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February 2007

東大和ハミングホール

昨夜はそこまで食るかと思うほど焼肉。あの量をお腹のどこでどうなっていくのか不思議に思いながら苦しむ。東大和のハミングホールは2年前も同様の本番をさせていただいたのを思い出す。明らかに花粉が舞うホール周辺。東大和の小学生も朝岡さんの話を聞きながら、あちこちからグシュングシュン。東京都小中学校の音楽科教材としてのビデオ製作ということで、公演の模様を撮影していたようだ。朝昼2回公演。小学生はとても静かによく聴いてくれていた。今日も多くを得た音楽教室のステージだった。本番を終え、帰りに少し寄ってみたいところがあった。ひとつは義姉の眠る花小金井の公園墓地。2日に3回忌だ。花に彩られた綺麗なところだ。二つ目は記憶だけを辿って祖父の家のあった下高井戸がどうなっているのかを無性に知りたくなって、30年ぶりに訪ねる。脇を走る首都高と周辺の新しい建物に複雑な想いだったが路地の庚申様は相変わらずあってほっとした。いよいよこの冬も暦ではおしまい。穏やかな春でありますように。(2日0:15a.m.)

暖冬無雪

…と思っていたのだが、そんな夜に限って睡眠が浅く殆ど寝た感覚が無い。少し早めに布団から這い出して車で上野へ。東京都響さんのリハーサル。今回で今年度小生が頂いた音楽鑑賞教室の本番は最後だ。運命の1楽章がメインのリハーサル。数を重ねてくると初めてご一緒する曲が減ってはくるが、毎回新鮮な気持ちだ。今回お初は「風の谷のナウシカ」で、母校の先輩、和田薫氏がアレンジ。オケを良く鳴ら術といい、センスといい、素晴らしいアレンジを数多く残しておられる。学生の頃良く飲んだんだけどお元気かなぁ。リハを終えて、ホールのそばで蕎麦を食す。仕事の打ち合わせを兼ねて。上野の公園口はもうすっかり春に向かう明るい空気、と言うより花粉たっぷりの陽気。東京で雪を見なかった冬、寒いのは好きではないけれど、2月頃からじわじわと春を感じさせる息吹を発見するのが楽しみなのに、今年は余りにも調子っ外れだ。余計な影響がこの後夏とか秋に出ないことを祈るのみ。(1日19:40p.m.)

明るい話題

2月もあと3日でおしまい。気分的には必ずしも晴れやかでなくても、1日のうちに色々なニュースが飛び込んでくる。母校の合格発表があって我が教室の2人がそれぞれ大学と、院の科目等履修生として合格を果たした。発表時刻から暫くして電話が入る。すぐ声で分かる。そりゃ嬉しいよなぁ。今日明日くらいは舞い上がっていてくれ。そしてさぁいよいよだ。学生時代はあっという間だ。小生は大学はピアノで卒業したので4年間を指揮科の学生として研究プロセスの経験が無い。しかし考えてみると、二人に対して既に小生が学生の頃進めていた内容よりもはるかに先を求めている。如何に音楽に対して謙虚に、そして貪欲に学べるか。見守りたい。夕陽のとてもきれいな東京。殺伐としたビルの谷間から鮮やかに一時を彩る。今宵は少し早く休んでみよう。(0:18a.m.)

縁側でほっこり

…かな。杉並にあった祖父の家が理想に近い。平屋だったが一人では手入れが出来ないほどの畑と庭があった。縁側の陽差しの暖かい空気を今でも覚えている。正月になると親戚が集まって賑やかな風景。きっと今は開発で跡形も無いのだろうか。と言うわけで老後の夢を濁していたら早速突っ込みを頂く。女子駅伝日本は残念だったな。札幌ジャンプ健闘!そんな平和なニュースの隣で、イラクのテロ、古刹の火事、人を殺める事件。穏やかではない。昔からニュースはこんな感じだっただろうか。もっとローカルなほっこりした話題が多かった気がするのだが。しかし寒い1日だったなぁ。朝、外で氷が張っていたようだ。今頃冬らしくなってくれても、花粉は飛ぶし心の準備が出来ましぇん。せめて、心の中は温かくしていたいものだ。(池袋20:59p.m.)

