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October 2009

秋の週末

朝早くに目覚めるも少しゆっくり起きる。天気が良くホテルの部屋も暖かい。ボケボケ気味ながら相当量ある、衣装や着替えを宅配に頼むため梱包。肩は何だか正直。脱水症状が収まらない。水分補給につとめるが、充分な筈で代謝がおかしいのだな。いつものことか。

早速年明けの演奏会の打ち合わせや、長岡の財団との連絡も入る。土曜の午後、ある尊敬する夫妻のお宅へ。美味しいものをたんと頂き、元気が出てくる。やっぱり人間は食だな。日本人で良かったと思える瞬間。懐かしいお顔にも会える。11月になるとは思えないほど温かい1日。このまま東京に戻ってはと思い立ち、新幹線は途中下車。2年ほど前だったか、月に一度は温泉!何てアホな目標を立てていたが、帰国後待望のお湯に入る。身体からドイツが抜け切った。手足が痺れるほどに快感。日本人で良かったと思える瞬間2発目。

ここは何処だ?(6日23:15)

東京フィル 長岡特別演奏会

今日も朝から暖かな陽射しのいい天気だった。早速昨日の学校コンサートの様子は新潟日報の朝刊に掲載されていた。

東京フィルさんとの長岡特別演奏会、ゲネプロを3時半から市立劇場で始める。公演の成功のために団員さんが細やかな配慮をして下さる。いよいよ本番は大勢のお客様の顔をお迎えする。このご時世に、そしてインフルエンザや度重なるプロオケの公演の中で、3年目の今年、お運びいただいた皆様に心からの感謝を。相当ソリストの意向を受けて前半のプログラムを練った。ドイツ、そしてイギリスの作品。森さんの歌声と音楽は会場の心に届けられただろうか。トークコーナーも結構楽しみにして下さっていたようで、好評。ほっ。思いがけず長岡弁を披露することに。

後半は展覧会の絵。小品が散りばめられた35分と言う作品ながら、指揮者にとっても大事なレパートリーのひとつだ。オーケストラもそれぞれの個性を発揮できるラヴェルのオーケストレーションによって音楽が紡ぎ出される。響きの無い市立劇場を生かして奏でて下さったように思う。肩の痛みは不思議なもので、本番では吹き飛んじゃう。楽屋ロビーに合唱団やバレエ関係者、市内の音楽関係者が東京フィルのメンバーをそして小生を温かく拍手で迎えて下さった。嬉しさと、一年ぶりの大切な演奏会を振り終え正直少しほっとした。

ありがとうございました。

宿に戻って、いつも本番の後は余り食べられないのだが、何故か痩せた身体に珍しくビールとラーメン。一晩で痩せたは撤回だぁ。(6日22:22)

長岡の小学5年生

良い天気に恵まれた。
朝10時半からまず第1回目、長岡市の小学5年生対象「夢づくりコンサート」。カルメン前奏曲に始まり、おはようの挨拶で元気な声が聞けてほっとした。音楽鑑賞教室の司会進行も1年以上ぶりだ。時間のペースに気を遣うのだがほぼ上出来だろうか。
会場中マスクだらけの子供達が気の毒だったが、当然の措置だ。よく聴いてくれていたと思う。今年は小生が海外にいたこともあって、教育委員会や現場の先生方と直接話を交換する機会が無かったのだが、これまで同様プログラムは良かったんじゃないかな。
昼をはさみ午後の公演まで市役所の周り、信濃川の土手を歩く。相当の脱水で少々つらくもあったが、息を吸いたかった。暖かい陽射しが気持ちいい。
後半もちょっと喋りが滑らかに行かなかったが、東京フィルの皆さんのお陰で無事務めることが出来た。2回公演は主催者発表でおよそ2200名の子供達に聴いてもらったことになる。
公演後の取材でも話したが、堅苦しくなく友達のような存在であって欲しいと心から願う。将来のファンが増えてくれることを願うばかりだ。学校の先生方と教育委員会、そして演奏するわれわれが顔を揃えて子供達のために連携できるのは全国的に見てもそう多くは無いだろうと思う。何かを掴んでくれたなら。(6日2:00)

リハーサルワークショップ

朝から良く晴れた穏やかな秋の長岡。
午後から、東京フィルさんとの一連のリハーサル。その前に管打楽器のメンバーによる長岡の中学生への楽器のクリニック、ワークショップを開催。インフルエンザの影響で参加校が幾分減ってしまったのだが、どのブースを見ても東京フィルのメンバー諸兄による熱いレッスンが繰り広げられていた。3度目となるワークショップもひとつ良い形を見出すことが出来ただろうか。オーケストラのリハーサルを引き続いて見てもらい、翌日に控えた小学生のための2回公演を中心に進める。今回は剣の舞と、楽器紹介により趣向を凝らす。
今回のゲスト森麻季さんとの合わせ。予定していた時間をはるかに超すリハーサル。
東京フィルの皆さんのやはり歌ものへの拘りや、今ある状況の中で最良のものを生み出すための提案や、気持ちが嬉しい。
リハ後、12月の震災復興公演のソリストのレッスン。
朝以来食べ損なっていたことに気が付き、あくる日の本番に備えホテルで肉を食す。県内川口産だそうだ。なかなかグッド。
元気に小学生と会えることを楽しみに。(6日1:50)

