« 時空を超えて | Main | ネーニエ »

クリスマス一色の街並み

お約束通り、小鳥のさえずりで目が覚める、それは日の出の30分ほど前だろうか。一度4時頃に起きたが、何だか寒いぞ。コーヒーを淹れてサンドイッチを作る。寝室から臨む景色は9月のそれと大きく違った。落葉樹はすっかり枝だけになって少し寂しい。でもお向かいの窓にはクリスマスの飾りが施されて愛らしい。市内交通の一日券を求めて早速市内表敬?

この時期ならではの景色。バスから眺める街の様子はクリスマス一色。先ず向かった先はコンツェルトハウスの左右にドイツドーム、フランスドームが美しいジャンダルメン広場。コンサートのチケットを求めに行ったのだがやはりクリスマスマーケットに足を向ける。早速パンにはさんだ焼きソーセージ、この時期のホットワインで身体を温める。チケット売り場でカードのサインと自署の違いを不思議そうに見比べられ、信用してちょうだいとか言いながら求める。そこから昨年11月に合唱団のお仲間と門前まで見学をしたベルリン大聖堂に初めて足を踏み入れる。丁度その夜の演奏会のゲネをやっていた。赴くままにふとドームの高所へ登る。ベルリン市内の夜景が望めるスポットに心を奪われる。アレキサンダー広場の周辺も特設観覧車が出たり、このベルリン、ドイツ国内でも不況に見舞われていながら市民はこの時期を愛しているのが良く伝わってくる。

更に破綻した大手デパート、カールシュタットの系列高級店KaDeBeへ足を運ぶ。クリスマス一色、ショーウインドウのディスプレイに目を奪われながら特に当てもなく雰囲気を味わう。帰って作るのも億劫になって食事。う~ん、君たちやっぱり味覚音痴ねぇ。大戦の傷跡を残すカイザー・ヴィルヘルム教会へベルリンに戻った報告。辺りのマルクトもそれはそれは美しく華やかに賑わう。初日からいささか飛ばし気味かな。予報では寒気が流れ込むようだ。寒いのかなあ。(17日1:20)

« 時空を超えて | Main | ネーニエ »

音楽雑記帳 my diary」カテゴリの記事