老後の夢

小さい頃の経験や体験が、大人になってふといいものだったなぁと思うことがある。かつて庭にいろいろな動物を飼っていたが、今では辺りを見渡しても犬の散歩をする人も多くない。ノラ猫も以前ほど見かけなくなった。それでも野鳥は時々遊びに来るのは嬉しい。お陰で駐車場の横にある木から鳥の落し物が愛車カムリ君を直撃。用事の合間にホームセンターに立ち寄る。花や野菜の種や苗を横目に、今からでも、畑があって庭があったら子供の頃のように、動物の放し飼いや野菜とか果物を作りたいなぁと思う。そんな土地どこにあるねん。いつだったかバリトン!の久岡昇先生がオペラの稽古にその日の朝ご自身の畑で取れたバジルを持っていらした。それが美味しくてまた先生ご自身が生き生きとしておられて何だかいつの日か実現させたいなぁ。そのためには先ず。。。伊原直子先生と電話で見附の来年度の打ち合わせなど色々お話をさせていただく。考えてみるとこれまで素敵な素晴らしいアーティストとお付き合いをさせていただいているんだな。出会いに感謝。で、老後の夢は。。。(26日2:40a.m.)

補講レッスン

毎週同じ曜日同じ時間にレッスンできない小生は、不定期レッスンの形で3名の学生さんにレッスンをしてきた。今日は副科の院生さんをレッスン。ブラームスの1番の交響曲。年度最後のレッスンとなった。優秀なピアニストの助手さんを2人お願いし1年間のカリキュラムを終了。指揮を究めようとするとする学生はともかく、副科で学んでみようと言う学生さんはなかなか目的意識がしっかりしていて、面白い。実技に音楽活動に活かしてもらえることを願う。雨の東京。暖冬とは言え雨が降るとやはり冷え込むものだ。新しいお仕事がまた少しずつ入って来た。ヨーロッパ演奏旅行もそろそろ計画を進めよう。合唱団を作りたいと以前から考えていたが、演奏会をひとつひとつ創るために編成するのも良いかも知れない。(26日2:00a.m.)

コミュニケーション

久々に銀行の窓口に足を運んだ。池袋に口座のある銀行は混んでいて困ったものだ。そんなこんなで地元の支店を尋ねてみる。番号札を持ってブースに通されるまで、お互いにどんな客でどんな担当の行員さんと出会うか分からない。恐らくまだ慣れている風ではないのだが感じの良い人だった。普段窓口に余り用事はないし、ATMの利用が便利になるための手続きだったのだが、要領を得ない小生に丁寧に対応して下さる。日頃、様々なシーンでホテルやレストランを利用するが、寧ろ電話での応対業務で顔が見えなくても人柄が出るもので、マニュアルに沿っていても気持ちの良い応対をして下さるとこれは嬉しいものだ。企業に対する印象も当然良くなる。自然な挨拶、立居、振る舞いは大切だな。きっと小さいときから身につくものだろう。(25日15:42p.m.)

黒豆のどらやき

どらやき。昔はあまり好きではなかった。何だか口が渇いて。でも嗜好は歳とともになのか、何かのきっかけに因るのか次第に変わってきているようだ。栗の入ったやつ、地元江戸川の和菓子屋では「バターどら」何て言うけったいなものまである。しかしこれが美味い。最近では小生の中ではヱビスに対してサントリープレミアムモルツも台頭してきた。一時期、好きな赤ワインに対して白を良く飲んだ時期もあった。そして今はまた赤復活?頭痛を引き起こすのか、日本酒は好きなのに敬遠しがちだったが、また最近はそれでもと、頂くことも多い。幸いなのか煙草は頂かないので味の方は良く解からないが、外国へ行くと時々煙の香りが好きなものと出合う。さて音楽の趣味も変わりつつあるのかな。それでも偏らずいろいろな音楽に出合って行きたい。極端に少ないレパートリーで突き詰めて勝負するアーティストもおられるが、未知の世界を知る愉しみもいい。黒豆どら、なかなか。(25日2:53a.m.)