ね~さん

ちょっと早起き。台風の影響が残る。都営線を新宿で乗り継ぎ光が丘へ。
1年と少しぶりに東京フィルの皆さんと顔合わせ。リハの会場はIMAホール。
明日から3日間のスケジュールで長岡での公演に向けてのリハーサル。
大きい編成のものから合わせていく。今回の編成では「展覧会の絵」。
いつもと違った光景がそこにはあった。コンサートマスターの席に外人のお兄さん。
そのお兄さんの名はネ~サン。気さくなアメリカ人の若きコンサートマスター。
2回の小学5年生に向けた鑑賞教室プログラムと、一般向けの特別演奏会プロ。
およそ3コマ。肩はなんだか麻痺していて分からなかったが、筋肉が上手く使えない。
極度の脱水で喉が辛い。そうなるといつものように、水分を摂っても浸透しない。
その足で長岡入り。駅前で次の日からのスケジュールに備え、土地のものを頂く。
長岡はいいらてぇ。(4日1:15)

新型なんて

月曜日の朝は学校の子供たちの賑やかな声で目覚める。校庭には照明の設備も入って昔では考えられない光景だ。
近所のお家が新築をし素敵に出来上がってきた。家の前の道路は区画整理で拡張され、見通しは良くなったけれども、かつての様子は子供の頃の記憶が全てだ。
昨日整体に行って非常に楽になった反面、テーピングがきつ過ぎて皮膚が厄介なことになってしまった。本番前に困ったものだ。
長岡から新型インフルエンザの様子が伝えられる。先週から相当広がりを見せていたようだが、とうとう今週の公演を全ての小学5年生に聴いてもらうことが難しくなってきてしまった。残念なことだ。どうか、一つでも多くの学校が会場に来て音楽を楽しんでもらえるように祈りたい。(4日0:45)

日本の日曜日

日本に帰って4度目の日曜日。もちろん教会の鐘の音は無いし、車の往来や人通りが平日とは違うのだが、かつてのように本番が当然のようにあって休みにならないような日曜日の感覚が甦って来ている。
池袋に出向いて部屋に篭る。その間小生が一番最初にお弟子を取った頃のピアノの生徒さんの友達からメールが届いた。丁度今日は先日に続いて、隣の母校中学で町内会のお祭りみたいなのをやっていたようだ。残念ながら会えなかった訳だが元気で連絡をくれるというのは何よりも嬉しい。皆結婚して子供にピアノを習わせたりしているのかなぁ。
更にかつての音大高校のオーケストラの生徒さんからメールが届く。プラハからだ。十分な楽譜が手に入らないのでベルリンのお店を教えて欲しいと言うものだ。ベルリンまでわざわざ楽譜を調達しに出かけなければならないと聞き、贔屓にしている2店の詳細を伝える。ベルリンよりも何処よりも日本で何でも揃えられるのは凄いことかも知れない。
秋葉原でCDを物色。日曜日にこれだけ商店が開いているのは便利と言ってしまえばそれまでだけれど、振り返ってみるとベルリンにいたら、ごく普通に街や公園に散歩に出かけたり、自然と戯れたりという生活に対して、それを日本では自ら意識をして求め無ければならない環境は必ずしも良いことばかりではないな。(4日0:20)

懐かしい仲間

あぁ~書き溜めだぁ。一週間分。。。

雨交じりの天気。何だか南のほうで台風が燻っている。
今日は夕方、池袋で15年近いお付き合いになるPVMの仲間たちと久々に顔をあわせた。フィルハーモニック・ヴィルトゥオーゾ・ミューズという名のオーケストラ集団。既にその活動は発展的解消を遂げたが、かつてプロとアマの垣根を外して池袋の芸劇でカルミナブラーナを指揮したのをきっかけにその時から運営や演奏に尽くしてくれた中心メンバーとの再会。とは言え以来これまで、各地で第九や色々な演奏会の度に支えてくれている。その中心メンバーも30代半ばになり子供ちゃん連れだったり最近おめでたい結婚をされたり。それぞれがそれぞれの分野で良い仕事をしている。そんな仲間とわいわい飲めるのは嬉しい。また皆で会えるといいなぁ。(1日10:30)

あれから5年

先日の流星群は東京の空では明るすぎて見ることが出来なかった。そもそも雲も多かったが、願い事はそれ以上にあるのに。
今朝は少し肌寒かったかな。食事を済ませ、珍しく親父と二人で錦糸町に買い物に出かける。トリフォニーホールの周辺は開発が進んで綺麗になった。駅ビルで昼食をとり、そこで別れる。
カムリ君は機嫌が良い。飲めるものは全部飲んだとあってエンジンも快調。もう直ぐ19万キロ達成だ。流石にここまで乗ると塗装も剥げ始めちょっと寂しいものがあるが、全く気にしない。といって塗り換えることもしないけれど。
祖父の眠る小石川のお寺の脇をとおり、秋葉原へ出てCDを物色。
ちょうどあのときもカムリに乗って八王子へ「ラ・ボエーム」の音楽稽古に出かける途中だった。赤信号でめまいのような感覚、しかし信号機が揺れている。
オーケストラを率いて長岡や見附に伺ったのが遠い昔のような、つい最近のような。そしてまた今夜も新潟で地震があったという。地球は正しく生き物のようだ。
暮れの復興祈念コンサートに向けて出来ることをして行きたい。
(26日17:30)

