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ごあいさつ・プラハ演奏旅行でご一緒した皆様へ

 今月5日プラハ・スメタナホールでご一緒した皆様、大変お疲れ様でした。強行なスケジュールの中、本番に向けてそれぞれにご努力なさった結果が日本では味わうことの出来ないあの空間に放たれました。改めてご一緒出来ましたことを心から感謝申し上げます。それぞれの地で温められた声は、ただ歌うという次元に留まらず、あの独特の響きを持つ空間に皆さんの想いやメッセージが隅々に届けられたものと確信しています。

 皆様もきっと色々な発見をされたと思うのですが、それはあの場に居合わせなければ体感できなかったもの‥‥。スメタナホール、この春に共演をしたプラハ響の彼らの本拠地であり、2000年プラハの春国際指揮者コンクールに出演した際にも共演した幾つかのオーケストラを指揮して強く感じたことは、その地で彼らが熟成させた独自のサウンドが色濃く保たれているということです。それは単に音色のことだけではなくて、その空間で重ねられ、練られたもの、チェコ語を話す彼らの言語や大きな意味を持つでしょうし音楽的な語法も独自に根付いているものがある。彼らがどこまで意識しているのかはわかりませんがオーケストラを例にとってもグローバリゼーションの中でも保たれている何か民族性のようなものを感じます。チェコで演奏をしたことから色々と考えさせられるところです。

 今回の演奏旅行ではご同行下さった大勢のサポーターの皆様からご声援をいただきました。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。 

 それぞれの合唱団に戻られて皆様がお健やかにいきいきと素敵な音楽を奏でられますことを心から願っています。そしてまたいつの日かご一緒出来る日まで。

     21th  Nov. 2008                                              船橋洋介 在ロンドン

p.s 皆さんからの沢山のメール、ありがとうございます!

 

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