エッセンス

雪の少ない冬山を望む。新幹線の越後湯沢界隈を通ると10数年前、ここから東京の我が家にピアノを習いに来ていた家族がいたことを思い出す。大学を出て間もない頃だ。自身も長岡の合唱団に向かう前に出稽古をした記憶も蘇る。まだピアノでのお仕事が中心で、江戸っ子が雪国の景色や生活と出合ったある種のカルチャーショックを受けたものだ。ご家族はお元気だろうか。物事の本質を見極めて、大切にすることは音楽の世界だけでなくどの分野においても重要だが、特に若い世代に良いものを伝えることの橋渡しをする役割が増えてきた。これだけ情報が氾濫していると、特にあらゆるメディアが発信する全てが上質なものでは無かったりする訳で、自らの感性で良いものはいい、と判断をする能力みたいなものはやはり若い時から磨いていた方がいい。大人たちはそれを助長していく役割があるのだから、そうなると自身が上質たる存在を求めていかなければ、と思う。最近頂いたアロマオイルとやらにはまりかけている。それはエッセンシャルオイルと言われるが、香りの持つ作用も奥が深い。(25日2:20a.m.)

新潟とのご縁

昨夜は受験生からちゃんと電話があってどうだったのか知りたい心境がひしひしと伝わってくる。とは言え教授会を経て決まる訳なので受験の内容は小生のレッスンと化ける。共に考察しながら次への課題を与える。偶然とは言え指揮の手ほどきを受けた師は上越の出身、更に長岡・新潟・見附と出会いが広がり今がある。新潟響さんとも学生の頃からのお付き合い。まだ右も左も分からない(えっ今も?)頃によくあの大人のオケにアシスタントとして起用して下さったものだ。指揮者としてお呼びいただいて2年目に突入。今日もシューベルトとブルックナー。なかなか手強い両者、共に純化して行くプロセスが何より楽しい。独り蕎麦屋で夕食。師と共に入試に立ち会う今、時間の経過をふと想う。(20日とき号15:00p.m.)

指揮科入試

東京マラソンの開かれている都心の上を高速で素通り。雨の降る日曜日、母校東京音大指揮科の入試試験官を務める。正味9時間のハードな内容。様々な角度から学生さんの素養と実力を知るためのものだ。ピアノやヴァイオリンはその時点でかなり成熟した学生が散見されても不思議はない世界だが、指揮は18歳の巨匠というのは有り得ない。その意味では無限の可能性を秘めた人材の発掘とも言える。アンサンブルとニ台ピアノの指揮に臆せず棒を振る姿に感心する。小生の教室に通って来ていた二人もある種の洗礼を受けた。それを見守るしか出来ない担当教官の気持ちはなかなかいろいろふむふむはらはら。入学が許される決定は暫く先だ。吉報を待とう。(19日とき号荒川界隈15:30p.m.)

65分の中身

普段演奏する作品のディスクは余り聴かない。楽譜との対話に時間を費やすからだが、巨匠達が何を読み取って具現しようと努めるのか当然拝聴することもたまにある。最近聴いたのはブルックナーの七番。さて近く必要に迫られてふと昔求めた英会話のCDなんぞを廻してみる。どちらも難解。何故かどちらも65分。う〜ん、どちらも自分のものにしたいが、前者は何度も聴かない。後者は何度も聞かなきゃ。何れにせよもがくことになりそうだ。雨が降ってきたぞ。良い休日を。(23:45p.m.)

のだめ効果

昨年は多くのステージを経験したが、以前にも増して、クラシック音楽に対してより親近感をもって聴きに来て下さるお客様を身近に感じる年だった。何と言ってもモーツァルトイヤーの影響で自然とその音楽を耳にする機会は多かったのだが、女性シンガーのクラシック曲を原作に持つ歌やコマーシャル音楽、更にはゲーム音楽と多くの発信があった。そんな中、指揮しながら司会進行役なんぞを務める昨今「日本は今空前のクラシックブームですが…云々…火付け役となったのが"のだめカンタービレ"…」何て吐かしながらその実態を知らない自分に疑問を抱く。先日オフィス隣の楽譜店に半ば冗談で注文しちゃった「のだめ…」全巻が届く。あはぁ。何時読むのぉ? ちと愉しそう。オフィスの掃除。(16日23:19p.m.)

春一番?

バレンタインデーの14日、あれが春一番だったの?何だか調子が狂ってしまうような季節感。一夜明けて穏やかな日だ。巷では花粉が飛んでいると囁かれている。受験生のためのレッスンを大学で行う。4時間みっちりだ。この後来週にかけて東京音大も受験のシーズン。東京は雪が全く降っていない。スノータイヤを履こうかどうか今年は迷うことなく家の脇に積み上げられたままだ。もし降っても今年は簡易チェーンの出番があるかないか。年度末に近付き、レッスン生の成績や出席を出す。同時に務める2つの学校の来年度の講座シラバスを作成する季節だ。デスクワークをしながら余りにもお腹が空いたので初めてデリバリーの夕食を摂る。便利な世の中やなぁ。(池袋16日22:59p.m.)