メンテナンス

部屋を真っ暗にして寝ていたら、朝いつも通り起きられない状況に陥った。美人時計というのが流行っているようだが、それではなくて、体内時計というのは相当身体に大切なもののようだ。ドイツでは朝の陽射しで目が覚めて鐘の音と共に一日がスタートしていたのだが、日本では、明け方から増える車の行き交う音や、隣の中学校の子供たちの声が生活の一部として組みこまれている。寒くなってきたのでシャッターを下ろしていると外界の明るさが分からず危険。今頃ベルリンは朝が遅くなってきただろうなぁ。どんな様子だろうか。
先日愛車カムリ君のタイヤを履き替えたがその際あれやこれやと言われた改善すべきアドヴァイスが気になり、お店へ。そうかぁ1年以上たまに帰って来ても大して乗らなかったが、エンジンオイルが殆ど入っていなかったとか、メンテナンスは大事だなぁと実感。カムリにさまざまなものを飲ませて、機嫌をとった。近場へ買い物。
メンテナンスは人間の身体も同様、しっかりしないといけないな。近所の親戚のお婆さんに会いに行く。今年94歳、元気が一番。
来年のお仕事のお話を頂く。再来年の話も決まり始め、いよいよ日本での活動を本格的にして行こうと思う。(24日14:30)

秋の収穫

今朝は穏やかな東京。
先週予約しておいたいつもの整体へ。単純な動きには差ほどではなくなったが、肩にひねりが入ると激痛が走る。何か住み着いているのだろうか。日本フィルさんとの本番をやって落ちていた筋肉も戻っては来たが、しなやかな筋肉を必要とするものだから筋トレをやる意味は余り感じないし、かつてのようにリハーサルやステージでその感覚を戻すのが得策のようだ。痛みさえなければよいのだが。
次週に長岡の子供たちへの公演を控え、新型インフルエンザが心配だ。元気に聴きに来てもらいたいと祈るばかりだ。
家で採れた夏野菜もそろそろおしまい。ししとう、にがうり、きゅうりと何だか良く育ちましたと褒めてやりたいかわいいものだ。唐辛子は収穫をして暫く使えそうな量だ。ベルリンで辛味が欲しくて、立派な真っ赤な奴を3個買ってきて、おまじないも兼ねて窓に吊るして乾燥させていた。いよいよ良い感じで乾いたので一本細かく輪切りにしてほんの少し炒め物の辛味にしたのだが。辛くない。寧ろ甘い。唐辛子やないやん、単なるパプリカの仲間だったようで力が抜けた記憶が。次回は今回のを少しドイツへ持っていこう。(24日13:35)

秋の移動日

雨の長岡。朝からしとしと降っていた。一雨ごとに秋が深まる感じがする。
ホテルには4泊したことになる。朝ごはんを早めに済ませ荷物を預けチェックアウト。
バスに乗って市役所へ。そこから歩いて市立劇場へ。なるほど駅から劇場へは15分あればバスでも移動できるのは良い。その後リリックホールへ移動して打ち合わせ。
帰りに笹団子を求める。一口サイズのものだ。笹の葉の緑色が綺麗で、冷凍してあるのだが結構美味しい。日本ならではと思うものの一つだ。
車窓は湯沢や上毛高原辺り、少しずつ色付き始めたのかな。紅葉を愛でる時間は取れないかなぁ。その気になって行っちゃえばいいんだ。と夢の夢になりそうな一文。
ときは、しっかり時間通り運行。ドイツのインターシティーも利用したときは何も問題なく動いていtが、ベルリンのSバーンは未だに永年の整備不良の付けが混乱を来しているようだ。日本で電車が止まるとそれは影響が大きいが、ベルリンでは、またかぁと言った諦観が先に立つ。まだまだ何でも平和だな、日本は。(24日12:30)

発見の連続

まだ、寒くて目が覚めるほどではないが確実に季節の移ろいを感じる朝。ホテルの朝食で一日のスタート。1年もしないうちにホテルの顔ぶれも随分変わった。
昼は近所のたいやき屋さんでタイヤキを1つ頬張り終了。本屋さんを物色。
夜は、本来小生の出番ではない合唱の稽古を覗きに出かける。今日も長岡駅からぽろりんだか、くるりんとか言う循環バスに乗って美術館で降りる。団員さんと一緒になる。
ベルリンやロンドンでは散々人の演奏会のリハーサルを見聞きし、色々な発見や、得ることがそれはそれは沢山あった。指揮者は、前に出て対話して初めて成り立つものだから、当然自分だったらああするこうすると頭に思い描き、実際やってみたらそう上手くはいかないだろうな、などと連想したり、自分の手元に届いてくる音楽を受け止めて、客席の空間にどのようにそれを放つかを客観的に見てみたり。
今宵は全く口出しもせずメンバーの視点でリハーサルを立ち会う2時間に徹した。これまで20年通って来て、始めての体験だったかもしれない。一番後ろの末席に座って見えることが思いのほか沢山あった。収穫大。楽しいレッスンを団員さんと共にしながら過ごす。マエストロ稽古まであと4回!
一人で晩ご飯を簡単に済ませる。もう次週は東京フィルを率いて演奏会だ。沢山のお客様に足を運んでいただけるといいなぁ。(22日19:10)

