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July 2008

7月も終わり。

長岡駅ビルのスーパーで長岡野菜なるものをゲット。池袋に出て銀行巡り。巡ったって出ていくばかり。全くあっという間の7月。春から準備をして来た大きなプロジェクトも終わり、考えてみると長年培ってきた特に長岡へ見附での音楽活動、それも最近では市や、財団との絡みも含め、一つの結果を出してきたものでもある。今後更に視野を広げて取り組みが出来るように自らを磨いていかなければと。いろいろ想いが交錯する中敢えて選んだ道は、道になっていない。それでも手探りで、何処かで自分の持っているものと結びついたり、化学反応して新たに動き出す方向が得られると信じて。しかし時間が足りない。今年の夏もあとひと月かぁ。(16日23:20p.m.)

長岡モツレク

東京駅の新幹線のホームに上り、ビルの間から望む夏の空が真っ青で、ちょっと嬉しい。久しぶりでもないのに飛び乗った割りに気分的にゆったり新幹線で長岡へ。高崎の大仏さんが殊の外印象的に映ったり。長岡のホテルは今日もベッドが硬~い。明日、もう大丈夫ですと言おう。お迎えの車で花火大会のある信濃川を渡る。夕陽がやけに大きく見える。太陽ってそんなに近かっただろうか。東京に比べどうやら涼しい。漸く人並みに景色に感じ入る心の余裕が生まれ始めたのだろうか。ふと飛び込んでくる自然の美はこれまでの、時間との戦いのような生活の精神的なところを実は支えてくれていたような気もする。モーツァルトのレクイエム。モツレク何て略しちゃいけないね。東京の練習にも顔を出したかったのだが土日は全て塞がっている。発声を8分間。合唱だけを取り出すと35分くらいだろうか。どんどん理想が高みに上っていってしまう。合唱のメンバーの歌えるようになるための訓練とは別のところで時間がもっと欲しくなる。新潟の幾つかの合唱団からも良く参集下さる。和を大事にしながら高め合いたい。(長岡31日2:48a.m)

喫茶店

体温に近いような日差しの中を出歩くのは余り良いことじゃない。といいながら予定を済ませマネジャーと会うために西武百貨店で待ち合わせ。そこは地下の人通りのよい一等地喫茶店。人混みを何となく眺めると知り合いを発見。以来気にしなければ良いのに、誰かが見ていると思い始めては、何人も知り合いを発見。あぁ恐るべし池袋。短期、中期展望を語る。冒険準備。(16日23:11p.m.)

雷大会

少々気になる腰のお医者さんに診て頂く。池袋メトロポリタンHでお仕事の打ち合わせ。西武百貨店で買い物。突然の大雨。そんなに空中に溜っているものならばそのままダムか何処かへ移動させて降らせる技術とかないのだろうか。自然を壊して今の異常気象があるのなら化学的に弄るとやはりそれも変なことを呼び起こす素だろうか。花火大会シーズンの雷大会。お陰でカムリ君はピッカピカ。(16日23:04p.m.)

東フィル・ファミオケ合奏

2週間ぶりの東京フィル。ファミオケ。今回はビゼー:「アルルの女」第2組曲から3曲。ふと南フランスの情景や絵画を思い起こす。東京フィルのメンバーはパートナーとして。本番まであと2回かぁ。マエストロ・チョンがどのようにアプローチされても少しでも多く対応できるように作品に慣れておくこと、基本的な楽譜の読みからその音を表せること、勿論イマジネーションを拡げてやりたいこともあるけれど、まずはお膳立てするのが小生の役割。2年目の今回も楽しいステージになるに違いない。池袋に立ち寄る。(16日22:58p.m.)

デジタルとアナログ

再び電気屋さんを物色。色々長年使ってきたものも換え時だ。携帯電話も新物好きかつ物持ちの良い(どっちやねん!)小生にとって思わず足を止める出会いや誘惑が沢山だ。さて標題を説明すると結構ややこしい。離散的な数字や文字などの信号によって表現するものと連続的に変化する物質量によって表現する違いとあるが、ただ極めて単純に自筆の手紙、ワープロからパソコンへ、と身の回りの生活に即した観点で勝手な理解をしていたのだが、手紙を最後に書いたのは春に上司と勤務先に宛てた挨拶文だっただろうか。お礼状を最近頂いてふと色々考えた。知人の中には達筆でまめに手紙を下さるような方も居るが、それが出来るようになりたいと気持ちだけが先行しているままだと、メタボになりそうだ。(なんやねん!)それにしても体重計に乗って2本の棒を握って立つだけで中味まで見透かされたようにわかってしまうってどゆことどゆこと?(16日22:47p.m.)

