やってしまった
2度寝。前日はぐっすり休んで、朝7時には起きて朝食を摂ったのだが、そこで我慢ならず、食後のうたた寝とやらをしてしまったのだ。後悔先に立たず。身体を休ませるにはきっと良かったのだと思いつつも、予定が狂う。夕方支度をして電車で池袋へ。家電量販店で新年のカレンダーをもらい、かつての生徒さん達と会食。人生の師の一人でもある大濱當忠先生が他界されて一年。この留守中に古巣、東京滝野川少年少女合唱団の演奏会があったそうだ。まだそんなに昔の話ではないのに、既に師の大切な教えは微塵も残されない別物の合唱団に変貌してしまったようだ。師は深い愛情を持って合唱を通して子供たちに音楽を伝えてきた。そんな生き様に共感して二十歳の頃から10年間、指導者陣に加えていただいたものだ。多大な影響を受けた。相当の功績を残された方ながら名誉欲や金銭欲も全く感じさせないほどに、人生の全てを音楽と子供たちに捧げたような先生。その教えを受けた生徒さんは数知れないが、かつて合唱団から専門の勉強を始めるお手伝いをした生徒さんやOGと共に昔話に花が咲く。テーマはあいさつ。先ずそこから始まることを皆学び取った。
東京の夜空でこんなに星が見えるとは知らなかったほどに澄んだ空。どの星になって先生は我々を見ておられるかな。星の輝く明くる日は寒くなるという。ベルリンで鍛えられたものの木造一軒家は何気に寒い。街行く人の会話に「よいお年を」と聞き、ふと我に返る。何も年越しの準備などしていない。が~ん。(31日0:20)
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