久々の見附

定宿のホテルで朝のバイキング。メニューは殆ど代わり映えしないが、コーヒーが美味しい。
1年以上ぶりだろうか、見附へ出かける。アルカディアで昨日に引き続きバレエの舞台稽古に立ち会う。東京フィルとの「白鳥の湖」の他にテープによる上演で「春の祭典」がある。コンテンポラリーの作品として興味深い。昨年末、パリで同演目を見たがそれはそれは衝撃的だったのを思い出す。自身の関わる時間まで3時間近く持て余すことになったので、町の中心部に買い物に出かけたり、やることを見付けつつ待った。オペラもバレエも待つのが仕事みたいなところは一緒ないのかな。楽屋で頂いた新町のお饅頭が美味しかったなぁ。
白鳥の湖、バレエのシーンはもとより、チャイコフスキーの各曲の魅力的なこと、やはり古典の珠玉作品の一つとして愛されているのがよく分かる。今回は登場人物の設定が何だか面白いことになっていて、果たしてどんな作品に仕立てられるのか楽しみなところでもある。
音楽にどう寄り添って動きとの関連を見出すのか、ますます興味が湧き、「音」ではなく「音楽」に一人一人のダンサーの躍動が何処まで呼応してくるようになるのか期待が膨らむ。
人が演奏したものを聴きながら、自分の音楽を頭に鳴らすのは辛いものがあるが、これもまた経験だ。
更に泊まることにして、近場で晩ご飯。
見附の第九、今年はオーケストラでの公演が復活するようで頼もしい限りだ。ソリストも豪華、良い公演になると期待している。(22日18:30)

バレエ三昧

ホテルの窓から望む長岡の小高い山々がくっきりと浮かび上がる。ひょっとすると山の色も深い緑からいよいよ赤みに移り変わろうとしているところだろうか。

午前中はメールのやり取りや電話での打ち合わせに終始した。

歩いて10分で、かむろ真鶴先生のバレエスタジオがある。ご縁で、昨年の7月見附でのカルメンで共演させていただいたこともきっかけとなって、お教室の周年記念でもある来月11月の「白鳥の湖」の指揮を仰せつかった。長岡での本番まで時間が取れないこともあって練習の様子を伺いつつ必要な打ち合わせを目指す。

バレエはいいなぁ。全身で表現をすること。美への探求、それは音楽とも共通するものだが、言葉を持たない心の表出、生き様みたいなものが隠されることなくそこに存在し、現される訳で奥が深い。初めてご一緒するベテランのダンサーや助演の方たちを含め、表現者としての立ち居振る舞いに得るものも多い。細やかな演出振り付けの作業を見守る。オペラの現場と共通するものもある。

若い男性ダンサーや客演の中に入って会食。音楽関係者は小生ひとり、ちょっぴり肩身が狭いような、否、むしろお隣の?世界の人たちと語れたのは良かったな。背筋が良く伸びていたかも知れない。

新しい内閣はどれ位芸術に理解があるのか、良く見ていようと考えさせられもした。

結局、部屋に戻りもう一杯頂いて就寝。(19日16:00)

長岡三昧

久しぶりの長岡。駅からバスに乗って県立美術館前へ。停留所を降りるとそこは綺麗に整備された花と緑の公園。気持ちの良い風が吹く。

リリックホールに出向き打ち合わせをする。小生の関わるものも今月末の東京フィル特別公演や、年末の震災復興公演などと目白押しだ。

ホテルに戻って、駅前の「松本」で一人晩ご飯。音楽好きのマスターと話をする。料理も美味しい。魚や手の込んだ一品料理に舌鼓。

ベルリンからメールが届く。相当寒い様子。日本に帰ってすぐ、寒くなり始めたようだから申し訳ないがちょっぴりラッキーだったかな。

睡眠不足もあってかぐっすり寝入った。20年来の定宿、そのベットや枕は慣れ親しんだ証拠かな。(19日15:15)

愛車と燃費

今日は一日穏やかに晴れた。昨日食したバジルは紫蘇のように花や種を付けていたが、緑色の毛虫ももれなくいた。どんな蝶か蛾になるのか分からないが、蚕のように旨そうにその葉を食べる奴を飼ってみる。物凄い生命力。

朝は、いつもの整体へ。習慣にしたくはないがしばらくは仕方ないだろうか。ぎっくり腰の後遺症かなぁ、いつも本番前にしていた股割りも出来なくなる程バランスが崩れている。そして肩かぁ、四十肩ねぇ。厳密には42肩。ドイツ流にのんびりやるかぁ。