見附の記事

何時掲載されたのか「カルメン」の記事で新潟日報の写しが届く。大きな記事なのだが隣の長岡では見ていない。これって見附版?地方紙の地方版かぁ。そして全県版に奥田佳道氏の書かれたものも掲載された。何よりも今後の見附の合唱団や音楽関係者、そして市が進むべき道を指し示して下さる内容になっていることが嬉しい。客観的な見地でこれまで皆さんが創り上げたことを見ていて下さる、有難いことだ。初めて出会った印象を記すにも記事にも当然背景は不可欠だろうが何度も足を運んで下さるクリティックを得た見附の皆さんは幸せだ。勿論この小生も。池袋で会食。再び原稿書き。餅は餅屋。(16日22:31p.m.)

地震大国・日本

池袋で有感地震。東北の最大震度6強。マンションの4階でこれだけ鈍く長く揺れるのだから遠方で大きい地震があったに違いないと慌ててTVを点ける。人造湖と地震の関係なんていう話を聞いたことがあるが、それはそれとして東京で大地震があることを当然想定をした備えが必要だ。ここで遭遇したら終わりだなというところが東京には少なくない。被災地の被害が小さいことをただ祈る。(16日22:16p.m.)

暑いと思うから、暑い

とにかく暑い。無駄な抵抗はしないほうが得策。でも身体を動かさないと、これも目に見えるところへ微妙に変化を来たす。毎回2人の指導者から長岡でのリハの報告が届く。何だかスペインものの作品が楽しいものらしい。他人事になってしまって申し訳ないが、下手に出て引っ掻き回すのはいけない。色々な調べものをパソコンと格闘している。きっともっと知っていれば便利な合理的なアイテムや機能があるのだろうが、地道にお付き合いを続けよう。暑い日は打ち水はいいね。(16日22:07p.m.)

大暑の対処

暑いわけだ。ここ数年東京の暑さの質が変わっているように感じられてならない。海外の夏を思い出してみると、やはり湿気の多さにここはアジアなのだと実感するが、どうも不快だ。近所の銀行に出掛ける。先日行きそびれてしまった祖父の命日、小石川のかつての通勤路、車の中からお墓参り。アルカディアは今年初めて第九を、うちのレッスン室に来ていた阿部君に委ねる。自身初めて見附で第九を振った時、彼の年齢だったことを思い起こす。誰でもそんな時を経て高みを求めて歩むのだ。しっかり彼と共に音楽を創っていく合唱団の諸兄、そして実行委員会の取り組みを見守りたい。(16日21:59p.m.)

海の日、らしい。

夏ならではの日。上手に泳げたら海も良いんだけれど。ピアノ室に置こうと考えている除湿機を物色。何だかいろいろあるぞ。携帯電話もほぼ1年使って色々問題が出て来た。そろそろ交代かな。それにしても随分進化したものだ。記憶は定かではないけれど12~3年前はポケットベルだったんだな。今では「何それ」という世代が携帯ユーザーの最たるところだろう。一昔前は文鎮みたいに重いデカいのをおもむろに使いこなしていたことを考えるとアップルの携帯も直ぐに珍しいものではなくなるのだろうか。インターネットの時代、まだそれらを使いこなせてはいないらしい。最近小見出しだけブログ更新が続く。N響の藤森さんみたいなのも良いな。(8月16日21:46p.m.)

ジュヴェル・デア・モーツァルト合唱団

都営大江戸線の豊洲駅。一之江から30分ほどだ。かつて高校時代から20代の前半まで何かとお世話になった昭和医大豊洲病院はここから近いはずだがあまりにも風景が変わってしまった。当時は建物もそんなに多い印象は無かったが駅から地上に出て空を見上げるとそこにはモノレールや、高層ビル群。この界隈に中央卸市場を移転しようというのか。築地で困ることはあるのだろうか。さてこの秋プラハでご一緒する100名の混成合唱団。その初練習はこの近くの会場。本番のプラハでのイメージが湧いてくる。30近い合唱団から集まってこられたメンバー、始めからサウンドが合うわけはない。だから練る、そして練る。いや宝石なのだから磨くのね。原石はどんな宝石に磨き上げられるかわからないだけに面白い。(8月16日21:37p.m.)

