おお しゃんぜりぜ~
曇り空のパリ。ホテルは最上階、向かいの建物や街並みに味がある。歩いて数分のところにあるラファイエットとプランタンの2大デパートを見てみる。シーズンならではの賑わいだがどこもお洒落だ。ブランド品に群がる東洋人は余り頂けた光景ではない。出発も間際だったのでパリでの演奏会はチケットの確保が間に合わなかった。昨年の例を信じて、バスティーユに再び出向く。立ち見券は既になく、数十分前から開演間際のダフ屋と再三にわたる交渉。平気で5~10倍の高値を吹っかけて下さる。まぁそれが商売なのを知ってはいるが余りにもアホらしいので、海外公演の日本での代理店相場位までは値引かせる。手を打つタイミングが難しい。今宵もお陰で楽しめた。オペラ座のバレエ、くるみ割り人形。美しい舞台だった。クララと王子の端正な踊りと演出に好感。バレエはいいなぁ。長岡の白鳥をきっかけに興味の幅が一層広がった。流石に人気の公演だけあって熱気充分。良い雰囲気の一夜だった。地下鉄一番線に乗ってシャンゼリゼ大通りへ。見附でアンサンブルを聴いたが思わずここで一致を見た。ネオンに彩られた大通りを歩いてみる。Champs-Elyseesの正しい発音はフランス人の様には出来ないが、お~ぅしぉんぜりぜぇ~なんて口ずさんで見る。あはは。2年前に日本で痛い思いをした生牡蠣に今年もチャレンジ。食後3時間現在問題は見当たらない。ラッキー。明日はどんな発見、出会いがあるだろうか。(23日2:00)
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