東京都響=都民芸術フェスティバル
穏やかに晴れた朝。あえてゆっくり起き出す。置いて出掛けたかったのだが、しっかり引いた風邪を携えて会場の池袋・東京芸術劇場へ。都響さんと早速ゲネプロでバランスを確認。芸劇のステージって余り広くなかったかなぁ、メンバーのひとりひとりがよく見渡せる距離感。いよいよ本番、ニューイヤーコンサートのようなプログラミング、名手揃いの都響さんとの一夜。ソプラノは丁度10年前、藤沢市民オペラでラ・ボエーム副指揮をした際にご一緒した半田美和子さんに、テノールの望月哲也さんはプラハでご一緒して以来の共演、美声が光る。休憩後の展覧会の絵は、ラヴェルのオーケストレーションの色彩を相当意識しつつも、ピアノのために書かれた原曲の持ち味を活かせるように作らせて頂いた。都響さんもそれを大事に感じて下さって、弦の音色も、管楽器のアンサンブルも素敵に奏でて下さった。どうやら小生はでかい音で鳴らし捲くるタイプではないようだ。伊原直子先生をはじめ、クオーターズクラブ、合唱関係、幼馴染と大勢のお客様が楽屋を訪れて下さる。都響の皆さん、そして客席の沢山の拍手に感謝。またひとつ本番で得た蓄えと課題が見えた。
風邪はピークだったのかな、そのまま近くのホテルに一泊。東京の夜景が眩しい。(21日0:45)
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