野茂英雄選手

春に引退した桑田真澄投手がスランプ中の巨人・上原選手にアドヴァイスをしている対談を見た。同世代の桑田投手、存在は大きい。そして大リーグへ殴りこみの実質第1号、野茂英雄投手も引退表明。一つ違いの同世代としてどこかでいつも応援をして来た。スポーツの世界、40を過ぎて体力を維持することの難しさだけでなく様々な困難を乗り越えて、これまでの「異国」での闘志を心から称えたい。大相撲も何だか夜中のダイジェストを見てしまう。日本人力士しっかりしてくれ。暑い土曜日。暑さのせいだか何だか引きこもりになってしまうようなこの気候。夏はやっぱりヱビス。素麺を茹でて頂く。生姜をすって、海苔とか薬味を揃えて頂く。これがまた良いんだな。栃尾の油揚げが届く。夏の味覚もまた嬉しい。(8月16日21:28p.m.)

不快指数

蒸し蒸しする東京の夏。夏のご挨拶を探しに西武へ。福砂屋のカステラ、銀座マキシム、銀座ウエスト、どれもお気に入りだが今回は老舗虎屋の羊羹を物色。音楽評論家・奥田佳道氏からメールが届く。見附カルメンのやり取りが終了し新潟日報にそろそろ掲載予定とのこと。丁度この日見附の冬の第九演奏会に向けて発会式だ。どうやら間に合わなかったようだが短いメッセージを託す。いろいろとこの夏のうちにやりたいことが沢山ある。残された時間は余りない。(8月16日21:09p.m.)

ピアノ調律

西武に買い物。カルメンや長岡や諸々デスクワーク、所謂残務整理が溢れ返る。久々に帰る池袋のオフィス、ポストも手紙の山。まとまるときにはまとまるものだ。外人アーティストに部屋を貸した結果、ピアノの調律が乱れる。見た目以上に彼、ガンガン弾くらしい。半年振りくらいかな、調律に来ていただいた。音を合わせる非常に精度の高いあの作業の瞬間、好きだなぁ。ピアノが喜んでいるに違いない。(8月16日20:59p.m.)

見附の中学生

朝食をつるやさんで頂く。お二人の希望もあって朝から早めのリハーサル。午前の歌は流石に気の毒だがそんなことを微塵も感じさせない伊原直子先生のステージ。市内中学2年生、450名対象の1時間。「この道」その冒頭から日本の情緒溢れる詩と音楽の世界が広がる。中学生とは「夢の世界へ」の共演、とてもしっかり歌ってくれた。嬉しいなぁ。敢えて子供向きな発想は排除した濃厚な1時間。2年越しの鑑賞会、いろいろな形で小中学生にアプローチが可能だろうと思う。その今後に向けた一つの布石になったと考えている。心の深いところからうったえる力はきっと何か良い瞬間を若い心に投げかけて下さったと信じて。あの忌まわしい中越沖地震から1年。(8月16日20:46p.m.)

見附のプロデュース事業

前日は長岡での打ち合わせで見附入りを断念。朝、長岡駅からみつけエクスプレスで移動。一年先送りになった見附市の事業、伊原直子先生・森島英子さんのリサイタル、その初日。1日マネジャー的な役割を果たす。市内の小学5年生が一堂に会す。一昨年はソプラノの中沢桂先生に幾つかの学校へまわって頂き、お歌をご披露いただいた。今回は念願のアルト・伊原直子の世界。1時間一本勝負。日本の歌あり、イタリア、ドイツ、チェコ、そしてフランスはカルメンのアリアと盛り沢山。全体合唱のビリーブは奇麗な子供達の歌声がアルカディアに響いた。まちづくり課、職員の皆さんがご尽力下さる。夏の空、広く青い。震災の後4年ぶりだろうか、終了後蓬平へ。温泉が身に染みる。カルメンの後、町の皆さんや関係者とご一緒する。温かいおもてなしを受ける。初日成功ばんざい。カルメン万歳。(8月16日20:42p.m)

