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仙台国際音楽コンクール

雨の仙台。今日は予選2日目、午前は仙台フィルさんのもう片方の室内オケが担当。小生は午後から6名と本番を共にする。曲目はモーツァルトのヴァイオリン協奏曲3・4・5番。どれを弾くかはくじ運?私たちは3番一人4番二人5番三人と共演。同じ曲が3人いればテンポもニュアンスも音楽そのものが自ずと違ってくる。カデンツの扱いも皆違ったりして、それこそ消える色鉛筆を6色用意して違いやポイントを書き込み対応。若い才能のきらめきを感じながら、同時に彼らに寄りそう愛すべきオーケストラに嬉しい気持ちを感じつつ30分6本勝負。本番ではいつ何が起こるかわからない。運も大きい。練習と本番のテンション、ホールの響きいろんなことを考え合わせつつ、皆でベストを尽くす。6名全てを終えて、舞台上でオーケストラをご紹介したとき審査員からブラボーが飛んだそうだ。嬉しいこと。コンクールだから結果は出るがそれぞれの才能に拍手を送りたい。帰りは一つ早い新幹線で戻る。銘菓と牛タンを土産に。今日はビールはどうも飲めなかった。コンクールがその人にとってそこからの人生にどのように作用していくか、大きなチャンスに間違いない。家に着いて体重を量ると2キロ減っていた。あはは。(25日0:50)

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