ベルリンからウィーンへ
とっくのとうに帰国の予定が流れたとたん、時間の感覚が崩れ始めアパートを離れる準備や帰る仕度をする気が失せていて夜中までばたばたしてしまった。仮眠を取り早朝起きてY君へ置手紙をして空港へ。ベルリンは未だ一部の会社が欠航続きだが我がOSウィーン行きはブッキングの不手際があるも難なくチェックイン。スターバックスで一息。しかしスタバはどこにでもあるなぁ。金曜日のフライトを取っていたが最悪飛ばなかった時のことを考え前もって地上職員に今日のウィーンまでの便を押さえておいたのだ。もしこれが飛ばなかったら、別の会社便か10時間かけて電車、又は夜行バスを考えていた。機内はガラガラ、何だかほっとしつつ日本い少し近づいた記念に朝からワイン。10時過ぎにウィーン着。予定が早回りして、取っておいたホテルも空港の目の前ながらちと時間が早すぎる。でもラッキーなことに11時前にはイン。ホテルの部屋から発着便を目にし、この事態は相当大変なことだったんだなと思わず振り返る。思いがけないウィーン滞在ほぼ24時間。う~ん何しよう。サイトをぱらぱら眺め国立歌劇場を発見。清教徒をやっている。サイトで当日券もぎりぎり取れて、少し仮眠を取り午後から市内へ。シュテファンの真下へ降り立ちケルントナーを歩く。天満屋で軽く食事。いよいよオペラ開幕。ウィーンの座席は趣がある。音楽と話のつなぎが作品のせいかちょっと緩慢ながらオケの低弦や管のウィーンの色を楽しむ。何といっても歌手陣のレヴェルは高い。惜しみも無くつるつるハイEとかFを出すElvilaのDesiree Rancatoreは秀悦。男性陣もびんびん聴かせる。隣のフランスの老夫婦と一連の噴煙騒ぎを語る。久々のバスタブに日本の入浴剤を溶かし入れ、ふぅ~ん。(24日19:00)
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