ベルリンの青空
鳥の声が日の出前から元気に啼き、出国のために早起きをしている錯覚と夢心地の狭間に奇妙な感覚を味わう。この春一番の暖かな日曜日。ベルリン発のウィーン行きは欠航。いつものように朝食を摂り今日は最寄り駅から12分の駅前Schlachtenseeへ行き湖の周りを散歩した。白樺の花粉が最高潮だと言うが有難いことに余り良く分からない。地図では周囲4キロ程かと思ったが万歩計では丁度5キロ。ゆっくり1時間くらいかけて歩く。飼い主に連れられて犬達が戯れ、子供達は湖で泳ぎ、大人たちは走ったりサイクリングをしたり湖畔で本を読んだりと、思い思いに幸せな時間を生み出す。一周ちょっとしてお腹が空いたので昨年Tさんに連れて行ってもらったレストランでシュパーゲルを味わう。うん、唯一?失敬!美味しいベルリンの味覚。緑のアスパラも出回り始めた。湖畔で少しゆったりと時を過ごし、あれから丁度一年、良い選択をしたのだと今思う。家へ戻りドイツやウィーン、日本のサイトで最新の情報を受ける。青空は8時の日没とともに穏やかに暮れた。(20日14:15)
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