極寒のベルリン 魔笛
寒い。昼間、街を歩いてみたが、ドイツ人も寒いらしい。パウダースノーは見事に粉の如く、踏みしめる雪は片栗粉のようだ。着込んでいるので問題ないのだが露出している部分、特に鼻が痛い。窓は全て凍っている、開けるのに力が要る。
残り物を如何に美味しい料理に仕立てるか、腕の見せ所とか言い聞かせながら格闘をしてみる。街中で相当お金を出せば美味しいものを食べられるが、高が知れている。不思議な昼食を頂く。
郵便局や文具店、銀行に寄り、今宵もドイチュ・オパーへ。お世話になったアルトの野村先生はここで歌っておられたのかと感慨深いものがある。演目は魔笛。以前シュターツオパーで、ルネ・パーペの深いザラストロを聴いたが、こちらのプロダクションはいささか違う路線を行く。若手の良い歌手を散見。ベルリンでも色んなレベルの公演があるものだと新たな発見。むしろ楽しんで聴けた。
滞在中の記録を更新、マイナス14℃、体感温度マイナス21℃だそうな。玄関の大きな木の門が凍っていて力を加えないと開かない。余り元気良く息を吸ったり吐いたりするのは宜しくない状況。我が家はガス暖房で温かい。毎年北海道の人たちはこんな気温の中で生活しているのかと認識を新たにする。寒いよぅ。ぷるぷる。皆様良い週末を。(19日1:55)
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