零下の洗礼
ベルリンの日曜日、今朝はしっかり鐘の音を聞く。それだけで心が洗われるような気持ちになれる。晴天の一日。がしかし気温は低い。どうやら小生がベルリンに入った辺りからこの冬初めての寒さのようだ。ありがとっ。寒いけれど空気が澄んでいて気持ちが良い、とプラス思考を試みる。お土産を持ってFeuerbach str.の宇田川さんへランチを頂きに出かける。ここの天ぷらは日本で食べるより美味しい。思わず熱燗と定食を頂く。腹ごなしにラビーンのバウムクーヘンを求めに歩く。日曜の昼下がり、地元の人がお目当てのケーキを求めにやってくる。ケーキも試しに買ってみた。美味。ドイツとは思えない程、甘さも上品だ。ベルリンの天気をネットで調べると、どれも違ったことを言っている。押し並べて日中マイナス2度程の気温だったが、余り実感がわかない。そもそも防寒しているからだな。一日プラスに転じることはなかった。いよいよこれがベルリンの冬かと気持ちが引き締まる思いだ。日の出は8時10分前後、日の入りは3時50分前後と日中は8時間を切っている。ロンドンで散々日の短さは体験したがやはり日が短いのは寂しいものだ。この気候風土から様々な芸術が生まれた訳だ。頭に振りかけたひゃっこいシャンプーびっくりしつつ、そんなことをふと思った。(18日0:50)
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