近所の車用品店へ。それは先日愛車カムリに好物を飲ませていたら、店員に「タイヤつるっつるっすよ」と言われ今日慌てて行ったものだ。相当のキロ数走って来て、何度か命を救ってくれ、当時にしたら燃費も良かった方だと思うが、既に老体に鞭を打っている感は否めない。海外にいる間に補助金制度もいっとき出来て、先ず地球のためにはそろそろ考え時、更に安全面からも替え時なのだと思いつつも、愛着が沸くものだ。ようし買い替えを!何て思ってみてもこの1年の散財を考えたら、はい、それまでよ。タイヤを履き替えた。

池袋に出て、オフィスから歩いて3分の東洋一大きい本屋さんと、家電量販店へ。更に目白の耳鼻咽喉科へ。1日動き回ったな。(16日4:05)

地元三昧

日中はよく晴れたが、夜は雷に土砂降りと乱れまくり。ベルリンは相当寒そうだ。

前日に引き続き、日本での生活に支障を来たしていることを解決しに地元を回る。先ずは銀行。カードの磁気の具合が悪く、まるまる取り替えることに。何かと手続きは日本も厄介だ。届くまでドイツ流に気長に待ってみるかぁ。

松江の商店街を物色。この辺りも何だか活気が感じられない。不況の煽りだろうか。その足で葛西へ。ミネラルウォーターと日本のビールとフランスのワインを日本では安い量販店へ。ドイツではペットボトルはボトル代が償還されるので、それを考えるとそんなに差はないのだが、このアルコール類!いや~高いっ。でも好きなんだなぁ。ワインに至っては、どうやら格安店の相場はドイツの2倍。輸送のコストと税金分?

歩いて3分のスーパーに食材を。今日はワンパターン化してきた麻婆豆腐の材料の他に、この江戸川ならではの「小松菜」を。地場産と埼玉産が並べておいてある。後者の方がみずみずしくて葉振りもよく値段も少し安かったのだが、名前の由来でもあるこの江戸川・小松川の地元のものを改めて食べてみようじゃないかと1つゲット。

夜は雷が我が家をかすめるように轟き渡る中、いろいろ料理する。庭のバジルを天ぷらに。パスタかピッツァに散らすかソースを作ることしか思い浮かばずにいたが、揚げちゃうと中々どうして、紫蘇の葉のようで美味。お気に入り、〆張鶴の冷酒を頂きながら和食三昧。いや麻婆もあったなぁ。(16日3:15)

池袋三昧

今日もよく晴れた。湯沢で求めた美味しいなめこの味噌汁をいただく。体組織計で、体内年齢が25歳と出た!にんまりしつつも、そんなわけないやろっと器械につっ込む。

朝から池袋へ移動。11月に新潟・見附市で行う管楽アンサンブルの音楽鑑賞教室、その打ち合わせ。選曲や内容について吟味する。よいメンバーが演奏してくれる様子で楽しみだ。

この秋以降の演奏会で使う楽譜の準備や、携帯電話のサポートなどなど、久々日本での生活に必要な手続きをして回る。

オーダーメードの枕やさんに行って見る。素材、硬さ、高さ、大きさ、いろいろアドヴァイスをしてもらう。これまで使っている2つの枕も悪くないのだが、どうやら自分の首、頭には低いらしい。特に肩を壊して以来未だに寝返りをうてないのが困るところで、何とかしたいものだ。

先週の杉並での公演には沢山お知り合いに来ていただいていたようでメールをいただく。ありがとうございました!

昨日までの合宿、メンバーからメールが沢山届く。久々の長岡の合唱にこれまで長いことやってきたてぇ、懐かしくもいいものだなぁと改めて感じている。そりゃそうらてぇ。(14日14:10)

合唱三昧

朝から快晴の苗場。夜中相当気温が下がったが、すでにベルリンで免疫が出来ているので然程困ったこともなく、6時に目が覚める。

9時から3時までみっちり練習。山本先生と2手に別れて細かいチェック。この2日間で4回分の練習には相当する訳で目に見えて上達。本番に向けてまだまだ多くの課題はあるがメンバーにも少し光が差し込んだところだろうか。これから相当本腰を入れて歌い込まねばと思う。

湯沢の駅でひとりお疲れ様ビール。駅舎の中に温泉があるのだが、それは見送り。本当は一泊温泉で休養をと考えたのだが、早速明くる朝予定も入ってしまった。立派な"なめこ"やお土産をゲットして帰京。何だか美味しそうなもの見つけると手に取っちゃうんだよなぁ。(14日13:45)

苗場の秋

あぁ、またぼやき日記たまってきちゃった。

寒くも暑くもなく心地よい穏やかな秋の日曜日。

ときに乗って、一路越後湯沢へ。すっかり秋の景色。ほっとする。車中から望む谷川連峰の色付き始めた紅葉に見惚れる。

さて年末にある中越地震復興祈念演奏会の公募合唱団、その集中練習合宿が新潟・苗場であった。20年来のお付き合い、長岡市民合唱団や見附のメンバーに久しぶりに会えたのも嬉しかったし、今回のこの事業の趣旨に賛同して集まってこれらた多くのメンバーが難曲を一生懸命練習してきたことに感動した。2時に到着後早速練習。5時間。練習は年明けから始めていたので、二人の指導者にお任せしていたが、やはり最後は指揮者に渡すところまでは自身が担ってやらねばならないと改めて認識。