長岡市民合唱団の練習日

演奏旅行を終えたのも束の間、早速普段どおり長岡へ。といっても秋の定期は小澤さんと山本さんにお任せしてあるので副指揮者に徹することもあって、違った意味で楽しい。長岡駅で伊原先生と合流。ご一緒できないので見附の職員にお迎えいただき、前乗り。森島さんも合流することに。先日のカルメンの事後処理を進める。勢いがあったからここまでやり遂げられた感がオケの会計報告を目にしながら湧いてくる。長岡のワインやさんに立ち寄る。リリックホールでの定例練習は日本語のうた。譜読みの精度はそのまま合唱団の実力、機能に結びついちゃうことの解る曲。10年前にやったメンバーは半分といないし、小生も当然より深く譜面と対話して、まるで合唱団の印象が変わってくるのは面白い。誕生日の団長と皆さんと会食、何だか7月生まれが多かったぞ。ホテルは硬いベッド。(3日池袋01:16a.m.)

演奏会のご案内

茹だるような東京は何故か梅雨明けは未だのようですが、皆さま如何お過ごしでいらっしゃいますか?

鶴岡でのフォーレ・レクイエム、続く見附のカルメン、2800名の子供達との長岡公演と東京フィル特別演奏会、この4日間で6000名?!大勢のお客様にお運び頂き、誠に有難う存じます。

お陰さまで腰痛も楽になり、そろそろ次の準備を急いで進めなければというところです。ご心配をおかけしました。お心遣いに感謝申し上げます。

さて、またもや急なご案内!明日あさっての2日間、音楽プロデューサーを務める新潟県見附市で、小学5年生と中学2年生を対象とした鑑賞教室を開催します。

心から心へ~歌曲への誘い アルト伊原直子 ピアノ森島英子 お二人による1時間のステージをプロデュースしました。

何故か教科書に載る曲が激減している日本の心、日本歌曲(文科省、説明してちょうだい)にはじまり、シューベルトの”ます”、イタリアのカンツォーネ、ドヴォルザークの我が母の教え給いし歌、そしてカルメンからハバネラにセギディーリャと珠玉の名曲を揃え、さらに森島さんにもピアノのソロをお願いしております。最後には子供達とビリーブ、夢の世界へと教科書の歌を一緒に歌うステージ。入場無料です。直接会場へお越し下さい。

7月15日(火)14~小学5年生対象

7月16日(水)11:10~中学2年生対象

何れも見附市文化ホール”アルカディア”です。お誘い合わせの上是非ご来場下さい。

東京フィル・ファミオケ・公開リハ

初台はいつものオペラシティ。東京フィル・ファミリオーケストラは2度小生の合奏は出来なかったので久々の登場・再会。いやぁ子供達は凄いね。どこまで何を理解しているかはともかく、一回ごとに何かをちゃんと捕らえて音が纏まっていくのは、素晴らしいことだと思う。各パートに団員諸兄の温かい眼差しもあって、良い雰囲気だ。当日本番にコンマスを務めて下さる荒井さんも積極的に子供達だけじゃなくとうぜん大人のメンバーの皆さんに対しても良いアドヴァイスをして下さる。練習後に荒井さんのミニコンサート。いや、ミニじゃない。凄い。本番までもう2回しかない。それはちと困った。(3日池袋1:03a.m.)

猛暑と夕立

暑いのは当然だがここ数年特にこの東京でも夕立が突然降ったりする。かつてそんなことあっただろうか。土砂降りで、わがカムリ君は奇麗に洗車された。奇麗になってもボンネットはどうやら塗装が薄くなりかけている。もう少し乗っちゃおうか。どうせそろそろ乗れなくなってしまうことだし。でも良い車だよ。何度も命を救ってくれた。メールの返事が追いつかない。皆さんごめんなさい。大阪の小学校鶴賀先生からご丁寧なお手紙をいただき感服。色々な想いが綴られている。生きた音楽を現場で伝え続けている貴重な先生だ。大阪フィルさんとの共演がご縁だがひとつひとつ大事にステージを創ることが全てだと改めて感じ入ったものだ。(3日池袋0:56a.m.)

師匠のブラス

西武で買い物。赤坂の老舗割烹・魚新・の四分一勝氏に会いに赴く。先月のクウォーターズクラブチャリティーコンサートでのお礼の挨拶とチャリティーならばと気持ちお祝いを携えて。沢山メールやお手紙をいただいたのだが特に心に響くメールをプリントアウトして代表に届ける。そこから再び池袋に車を走らせ芸劇の裏口から指揮の師、汐澤安彦先生在職最後となる東京音大のブラス定期にアンコールで駆けつける。短い時間ながら師の美学をしっかりと見た。偉大な先生だ。東京音大というところ、高校から院まで9年、その後研究員助手に始まり長いこと非常勤講師を務めた。母校なれど離れてみていろいろと見えてくるものや感ずることが何故か多い。見附・長岡の反響がわんさか届く。(3日池袋0:49a.m.)