レッスン三昧

長岡でお馴染みのビュッフェを頂き、強風の中、ときへ。大宮乗り換えで池袋では昼食の時間が無い。立食の好物を摂る。足早に大学へ向かうと既に学生さんがキャスター付きの指揮台を準備して待ち構えていた。我が教室も今日のレッスンが年度最後だ。ギャラリーもいて、指揮のレッスンらしくなってきたところでおしまい。副科の学生さんにとっては実技やあらゆることに活きるものがあればと思う。気が付くと6時間。まぁやれる時に全力をというところだ。学生さんと会食。最終電車は混んでるなぁ。久々の我が家は目前。(都営線一之江駅15日0:33a.m.)

見附のうたごえ

定例の見附の合唱リハーサルに呼んで頂くのは久しぶりだった。少し狭めのアルカディア練習室は実は合唱のトレーニングに良い空間だ。6月に向けて團伊玖磨先生の筑後川を取り組んでいる。第九に始まったこの合唱団の将来を鑑み作品との出会いも大切にしていきたいと願う。より力強く主体性をもって。終曲の「河口」をご一緒したが、良い声がバンバン出ていて健在ぶりを実感。更に多くの人とハーモニーを創りたい。夜は年末第九からの諸々の経過と次回のステージ作りに向けての打ち合わせ。理想と現実、準備と時間、色々と考えさせられる時間だった。小生のプロジェクトと称する事業展開もこれからを期待するのみ。再び長岡の定宿。(都営線馬喰横山界隈15日0:15a.m.)

新潟の冬?

週末から山形新潟と続けて滞在。午後から新潟に移動。昨夜は屋根も真っ白になる程度雪は降ったのだが、新潟市内は、跡形も無い。喫茶店で譜を読んだりして過ごす。今仲良しになろうとしているのがブルックナーの第七交響曲。壮大な作品だ。夜は新潟響の皆さんと定例リハ。「未完成」いいなぁ。ブルックナーはじっくり大事に。団員さんと会食。美味しかったなぁ。何だか食べてばっかり日記やん。そ、そんなことありまへんでぇ。(長岡14日10:30a.m.)

長岡フェスオケ

冬の日本海は力強い。鶴岡から「いなほ」に乗ること2時間。前夜から雪が降り出す。車窓の海は深緑に荒れる。長岡では4時間オーケストラのリハーサル。メンバーの意識は高い。あとひと月互いの音と想いを合わせて練っていきたい。財団との打ち合わせ、次年度の大きな構想。久々にお気に入りの寿司屋さんに堪能、合唱の仲間が集う。定宿ニューオオタニに一泊。(新潟駅Vie de France13日11:58a.m.)

あ゛ぁ〜

三月の江戸川カルミナ公演の準備、共演の鶴岡の合唱を聴かせて頂くために庄内空港へ。実は一つ前の便に乗る予定が叶わなかった。夕方着いて、団員さんの計らいで念願日帰り温泉。というわけで「あ゛ぁ〜」。仕事の後のビール然別、なんとも言えぬ「あ゛ぁ〜」とか「う゛ぅ〜」である。当然リハがあるので風呂上がりの一杯とはいかないが、カルミナの合唱も心地良い。伺う度に良い合唱になっている。夜は団員の皆さんと会食。次回の選曲や楽しい雰囲気。魚もお酒も格別だ。月一の目標はずれ込んだものの思い掛けぬ嬉しいひととき。やはり人間心の洗濯は必要だな。次の「あ゛ぁ〜」を目標に精進。雪の無い冬の庄内。(新潟駅前Tully's Coffee12日16:12p.m.)

調布グリーンホール

調布の中学生を対象にした音楽教室、今日の目玉は若林顕さんのピアノでラプソディインブルーだ。午前中、断弦するハプニングも何事も無いかの如く淡々と続行。舞台上で奥行きのあるあれほどに美しい音色を聴いたのは久しぶりだった。朝岡聡さんと共用の楽屋。氏の司会もその回の選曲に合わせて上手に流れを作っていく。都響さんとのステージは毎回得ることも多い時間だ。中央道と首都高を経由し楽譜の製本に立ち寄り大学へ。学生さん二人にみっちり3時間指揮のレッスン。寧ろ指揮を教わりたい気分。世の中は連休かな?(羽田10日14:50p.m.)

