人生のチャンス
良い天気。肩と背中が痛くて殆ど寝付けなかった。朝は前の晩に用意しておいたものを軽く頂き、昼から初めてのホール、イズミティ21へ。第4回仙台国際音楽コンクールヴァイオリン部門の予選を指揮する。各国から書類をパスした35名が4人の指揮者、4つの室内オケが手分けをしてお付き合いをする。自身、様々な国のコンクールに参加したが、予選の段階でこれだけ恵まれた環境を整えるのは他には思い当たらない。小ホールでは仙台フィルの室内オーケストラと小生が、6名の若いヴァイオリニストと手合わせをした。12時50分に開始、最初の10分小生とテンポやカデンツなどの打ち合わせをし、続けてそこから50分間明くる日の予選審査のためにオケを相手に時間を自由に使える。終了は8時前。20分くらい少し休んだ記憶があるが、殆どぶっ通し状態。彼らの直向さにオーケストラは誠意あふれる献身的なサウンドで応えようとする。小生が出会ったのは、男性2名に女性4名。皆それぞれに何か光るものがあって、正直ハードな時間だったがこれも大切な使命、思わず昔を思い出した。これによって人生の何かが変わるに違いないのだから。しかしアジア勢は強いなぁ、特に韓国人の参加が目立つ。ホテルに戻り、大井さんと会食。小生はノンアルコールビールで我慢。彼らにとって良い時間になるように、共に良い時間が創れますように。(25日0:25)
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