夜の懇親会も盛り上がっていた。大きなお風呂に入り3時頃就寝。明日はみんな元気に歌えるだろうか。(14日13:05)

シェイプアップ

涼しくなったけれど今日もよい天気。
肩の痛みで目が覚めた。どうも良くない。本番をして、むしろ身体を動かしストレッチ効果で良くなれば、何て調子良くはいかないものだ。
いつもの整骨院へ予約を取る。運良く夕方診てもらう。そんな所、何でも無いよ、って思っていたような箇所が相当効く。
右利きだけれど指揮をするときは努めて全身のバランス、特に左右を均等に使えるように意識してはいるものの、なかなか思うようにはならないものだ。少し減らした体重も身体のためには良いようだが、指揮をする重心にとっては今ひとつ欲しい気も。それでも昨日振っていてかつてより落ち着いてはいたのだが。やはり多少体重は要るもののようだ。
ベルリンで毎日体重の推移を記録していたのだが少し意識したら2キロ程やせた。そして昨日本番をして、当初より4キロ減量。でもその後飲んじゃうからなぁ。
シェイプアップに指揮は如何?(11日6:20)

中村紘子さん 杉並

台風一過の東京、穏やかに晴れ渡る。街は何処から飛んで来たのか分からないようなものや、風雨に振り落とされた葉や枝が散っている。
今日も車で本番の会場、杉並公会堂へ。とても綺麗になってかつての会堂の楽屋周りや舞台の感じは遠い昔の記憶になってしまった。
帰国後最初のステージとなった今日の公演、日本フィルの皆さんと初顔合わせの大御所、中村紘子さんとの演奏会。日本フィルさんのリハーサルは欧州のようにひとコマが90分まで使える。今回はきり良くほぼ1時間ずつの流れを取ったが、集中力や音楽で、時によっては7~90分続けたいこともあってありがたい。「前日リハ、当日ゲネ本」と略して公演の日程を言うが、2日間リハの無い本番は如何に時間の中で伝えたいこと、やりたいこと、確認したいことを取捨選択できるかがポイントになる。大変協力的なオケ皆さんに感謝。
中村紘子さん、大変貴重な時間をご一緒できた。リハは極めて短かったが、新鮮かつ得難いひと時。
本番、満員のお客様。満席でも残響の豊かなホール、チャイコフスキーのポロネーズでその感覚を取り込む。
そしてグリークのピアノコンチェルト。恐らく何百回と弾いて来られた中村紘子さんの、今、その時を、気迫と共に正しく生きた音楽を目の当たりにした。ライブの妙味とでも言おうか、オーケストラも感じて寄り添う。デビュー50周年を迎えられたその芸術家の存在に心からの敬意を。本番直後、舞台袖でグリークの逸話や、ベルリンの話など、楽しいひととき。その逸話の記された、使っておられるピアノ譜を渡される。これって頂いたの?いやお返しするものかな。各界のご婦人方と写真撮影。ベルリンバウムクーヘンをプレゼント。今回の公演では小生の大事な友人でもあるN氏の助力があってのこと、感謝。
あっという間に休憩時間は過ぎ、汗の引かぬ間に着替え登壇。メインはドヴォルザーク第8番の交響曲。もう何度も振ってきたし、思い入れもあるのだが極めて新鮮な感覚。
身体は痛いのだが不思議なくらい何事も無かったかのようだ。ホールのせいでもない、一音を準備されたブレスで奏でてもらいたいだけのことなのか、今回はこれまでより一メモリ落としたテンポに落ち着いたようだ。良くオケも応えようとして下さった。
聴衆はアンコールのアリアもとてもよく聴いて下さった。楽屋に訪ねて下さる懐かしい顔
。気が付くとやはり肩は痛かった。腕も何だかまた新米指揮者に立ち戻ったようだ。いやまだまだ新米には違いないか。(11日6:00)

台風の威力

未明2時半頃だったか、突然風と雨が降り出す。そのまま朝まで寝室のシャッターを叩き続ける。いつも思うのだが本当に目があるようで、恰もどこに上陸して通ってやろうかと様子を伺っているのではと。
少し寝不足気味の中、壊滅的な首都圏の電車を避け、車を走らせてリハーサル会場の杉並公会堂へ。思いのほか順調に流れて一安心。でも途中、大型トラックの風に煽られる脇は相当怖いものがあったし、青梅街道では自転車に乗る男性が風に飛ばされ転倒してしまう瞬間を目の当たりにし、また自然の脅威を思い知る。ニュースでは最大瞬間風速や、JRの閉じ込めなど地元江戸川の話題も。
1年以上ぶりとなる日本フィルハーモニー交響楽団さんとのリハーサル。
初めてご一緒する中村紘子さんとの合わせ。どんな音楽をされるのか楽しみに、あらゆる可能性を準備して臨む。その集中力に殆ど時間を忘れるような思いがした。凄い人だ。
休憩を挟んでオケのみリハーサル。夏に数回の本番を指揮したが、あれから2ヶ月丸まる指揮者をしていなかったので指揮に必要な筋肉が全て落ちている上に今回の肩の故障。体力の消耗が激しい1日だった。台風が去って湿度も気温も高く、久々にリハ一コマごとに大汗で着替える。
帰りは池袋に立ち寄り、世話になっている河合楽器に挨拶。
それにしても何故か夕日の異常なほどの眩しさ、欠けた月のどでかさに、これも台風のせい?と思ってしまう。
家に着くと、穏やかな夜に秋の虫がいつものように賑やかに鳴いている。
少しは寝てみよう。(9日0:35)