反響

先月の鶴岡での公演から見附そして長岡と走り続けてきた。最後までしっかり腰痛もお供して。朝はさすがに腰が痛いので少しゆっくりチェックアウトを延長。その間長岡市民合唱団団長の長尾さん夫妻と石崎科技大教授にお呼ばれをし会食。良いお話を聞けた。さっそく昨日の反響が届く。前夜の演奏会は選曲が良かったようだ。少々重かったかなと思いきやバーバーの弦楽の為のアダージォは良かったとの評。会場で集めたアンケート数が相当数。これは正直嬉しい。聴いて下さった方々の直接の声を。わざわざ時間を割いてこんな形で残して下さること、大事に読ませていただこう。とっても久々の感のする実家。これまで走ってきた反省と今後の展望。その時々に出会いがあって多くの人の支援を頂く、それが思い切りエネルギーに変わっていることを最近特に実感している。(3日池袋0:39a.m.)

東京フィル長岡特別演奏会

ゲネプロは中学生のためのリハーサルワークショップを兼ねて最初に1時間。その前に中学生に楽器紹介のコーナーを設ける。本当は中学2年生位を対象に皆に演奏会を聞かせてあげたいのだが、そう簡単なものではない。市民合唱団から美味しいおまんじゅうの差し入れ。コンマスは荒井さん。積極的に絡んで下さる。それはオケのためにも小生のためにも当夜の演奏会のために。そして満場のお客様。温かい拍手。佐藤しのぶさんとのコラボは2年目ながらお客様も大変良い反応。拍手とか客席の空気は素晴らしい長岡の聴衆。2時間をしっかり越してしまいました。オケに感謝。大勢の合唱の仲間達がオケの皆さんをお見送り。小生のことも待っていてくださった。ホテルで食事。取材が入っていたが、6日のカルメンの新聞記事を頂く。これって見附限定地域版?色々な想いが交錯するステージになった。大きな本番は一頻り終えた。(3日池袋0:29a.m.)

夢づくりコンサートin長岡

朝昼2公演。長岡の小学5年生。とても真っ直ぐな反応。東京フィルの皆さんは物凄くいい演奏で子供達に応えて下さる。長尾さんが長岡で一番と豪語する笹団子を差し入れ。久々に森市長にお会いする。テレビ報道取材数社。新聞社インタビューあり。子供達の「ビリーブ」その歌声に心動かされた。今回は佐藤しのぶさんに「荒城の月」を取り上げてもらう。日本の歌は大事だな。教科書にどんどん減らされ削られ新しい歌も良いが、先ず授業で「歌」とは何か、日本の歌、は何の曲でも良いから取上げて先生方の言葉で伝えていって欲しいものだと思う。午後は吹っ飛んだよ、メガネ。全く。「運命」も「威風堂々」もきっと何か心に絡まってくれたと信じて、夕方ホテルに戻り1時間仮眠。鬱陶しい髪を切りに町に出る。ホテルで和食。雰囲気が良くなった。とにかく先ず休息を。(27日池袋23:07p.m.)

東京フィル・リハーサルin長岡

う~ん。本番を終え硬いベッドのオータニ。少し休んだと思ったら、昼から長岡市立劇場でリハーサル。2日間3回公演のプログラムを準備。佐藤しのぶさんと再会。東京フィルの皆さんはとても協力的。コンマスの荒井英治さんが自ら会場に赴きバランスやサウンドを聴き一緒に創っていこうと言うスタンスでお付き合い下さる。1時半から6時とほぼ全てのコマをご一緒。通すだけでも結構掛かるものだ。ホテルで一人鉄板焼き。今日は七夕だったらしい。長岡の夜は曇っていたようだなぁ。(27日池袋22:54p.m.)

