久方ぶりの名古屋
5年ぶりくらいになるだろうか、久々の名古屋。朝の東海道新幹線。片道1時間40分くらいだから長岡に行くのと違いない。午後から名古屋フィルの皆さんとリハーサル。普段2時間以上移動のあるようなところでは万が一を考えて前日から前乗りすることにしているが今回は1泊2日だ。さてタクシーに乗って向かうも練習場も何だかよく覚えていなくて建物に入ってスタッフやオケのメンバーに会い徐々に記憶が甦る。相当余裕が無かったのだろうか。
楽屋に入って、一番目に飛び込んで来た表情は初代音楽監督の岩城宏之先生。お付き合いさせていただいた頃よりも厳しい険しい表情。船橋君ちゃんとやっているか?と問われているようで思わず色々な思いが込み上げて来た。
コンサートマスターは初めてご一緒する日比さん。素晴らしい。懐かしい東京音大の後輩もちらほら。今回は愛知県の県職員の方達とその家族に向けたコンサート、メンデルスゾーンの真夏の夜の夢から抜粋と、ヴァイオリンコンチェルト、それにヘンデルの水上の音楽と王宮の花火といずれも今年記念すべき作曲家の愛すべき作品たち。
いやぁ、細かい曲が多くて予想以上にやりたいことがある。オーケストラの皆さんはとても誠実な音楽で応えて下さる。結構みっちり時間を頂き、明日に備える。持ってきた着替えは全てびしょ濡れ。
ホテルに戻り、栄の付近で練習着などの買いものをして夕食。みそかつか、味噌煮込みうどんか、ひつまぶしか、えびふりゃ~ぁか考えていたが、朝以来食べ損ねていてスタミナつけにゃぁと思い、またまた一人焼肉。
東急ホテルは快適だった。その土地のものを頂くのは基本だが、時間が無さ過ぎる。これではベルリンに行く前と生活が変わらないじゃないかと思いつつも、日本の生活を実感。少し早めに休む。良い本番になりますように。
(6日17:10ここは何処?)