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見附の養護学校

気持ちよく晴れた。早めの朝食を摂り出かける準備。長岡駅の改札に今回の出演者グループ「ナインカラーズ」を出迎える。全員東京音大の卒業生たち。知った顔も散見。早速市役所のマイクロバスに乗り込み川崎の蕎麦屋でへぎそばを振舞う。

向かった先は見附市立見附養護学校。小学校と並んで建つ学校は秋の風景に囲まれて心地よい環境。大阪シンフォニカー響さんや、日本フィルさんと兵庫や千葉での公演を思い出す。今回は、予てから是非実現させたかった公演だ。長岡とは規模は違えど、見附の子供たちに音楽を届ける役割を仰せつかって、小学5年生と中学2年生の公演だけではなくて養護施設に届けたかった。

勝手な実感ながら、伺って良かった。正直なところ彼らにどんな言葉で語りかけたら良いか分からなかった。でも音楽を届けたいという想いだけで他には何も必要なかった。声が出たり、動いたり、音を出したりするのは一向に構わない。一曲目が始まって確信を得た。明らかに彼らの表情や向かう意識に音楽があった。選曲も相当悩んだが、それも前述の想いが解決させた。何より嬉しかったのは、音楽の表情に間違いなく寄り添って聴いてくれていた事だ。穏やかな曲想にはそれを受け止める。ひとりひとりの表情から何かを「感じている」ことを受け取った。彼らにこそ生きた音楽を届けなければいけない。当然ホールで聴く子供たちと変わらないチャンスを得る権利があるのだ。30分のあっという間のプログラムだったが、先生方の予期せぬ手拍子つきの「アンコール!」攻撃を受け、もう一度「勇気100パーセント」を。皆さんに立ってもらい、歌や振りもあって楽しい時間が生まれた。出会いに感謝。

新政権の下で、これまで相当数の学校に直接出向いてプロのオーケストラとコンサートを指揮したが、その文化庁の事業の先行きは不透明、敢えて今そこには触れないが自治体に移譲しちゃったり成果や結果が目に見えないと片付けられて、先細りしていくような文化政策になってしまうのかな、この日本は。

見附市の建てた文化ホール「アルカディア」でリハーサル。入念なチェックをし、準備。急遽オープニングで指揮をすることに。ビリーブもピアノで参加。

メンバーと別れて、市内で合唱団関係者と会食。美味しかった。話題も多岐に渡り相当酔ってしまった。弱くなったなぁ。プログラムの手直しをして就寝。(4日1:10) 

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