板橋区音教in芸劇

一連の音楽鑑賞教室3日目は我がオフィスから程近い東京芸術劇場で2回公演。板橋区の中学生が対象だった。良く聴いてくれていたなぁ。パイプオルガンの独奏もあって1時間みっちりの内容だ。担当の音楽部の先生方の中に高校時代の同級生とばったり出会う。島本さん、役割を担って活躍していた。嬉しいなぁ。芸劇を借り切って中学生に生の音楽を聴いてもらう、東京ならではの体験なのかも知れない。近い将来、演奏会に足を運んでくれることを願って。しかし「運命」は何度振ってもむつかしい。作品の持つエネルギーに対して瞬時に向き合うこと。都響さんの「その瞬間」により良いものを生み出すクオリティーの高さ。大学に出て院生の成績を提出。先日新潟南高校の吹奏楽部の顧問の先生から生徒さんの感想文が届く。とても内容のある素晴らしいものだ。音楽家の自らを高めていくモティベーションは何といっても聴衆の声。そして共演者との信頼。精進しよう。(池袋19:57p.m.)

地図帳

都響さんとの公演中休みの今日は先ず池袋のホテルで来年?の演奏旅行の打ち合わせ。一昨年ウィーンでのステージはそれは大きな一歩だった。多くの合唱を愛する皆さんと前回以上にいい時間を創ることが出来るよう良い計画を立て準備をしたい。久々に西武のLIBROで立ち読み。そのまま日本と世界の地図帳二冊を衝動買い。演奏旅行の話に触発されたのか何だか行きたいところを沢山思い付く。来年度の文化庁の公演も色々な所へ行くことになるだろう。今年は外にも出よう。そのまま大学に出て指揮のレッスン。隣のレッスン室では都響の某首席氏がレッスン。演奏活動をしつつ後進の指導と、音楽家のひとつのモデルだ。オフィスで電報を打つ。来年のお話も飛び込んで来た。腰を落ち着けてビジョンを。(8日0:38a.m.)

母校と共に

都響さんとの音楽鑑賞教室2日目、2回公演。朝岡さんに「江戸川のホープ」とかよいしょされながら始まる。朝は我が母校松江第5中学校の生徒さんが聴きにいらした。楽しんでもらえたかな?区内に中学はどのくらいあるのだろうか、毎年続けておられることにまず敬意を表したい。クラリネットのデュエットや楽器紹介など、今回も都響さんのクオリティーを堪能する内容だ。中学生は4公演とも静かに良く聴いてくれていた。何か良いものが心に届いてくれたなら嬉しい。江戸川区に住んでいながら鶴岡との交流演奏会の他は殆どお付き合いがない。育った地に僅かながらお返しが出来ただろうか。池袋に出て諸々用事を済ませる。昨日のTV東京はワールドビジネスサテライトで「世界にひとつだけの花」「カープ応援歌」を指揮しているシーンを放映していた、そうだ。ちゃんと教えてよぅテレ東さん!(7日11:16a.m.)

地元江戸川での音楽鑑賞教室

朝10:45と午後13:45の2回、生まれ育ったこの江戸川で名門東京都響さんと中学生に聴いてもらう音楽鑑賞教室の指揮をした。プログラムも馴染みのある楽しんでもらえる内容。恩師太田房子先生も春江!!中学校を引き連れ聴いて下さった。司会はおなじみ朝岡聡氏。会場の中学生を前に我が中学時代をふと思い出す。こんな規模で鑑賞教室あったかなぁ。しかし当時はわんぱくだったなぁ。信じていたことを貫いて今があるという意味において、音楽の道に進むきっかけも中学時代のことだった。舞台で大きな花束を頂く。楽しんでくれたならと願わずにはいられない。終演後当時社会を教わった懐かしい先生や区内の校長先生がご挨拶に見えた。ホールの館長を尋ねる。指定管理者制度になってどうなっちゃっているのだろう。どうやら夜TV東京系の情報番組に小生が出ていたようだ。その頃NHKの「サウンド・オブ・ミュージック」のドキュメントを見ていた。いい番組だったな。というわけで複数のメールが届いたが、先月の広響さんとの1シーンらしい。どんな場面だったのかなぁ。(江戸川総合文化センター6日12:50p.m.)