見附のオペラ

正午から返し稽古やバレエとの合わせを済ませ、3時からの本番へ。満員御礼。危惧していたお客様のあふれ過ぎは回避。本番は全ての力が結集していた。何と言っても伊原先生の存在感は凄い。井ノ上さんの声といい演技といいナイスなキャスティング。若い歌手達も大健闘。菅野先生は凄いね。階段がキツくてオケとほぼ同時にスタンバイ。オケも一人ひとり実力派揃いだった。スタッフのエネルギーに脱帽。旧ホール職員や市の職員の頼もしいこと。第九に始まって十余年、きっと何を取り上げても成功向けてに皆が結集出来たかもしれないが、一つこの町だからこそ出来ること、やりたかったことが形になった。合唱の皆さんが輝いていた。一番見たかったものだ。ここに辿り着くまでの多くの色々な力に改めて感謝。奥田佳道氏が東京から聴きに来てくださる。絶えず客観的にそこで何がなされ、どれだけのことを為し得たのか、自ら意識しつつ、第3者の声はとても大切だ。共に創る見附の愛すべき仲間達にとって井の中の蛙でも自己満足でも当然もはや良しとはしない。座って降るのも楽ぢゃない。打ち上げではやはり座り込んでいた。あはぁ。次にどうつなげますか、見附の皆さん。お疲れさま。おめでとう。(27日池袋22:43p.m.)

オペラハウス誕生:in見附

正午過ぎからリハーサル。先ず小ホールでオケ練。本番は椅子に座らざるを得ないので姿勢がちと辛い。いよいよ大道具搬入。何だか素早い仕込み。所謂”なぐり”の音もしなかったような、ちょっと舞台づくりの様子は普段と違うのだが何だかそれらしい様相を呈してきた。気がつくと大ホールはオペラハウスに様変わり。早速小ホールからオケを引っ越して公開ゲネプロ。1幕を通してご披露。2日目が完売なのだからもっと大勢の方にお出で頂けたらよかった。そのままゲネプロを続けて20時半に全て終了。あっという間のリハだったが考え得るベストの流れだっただろう。キャストもオケも時間と共により良いものを求めて集まってきた。明日はミューズが降り立つと信じて。(27日池袋22:25p.m.)

小屋入り

体調を整えねば。朝から長岡駅界隈で買い物。お世話になった鶴岡へ一筆認める。腰が落ち着かず電車に乗って見附駅から健悠館さんへ。丁寧に診て頂く。昼過ぎに小屋入り。先にピット周辺を整えオケの入りを待つ。戦闘態勢。早速オケ練。客演首席の戸澤氏や何名か新たに合流をして本日オケ全員集合。特設?仮設ピットの響きを本番の理想に照準合わせ。ソリストも夕方に全員揃う。舞台オケ付き稽古。舞台上はリノリウムと山台のみ。いよいよ明日が勝負だ。つるやさん泊。(27日池袋22:14p.m.)

前乗り

普段だったら何でもない演奏会や旅の準備もこうも不自由な状況では捗らない。1週間の間にタキシードと燕尾を使い分け4回のステージだ。別々にホテルに送るものを荷造り。最近は家まで宅配便に取りに来てもらうことが多くなった。何と便利だろう。それでもいつものゴロゴロを持って東京から前乗り。何だかチケットが出過ぎたようだ。(27日池袋22:04p.m.)

カルメンオケ

長岡の朝食は最近イラク人が長期滞在しているらしく、ビュッフェはアラビア語で「豚」とか書いてある。フロントにイラク国旗の小さいやつが置いてあったりする。大分の川瀬先生と久々に電話、例年だと今頃、月末に行う集中講義の打ち合わせなどをするがちと淋しい気もする。長岡から東京へ移動。実家に寄り車で江戸川文化センターへ。小ホールを午後借り切って、カルメンオケのリハーサル。3時間あったのだが不覚にも何と通せなかった。木管が素晴らしいレスポンス。とにかく推進めよう。ガソリン高騰が錯覚を起こすほどだ。100円台だったりしたのはそんなに昔の話じゃないのに。(27日池袋21:57p.m.)

最後の音楽稽古:カルメン

再び見附へ。アルカディア大ホールを使って合唱団との最後のリハーサル。団員さんは皆ハイテンション、音楽が何よりも大事なことを伝えるだけ伝える。今やれることを皆が努めた。ガストで打ち合わせ、何だか細かい事項が溢れだす。そうなんだよな、オケのことだけでもかなりの仕事量、合唱団の動き、スタッフの準備などなど一本オペラをやるのだから相当のエネルギーが集約される。GO!(23日池袋23:56p.m.)

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