嵐の前の静けさ

ベルリンでは相当薄着をしていても大丈夫だったのだが、家のせいなのか、気候のせいなのか分からないが、差ほど気温が低い訳でもないのに何故か底冷えがする。単に風邪でも引いていたりして。台風だと分かるような雨や風は無かったものの、これって気圧が低いっていうことのかなぁと何とはなしに身体が反応する。
親父がソウルから帰ってきた。1日早くて良かったのかも知れない。80を過ぎていることもあり少し心配だったが、無事で何よりだ。何も期待していなかったのだが、期待通り高麗紅人参をスライスし蜂蜜に漬けた身体に良さそうなものを持って帰ってきた。話には聞いていて、小生のような体質には良いということで早速頂く。うん、まずい。良薬口に苦し。
やはり気になる台風、どうか穏やかに散ってくれ。少し寝てみるとしようか。(8日0:45)

ご近所付き合い

雨の1日。台風の進路が相当気になる。
違和感が取れず小岩の整体へ。再びテーピングをしてもらう。明日1日安静にしていよう。
帰りに近所のスーパーで今夜の食材を求める。青梗菜にしめじ、豆腐、などなど。青菜は日本のほうが高いが、豆腐はやはり当然種類もあって嬉しい。やはり19パーセントの消費税は大きい。日本並みの税体制だったらドイツの方が食料品も安いのかもしれない。でも久しぶりのスーパーであれこれ並ぶ商品は目新しくて楽しかった。レジの女の子は「良い日を」なんて言ってはくれなかったが。
町会ごとの回覧で「赤い羽根共同募金」が回ってきた。恥ずかしながらこれまで殆どご近所さんの存在を知らなかったのだが、歩いて同じ組の6軒へ祭りの案内を持って、募金の集金に行ってみた。そんなに深い関わりがあるわけではないが、同じ土地に住むご近所付き合いって大切だな、とふと考えた。
それにしても何だか申し合わせたようにどのお宅も200円で、そのシステムは良く分からないが、慣習になっているのが日本らしい気もする。羽根はもらえないんだぁ。
夜は青梗菜とシメジのオイスターソース炒め、特製麻婆豆腐で決まり。うん。
台風、どこかに帰って行ってくれないかなぁ。(7日0:20)

山手線沿い半周 

朝から雨の東京。秋雨前線もさることながら日本列島に近づく台風が心配だ。
夜中、明け方と目が覚め、深い睡眠が取れるのは日が昇ってからなのは困りもの。
昼から初台にある東京フィルハーモニーの事務所に出向く。10月と11月にある公演の打ち合わせのためだ。特に前者は新潟長岡市で行う小学生のための2公演と、中学生のためのワークショップ、さらに一般向けの特別演奏会と大切な本番が続く。その内容を指揮者の立場と財団の役割を担って細かく打ち合わせる。
山手通りも随分様子が変わってきた。池袋へ出て、某家電量販店と、西武デパートへ。
ドイツに持っていったのと同じ「重量計」をゲットする。あんまり当てにはならないが、脂肪とか筋量とか色々な数値が出せるので。せっかく身体について感心を持ち始めたのだからと、家にも一台置くことに。帰り西武で豆板醤とテンメンジャンを求める。家でも麻婆豆腐をと思って。
その足で秋葉原へ。CDを眺める。日本での売れ筋やその人気とドイツの違いに納得も。
東京もいよいよ秋の気候。朝晩涼しくなってきた。ベルリンみたいにからっと雨が止んでくれると良いのに。しばらく荒天かな。
(7日0:00)


