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January 2007

気温差

雪の影響で前日まで麻痺していた新千歳も正常に戻り、空港でこのサイトのキリ番ゲットのプレゼントを送る。札幌雪祭りも準備の様子も横を素通りの滞在。ANAで東京に戻る。何と暖かいこと。小生の札幌滞在中はマイナス7℃が最低だったが、10度以上違うわけだ。身体が??状態。ってどんな状態?一路リムジンで実家へ。そのまま車に乗りかえて池袋へ。レッスン生の書類を提出したり図書館で秋の演奏会の楽譜を借りる。あっという間に1月も終わった。早いなぁ。ひと月に4つのプロオーケストラとご一緒したのは初めての事だった。オーケストラそれぞれの素敵な顔に出会えて嬉しいものだ。もっともっとその良い顔を引き出せる指揮者を目指したい。暖冬なのかな?漸く新潟も雪の様子。生活には雪は不便なことと思うが、その年の稔りや自然の営みを考えると、降るものは降った方が良いし何でも程よい方が良いらしい。(池袋2日23:12p.m.)

180000カウントキャンペーン結果!

この数日異様なまでのカウントの増え方にびっくりでございます。今朝、180000カウントを突破いたしました。ゲットされたのは大分県立芸術短大学生さんのE・Hさんでした!パチパチ!師弟でゲットなんて、凄すぎます。しかし、大分勢強いなぁ。             早速今日札幌の空港からささやかながらお菓子をお送りしました。                          さて次回は181818でございます。皆様奮って?ご参加下さい。

2007.1.31                                                        船橋洋介

東広島から北広島へ

偶然にしてはちょっと出来すぎなくらい広島つながりの1週間。雪は既に止み、午後北広島駅に隣接している「花ホール」へ。シューボックス型の大変響きの良いホール。2階席のバルコニーに花を縁取っている。札幌交響楽団の皆さんと、2ndヴァイオリン首席の大森潤子さんと共演。端正なモーツァルト、とても素敵なヴァイオリンだった。お客様も沢山お迎えしてホールの響きもよりまろやかになる。メンデルスゾーンの「イタリア」は30分に満たないが珠玉の交響曲。生前に出版を自ら許さなかった心情を想う。オーケストラのメンバーに感謝。アンコールを2曲。電車に乗るまでの道程、聴いて下さった方々が声をかけて下さる。独り快速で新千歳空港へ。ホテルのバーで晩ご飯、反省会。冬の北海道、なかなか刺激的だった。ママちゃりを凍った雪道で器用に飛ばして走るおとうさん、スキーを履いて通勤するサラリーマン、雪と戯れる小学生の通学路。4月に札幌響の皆さんと再びご一緒できることになった。精進しよう。(新千歳空港H31日0:45a.m.)

札幌の冬

ホテルの窓から先回天皇陛下が泊まられたパークホテルが目の前にある。辺り一面白の世界。昨夜から少し仮眠を摂り、いざ2度目のお付き合いとなる札幌交響楽団のリハ会場へ。車で30分。雪の市街を通りながら、これでも例年に比べて雪が少ないと。そう言えば新潟からも「大寒も過ぎたてがに、雪が全くねぃがぁてぇ、こんがんのめずらしいてぇ。」とメールが届いたなぁ。お昼をはさんで更にリハをご一緒する。道内の中学生が訪れる。指揮者についてとか、いくつか質問を受ける。しっかりした生徒さんたちだったな。その後打ち合わせに「キタラホール」に伺い、ホールも見学。とても素敵なホールと事務局の立派なこと。スタッフが皆気持ちの良い方たちばかりだ。駅前に買い物に出て滑りまくる。がゴムバンド靴底が小生をプロテクト。イェ~イ。夜は同級生の河邊君と再びジンギスカン。エビスもあって。肩の力が少し抜ける。少し休んでみるかな。(札幌30日0:23a.m.)

