はんこ
東京の12月ってこんなに暖かかったかなぁと、寒いより嬉しいのだけれど心配になる。2つあるメインバンクの銀行印を取替えに近くの支店へ行ってみる。するほど入ってはいないのだけれど。これまではずっと中学の卒業式か何かでもらったプラスティックの三文判を使っていた。印影が出にくくなって新しくしてみた。銀行によって対応もそのシステムも違う。考えてみると印鑑を使う日本の社会ならではの面倒さだ。カードが普及してサインで済ませることが多いし、最近では暗証番号の入力と便利なだけに、でも印鑑を使う煩わしさはちゃんと手続きを踏んでするべき大事なことの表れかな。まぁこれでお金が貯まれば嬉しいのだが、世の中そんな甘かぁない。印鑑の字体は彫る人によって味が違う。美術品だ。2つとないものを持つこと、それを使うこと、印の歴史は5千年というが面白いものだ。
早速注文したCDが届く。早いし確実だ。そういえば荷物を受け取るときはんこを押したな。便利過ぎて困ることはないけれど、何でも欲しいものが欲しい時に手に入る世の中、使い方を誤らないようにしないとと思う。時間と手間を掛けて作ること、そして伝えることと、音楽の世界は便利さや効率とはかけ離れたところにあるなぁと思う。でも、ぱら~っと譜面をめくっただけで暗譜できちゃう脳みそ、欲しいかも。(13日14:20)
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