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ベルリンのオペレッタ

朝食は一日の源、とか言いながら日本のお米をしっかりと頂く。今日は日曜日。穏やかな一日と思いきや同居人のYさんが「す、すみません」、シャワーブースから大量の水が流れ出ているではないか。バスルームは水浸し。慌てていくつものタオルを雑巾にしたてて対応。流しに水を捨てるも、あれ?再び水が湧き出る。下水の配管が一つのようだ。休日対応の水周り専門業者に連絡を取るも、その日は来ることが出来ないと言われ、結局1日日干しに。お陰で半日取られてしまった。めげずに水搔きで費やした体力?相当の遅めの昼食兼夕食を作る。買ってあった巨大ナスとひき肉の甘辛炒め、牛のEntrecoteを解凍し塩コショウで焼いていただく。赤ワイン付き。そして支度をして向かう先は今日もKomischeoper。S-bahnを使ってBrandenburg-Torへ15分。つい去年まで「菩提樹の下」Unter den Lindenと表された味わいのある看板の駅だったが、気が付いたときにはいつの間にか駅名も換わっていた。そこから歩いて3分。本日の演目はシュトラウスのこうもり。ホモキの舞台はむしろ正統的で冒頭から楽しんだ。音楽もStefan Solteszの抑制の効いたバランス感覚で特にアンサンブルなど歌手達や合唱も見事。でもベルリンのお客には余り面白くないのかなぁ。構わず沢山拍手を送った。楽しい時間だった。1・2幕通しで休憩、7時開演で10時終演とベルリンにしては有難い流れ。指揮してみたい作品の一つだ。ベルリンで見るこうもり、味わい深いものだった。(14日12:15)

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