地区大運動会

そろそろ睡眠のペースを取り戻そうと8時に目覚ましを掛けて眠ったものの、7時にドド~ン!えへ~?紛れも無く半径50メートル以内で打ち上げ花火が。年一回今年は40回目となる(らしい)この地区の町会合同の運動会だそうな。くじ引券を貰いに、辺りの人たちがわいわい朝から並んでいる。更には7時過ぎに必要ないじゃろと言いたくなる拡声器。ルーエツァイト(Ruhezeit)やでぇ!とはここ日本では言えないか。一昔前では学校の校長や、町会のお偉い衆がちゃんとうるさくしまっせ、宜しゅう頼んますぅって何かしら地域とコミュニケートを取っていたものだが、最近は無いのか、小生の留守中にあったのかよう分からんがとにかく強制起床。あと1時間も眠れるぅ筈のあの、きむちっ。
まぁ起きればそれまで。普段通りに朝食を取るが、届けられていたプログラムを目にし、9時に始まる冒頭で、母校のブラスバンドが演奏をするという。かつてそこで3年間チューバを吹いて音楽に目覚めた思い出の時だ。思わず着替えて校門まで歩いて60秒。何故かまだ始まらない。ぐだぐだな進行に気が付くと一緒にラジオ体操第一。まぁいいか。そしてブラス、ドラムが上手で皆とってもいい演奏していた。嬉しかった。演奏中にかけっこの準備をさせたりBGM扱いにしちゃうところは流石に寂しいものだった。
ヴァイオリンの大谷先生が出ておられる朝の音楽番組をチラッと見る。親父が親友に会いに同窓生とソウルへ。忘れ物を届けに空港まで車を飛ばす。恐らく忘れ物と気が付いていたのか分からない親父の旅の無事を祈りながら家に戻る。
改めて出直し池袋のレッスン室へ。久々にピアノに触れる。音が出た。
何だ、今日一日、自身が運動会しとるんやん、と今日もいい表情の月を見ながら帰還。
秋刀魚を食べる。えぇなぁ。心の中でドイツ人に思わず、わかるかぁ?この味。
ようし、新しい週のはじまり。
皆様よい1週間を。(5日1:45)
再び

中秋の名月

曜日の感覚も昼夜の感覚も少し違うところへ行っているが、辛うじて朝は訪れた。小雨の降る東京。
このままだと活動にも支障を来すとも思い、家の門から歩いて25秒のかかりつけの診療所で、先ずここ数年お願いしている従来のインフルエンザの予防接種を。新型で話は持ちきりだが、取って代わった訳で無ければこれから同様に心配だ。病気で倒れても代わりは基本的にいない職業な訳で当然自分の身は自分で守るしかない。
もう一つはサイトで調べたタイムラグを緩和させるためのある薬を処方してもらおうと思ったのだが、日本では承認されていないようで代用のものを頂く。恐らく使うことは無いのだが、今回はちょっといつもよりも自覚症状が。
テーピングで肩の動きをコントロールしてたところを再度診てもらいに小岩へ。これからの1年で身体を根本的に改良して行こう。
帰りに駐車場に車を止めふと見上げた月の綺麗なこと。夜空がドイツの深い青ではないのだが、月そのものの、くっきりとそして柔らかな白が目を引く。早速ヱビスで名月に乾杯。
(5日1:10)

時差ぼけ

空港に着いて感じたのは、日本は熱帯?気温は20度そこそこなのだけど、空気のまとわり感みたいなのがある。
昨夜は、早めに休んでしっかり寝続けてみる予定が、深夜狂った。明け方に寝て、昼に目を覚ます。それも雨の音で。
ブランチを食べ、気が付くと居間で何故か水戸黄門を見ている。あはは。人生楽ありゃ苦もあるさってか。一晩でしっかり日本人に戻っていた、訳じゃないが前日まで芋とソーセージの文化圏に浸っていたとは思えないものも。十数時間で時空を超えてまるで違う言語を喋る土地に移動できるのは、身体には余り自然なことではないらしい。肩も悲鳴を上げている。
お帰りなさいメールが沢山届く。元気を頂く。
夜はすき焼きみたいなものを作ってみる。オリンピックの招致ニュースを見る。リオに行くにはほぼ丸1日かかるかな?
早いところ時差ぼけ脱却を。よい週末を(3日3:15)

ただいま

穏やかなフライト。荷物の積み込みに手間取ったと1時間遅れでロンドンを発ったが、ほぼ定刻着。睡眠が浅く時差ぼけ必至。成田は暖か寒い。重めの涼しい風が体感気温とぶつかり合う感覚。荷物を宅配に委ね、手荷物を持ってリムジンで一之江へ丁度1時間。当然見慣れた景色も安堵とともに、帰って来ちゃったという複雑な心境。家の周りの区画整理も進み景観が変わる。
ただいま!小庭のアサガオ、きゅうりにゴーヤ、唐辛子と賑やかだ。散々機内食を食べお腹いっぱいだったが何故か家ではそこそこしっかり昼食。ウォシュレットの心地良さに浸り、さらにふた月ぶりに湯船に浸かる。手足が痺れる感覚。ベルリンで予約していた、小岩の整体に行く。ずっと痛めて不調だった右肩を診てもらう。余りの痛さにテーピングで固定。早急に治さねば。
車に久々に乗ったが、相当東京の運転マナーは悪くなっていると実感。ベルリンも皆飛ばすが、然程気にならない。
段ボール1箱の郵便物と、届いた楽譜、メールに目を通す。急に睡魔。一時睡眠、3時に目覚め現在に至る。時差ぼけ確定。再び寝てみよ。
明日から何事も無かったように本来の生活?が始まるんだな。と、せめて浅い眠りでもちょっぴりいい夢を見たい気持ち。
10月スタート、小生の新しいシーズンが始まる。(2日5:40)

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