」第3・4楽章

【一般価格】  S席1,500円 A席1,000円(大人・子ども同一料金)
【友の会価格】 S席1,300円 A席900円(大人・子ども同一料金)
※シニア割引なし
お問い合わせアクロス福岡チケットセンター 

TEL:092-725-9112

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半夏生

茹だる暑さの上に今朝は、明け方隣の空き地で草刈りをする物音で目が覚め睡眠不足。新しい家でも建つのかなぁ。さて丁度一年の折り返し地点の今日は夏至から11日目、標記の名の付くこの日何だか蛸を食べる日だとか。母親が昨晩求めてきた。まんまとスーパーの商戦に乗っかっちゃった感じだが、このタコを食べるのは、古来より農耕民族のお祭りとして、田植えが終了した時期に稲の根がタコのように地に吸い付き、根付くようにと祈願して、食されてきた風習だそうだ。2月は恵方巻だったが、まだ色々ありそうだなぁ。縁起を担いで人は色々と考えるものだ。今日はほぼ一日家に居て通販で求めた簡易テーブルの到着を迎えた。明日からの旅に備えて衣装などを宅配業者に持っていく。その足でスーパーとユニクロ。小さな庭の作物、枝豆・インゲン・ナス・しし唐・パセリを使った夕食。体重がちょっと自分でも心配になるくらい何故かここ数年で一番軽い。やっぱりビールの量かなぁ。(3日19:05)  

消費税

下道を池袋へ。途中スカイツリーが存在感。ヤマハで楽譜を幾つか求める。消費税は5パーセント。ちょっと高い楽譜を求めると消費税は気にかかる。消費税がなかった頃や3パーセントの頃をふと思い出す。盛んに選挙戦で挙がる話題だが、もう少し慎重にやってもらいたい。ベルリンは19パーセントだ。食料品は細かく分類されているのか、飲料水や大事なビールは7パーセントだったかな、ジュースは果汁の多い品の良いものは19パーセントだった気がする。いずれにしても物価は少し高い印象だ。ロンドンもそうだった。でも健康保険は若干高いが、医療費は基本的に払う必要がない。テレビでスウェーデンの消費税25パーセントを特集していた。大学まで学費は無料、老後の心配もないと聞く。一番を目指すと言うが、全てそれが良いのかと疑ってしまう。ブータンの国民総幸福感政策というのは、何だか良い意味で気になる。国の借金はどうなるのだ。ギリシャのようにならないことを祈るばかりだ。7月に入り選挙まであと10日かぁ。難しいなぁ。(2日12:30)

演奏会のごあんない  見附・アルカディア 夏彩コンサート 

来たる7月4日、見附・アルカディアでアルカディア混声合唱団による夏彩コンサートが開かれます。

毎年年末に「第九」を中心とした音楽祭を続けてきている人口4万のまち見附市。音楽祭当初からお付き合いをさせていただいています。この夏彩コンサート、今回で9回目とは小生もびっくり。継続することの意義を改めて感慨深く見守っています。今回も小ホールで、親しみやすいプログラム、小生と共に学んで来た新進、阿部未来さんはとても見附のうたを大切に考えてくれています。彼の指揮のもと、ソプラノの櫻井綾さんをはじめアルカディア混声合唱団とピアニストお二人による楽しいプログラムになっています。

どうぞお誘い合わせの上、お出かけください。

第9回アルカディア混声合唱団 

 夏彩(なついろ)コンサート”詩(うた)と歌(うた)との出会い”

日時 2010年7月4日(日)14時開演

会場 見附市文化ホール「アルカディア」小ホール

指揮  阿部未来 

ソプラノ 櫻井綾

ピアノ 金子陽子 羽鳥由香

合唱 アルカディア混声合唱団

第1部 合唱組曲「一本のすじ雲」より 作詞:矢沢宰 作曲:繁田卓也

第2部 Mio favorito, Mio sogno. ”私のお気に入り 私の夢

     ソプラノ独唱 櫻井綾 ロッシーニ:フィレンツェの花売り娘

                   「ホフマン物語」より オランビアのアリア

                   ムーン・リヴァー、ド・レ・ミの歌  他

第3部 合唱ファンタジー「動物のカーニバル」作詞:榎木富士夫 作曲寺島尚彦~サン・サーンス

     

チケット1000円(当日1200円) 小中高生500円(当日600円)    

お問い合わせ 0258-62-1813 大塚様 

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