穏やかな日曜日

風が冷たいが良く晴れて気持ちの良い日曜日。陽射しがほのかに暖かく感じられる。朝9時過ぎに車で家を出て、上野に着いたのは9時半過ぎ。ふた月ぶりの東京都交響楽団さん。今週4日間全8公演の音楽鑑賞教室プログラムのリハーサル。20曲近い作品を一気にご一緒する。今回初めてピアニストの若林顕さんと「ラプソディー・イン・ブルー」を合わせた。素晴らしい。午前中にリハを終え、上野公園の周りや台東区や文京区の閑静な街を走らせ、池袋へ。日曜の午後に東京の街に出るのは久しぶりだ。我がビルのある東通りも穏やかだ。メールの返事が滞ってデスクワークが追いつかない。そう言えば昨夜は家では豆撒きをしなかった。ここ数年煩いほどに流行っている「恵方巻」を買いそびれ、家で似たものを作って頬張る。中に巻くものには決まりがあったのだろうか。まぐろの漬けが入ったり余程旨いやん。北北西を向いて頂く。アホ面やったろうなぁ。ほな帰りまひょ。(池袋22:07p.m.)

福は内!

昨日長岡のリリックホールで知人2人を吹くもヴォーカルのコンサートが開かれた(もよう!)。残念ながら伺うことが出来なかったが、前日にその演奏会を思い出して、このサイトに告知させていただいたら、それをご覧になって足を運んで下さった方も居られたようだ。大変嬉しいことで500名を越すお客様がいらしたと言うことだから、平日の昼間にもかかわらずあのホールの7割入ったなんて、素晴らしい。ありがとうございました。お二人からご丁寧なメールを頂く。これからも小生の大切な仲間たちを紹介していきたい。今日は節分。特に大した用事は無かったのだが豆まきをしに池袋に出て来た。鬼は外、福は内。子供の頃逆さまを言って、叱られた記憶が。皆様に福が沢山訪れますように。良い週末を。(池袋20:58p.m.)

指揮科追いコン

優秀な4年生と、助手の先生が今年度でそれぞれ卒業、退職されるのを在校生が送り出す。指揮者を名乗る相当数の一席は余り居心地の良い所ではない。あははぁ。皆が一国一城の主なわけだ。棒振りはつるむものでもないし、基本的には一匹狼なのかな。それぞれの話題で盛り上がる。電車で帰宅。今夜も星が奇麗、十五夜かな。それにしても暖冬は問題だ。10数年後には関東地方でもみかんの栽培が出来る気候になるような予測が出ていた。イタリアのヴェネツィアはこのままだと水没してしまうのだろうか。世界全体で足並みを揃えて対策を講じるなんて難しいなのだろうな。先ず日本を含め先進大国が行動をしなければ。音楽界も少子化によって事情が変化していく中で、音楽大学の果たす役割は大きい。(池袋3日20:02p.m.)

指揮科定期試験

朝から大学で指揮科の定期実技試験があった。ピアノ2台による実技と、スコアリーディングの試奏だ。我が高校生の生徒も今日始めて、両教授を始め指揮科の講師陣の前でお披露目。極度の緊張を強いられる環境で健闘。大学生は1・2年生の試験。それぞれのレベルで良い所、今後の課題が見えてくる。しかし学生一人に対して相当の時間を費やして試験を行う。なかなかシステムとして充実してきたと実感する。いよいよ2月が始まった。学校はレッスンと試験のために出向するのみとなったが、春以降の演奏会の準備がわんさとある。温泉、1月は叶わなかったなぁ。気が付くと正月明けからまだ休みを摂っていなかったな。空気が思い切り乾燥している。車用のおもちゃみたいな加湿器を購入。星空が奇麗な夜。(池袋3日19:36p.m.)

明日!演奏会のご案内:長岡

明日2日14時から長岡リリックホールで、ヴォーカルグループのコンサートがあります。メンバーの中にお付き合いさせていただいたことのあるバリトン!の藪内俊弥さんと、カウンターテナーの青木洋也さんはお二人とも若手実力派。きっといい時間を創られると思います。もう少し早く告知すれば良かったなぁ。長岡界隈の皆さん、お時間取れたら是非行って見てください。

 2007年2月2日(金) 14:00開演 
        *アフタヌーンコンサート*
バレンタインコンサート
        Bless B Quintet~あいのうた~
        会場:長岡リリックホール・コンサートホール
        全席自由:1,000円


  

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