広響東広島公演

朝は二日続けてお粥定食。ちゃんと料理の中身が日替わりで嬉しい。在来線で西条駅へ。歩いて5~6分の東広島市中央公民館大ホールでの広島交響楽団名曲コンサート。1000名ほどの会場は超満員。お客様もなかなか素敵に応えて下さった。指揮者体験コーナーは高校生の男の子と小学生の女の子。不覚にも?小生のにわか広島弁に笑って頂く。昨年足を運んでくださったお客さんが今日も楽屋を訪ねて下さる。一人でも多くの聴衆の心の中に入り込めたらと思う。帰りのホームでも聴いてくださった女性が声をかけて下さる。広響さんも心のこもった演奏でお客様にアプローチして下さった。楽屋を急ぎ目に出て、西条から白市、そこからバスで広島空港へ。大揺れに揺れて、羽田、そこから一路新千歳へ。フライトが遅れ10時過ぎにホテルへ。札幌駅で先ず求めたのが着脱式のゴム製靴底。急に雪が降り出す。あぁ、さっきまで広島で演奏していたんだなぁ、窓の外の銀世界に目を奪われる。(札幌Nobotel28日23:58p.m.)

ぶちええねぇ

旅の公演では必ずご当地の美味しいものをと心がけているが、今夜は焼肉屋さん。一人で入るのは気がひけることもあるが、スタミナのためと大義名分を立ていざ赴く。旨かった。さてその前に昼から広島交響楽団の皆さんとリハーサル。あれからひとつき経っているのに、クリスマスコンサートでの団員さんのコスプレ姿がダブる瞬間があった。ファミリーコンサートプログラムをもって明日は東広島と言うところにお邪魔をする。楽しみだ。それで更に遡ること朝はホテルの朝食。前日の夜から決めていた、お粥定食。う~ん”ぶち”(とても)素晴らしい。お腹に優しい。そんな食べ過ぎているわけではないのに、胃腸の不調や、口内炎やらを訴える。明日もおかゆかなっ。今日も平和記念公園にご挨拶。少し休んでみよう。(広島0:35a.m.)

お好み焼き

これから2週間は多くの作品とお付き合いする。楽譜だけは特に入念にチェックするものの、旅が多いと何を詰め込んだか.。今朝は気が付くとリムジンバスに乗っていた。一月前クリスマスのコンサートで訪れた広島へ。生憎の雨に迎えられる。空港から市内まで1時間かかるのが少々玉に瑕だが、最近は飛行機が多い。バスセンターに直結しているそごうで昼食を摂り、ホテルへ。外は寒くて夜、お気に入りのお好み焼きで晩ご飯。広島での楽しみの一つだ。美味しくいただいた。オタフクソースが決め手かな。キャベツが沢山入っていてヘルシーだ。大阪のお好み焼きも旨かったけれど、広島はいいぞ。と音楽から離れている瞬間は食べるか飲むか!?あはぁ。皆様良い週末を。俄かにカウントが忙しなくなってきたぞぅ?(27日広島全日空H0:45a.m.)

指揮の試験

今日は高校で我が講座の期末実技試験を行った。今年度に開講し付属高校の総合音楽コースに在籍する8名が、この日のために設えたカルテットを実際に振るというもの。課題はモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジーク。皆緊張していたようだが、なかなか自分を表現しようと務めていた。いつもは小生の下手なピアノや何かに合わせて振っていたのだが今日は勝手が違う。生の演奏家を前に音楽を生み出す。運動で音が出せることは知っているがもう一歩踏み込んで指揮によって「伝える」ということは今後の音楽活動のプラスに捉えてもらえたらと願う。一人ずつ演奏をビデオにとってプレゼントした。結婚式の披露宴にでも流してねん。引き続き、同コースの1年生6名に講義を1時間。高校受験から今に至るまでを話しながら、彼女たちの意識を聞かせてもらった。いい生徒たちでこれからが楽しみだ。良い出会いを求めて高校生活をエンジョイして欲しいものだ。大学で指揮のレッスンを少し。先生の1日終了。あぁ旅の支度が出来ていない。(池袋20:10p.m.)

