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大晦日の過ごし方

ここ数年、大晦日にリハや本番もなく今年も家族と家で過ごす。先日長岡で仕入れた蟹たちを解凍。ワインと日本酒をちょっと冷やして、家族4人で食事。スーザンボイルと矢沢永吉を聴き、殆ど知らない新しい歌手を何とは無しに見ながら蟹と格闘する。年越し蕎麦を茹で、わさびをすり、薬味を揃え海老天まで揚げちゃう。何と贅沢な。かつて飼っていた犬の親が住んでいた3軒隣のお寺へ鐘を撞きに行く。ここ数年兄がその申し込みに行きお札を毎年頂いて帰るのが定着しつつある。本来檀家やお寺に関係の近しい人や家族が出入するのだろうが、自然に迎え入れてくれている。欧州の教会のように誰にでも門を開いている雰囲気が感じられないのが日本のお寺だ。深くそして自然に係わり合いを持てる環境が少なく感じるのは東京だからなのではなかろう。小さい頃から特に法事のとき以外に出入りする習慣が殆どなかったのもひとつだが、今宵も混ぜていただき住職の説法を聞き除夜の鐘を撞く。住職や奥様、息子さんと話も出来た。

後厄も明年明ける。誕生日なのか、その年になったときなのか分からないが、いろいろなことがあった年だったが、節目だったのは間違いない。多くの人に支えられて音楽が出来ることへの感謝をもって。2009年終了。(1日11:30)

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