地元の合唱団

前々から東京に合唱団を持ちたいと願っているのだが、まだ実現はしていない。近い将来、いい音楽の出来る合唱団が創れるといいなぁ。今日は久々に地元江戸川の第九を歌う会のリハーサルに伺った。3月に鶴岡との共演で「カルミナ・ブラーナ」をやる。ホスト役の江戸川の合唱団、後輩声楽家たちの熱心な指導でアンサンブルも集まりつつある。当然この3月の本番を成功させるべくトレーニングを積んでいるわけだけれど、その更に先に向けてクオリティを高めていかなければ意味が無い。ただ以前にも増して意識が高くなってきているし、男声の数も充実してきた。嬉しいことだ。やはり自分の生まれ育った町の音楽が盛んであった方がいい。しかし、この江戸川にはオケも吹奏楽も、そして合唱に至っては相当数存在している。凄いなぁ。3月の公演を楽しみにしている。(池袋25日19:50p.m.)

ジャパン・アーツ新年会

ホテル西洋銀座でマネージメントのジャパンアーツ主催新年懇親会があった。福引の景品があるということだったので3年目にして初めて顔を出してみようと赴く。所属アーティストの他、社員の皆さんに音楽の出版業界、放送関係、音楽評論家諸氏の顔ぶれが揃う。色んな方と知り合えて良かった。福引の特賞、欧州往復航空券を何気に狙っていたのだが残念極まりない。料理と特にデザートが美味しくて何よりだ。というか救いだ。某ビジュアル系評論家奥田氏とも久々にお目にかかる。求められている一つ一つベストを尽くして更なる次のステップを目指すスタンスに変わりはない。と言うか今の自分があるのはこれまでの生き方なのだからと、改めて自問自答する。歩幅を誤って棒振り人生棒に振りたくないし(上手い!)と言いつつ野心を大事に育てたい。しかしあのケーキ美味かったなぁ。(池袋21:31p.m.)

大阪の余波

昨晩からいくつもメールが届いている。それも大阪フィルさんとの奈良公演、シンフォニカーさんとの富田林公演での感想や、合唱のメンバーの方からの反響だ。何よりの明日への活力。プログラムにこのサイトのアドレスが無くても調べて下さるようだ。嬉しいものだ、皆さんありがとうございます。今日は大学で門下のレッスン。みっちり3時間だ。先週は地方にいたし、コンスタントに毎週というわけにはいかないが、時間を掛けられる時にしっかり見たいと思っている。試験も近いし、学生たちはなかなか気合が入ってきたな。まだまだ寒い日が続く。大寒を過ぎて東京もこれから雪が振ったりするかなぁ。久々にオフィスに立ち寄りポストの余計なチラシを処分する。もう直ぐ大学も受験シーズンだ。この部屋も受験生の最後の調整にピアノが使われることになる。観葉植物君も元気にしていた。ようし家に帰ろう。(池袋22:48p.m.)

180000カウントキャンペーン!

お待ちかね!いよいよ180000カウントが近づいてきました。最近このキャンペーンのサイクルが少しずつ早くなってきている気がしますが、是非狙ってみて下さい。

180000カウントと181818カウントをゲットされた方にいつものように、旅先でゲットした、お菓子詰め合わせまたは、ご当地の美味しそうなお酒をお送りします。カウントのコピーをお送り下さいね。

まだまだ寒い日が続きますね。どうぞ温かくしてお過ごし下さい。

2007.1.22                                                                  

船橋洋介

すばるホール

大阪シンフォニカーと富田林のすばるホールに集う320名の大合唱団との共演。何がびくびくだったかと言うと関西の聴衆を前に喋らなぁあかんことで、おもろい話するキャラあらへんし、ほんま口が渇いたわぁ。昨夜は夢の中で笑いのネタ考えてたほどやでぇ。オケはごっつえぇ演奏してくれはったし、何ていっても三グループの合唱は素晴らしかったなぁ。お客さんが「よかったでえ」いうてくれはったんがめっちゃうれしいわぁ。また一緒に何かやりたいなぁ。長岡の昔伴奏してはったピアニストさんが関西に嫁がれて、演奏会聴きに家族皆で来てくれはった。何年ぶりやったかなぁ。サイトに余計な事書くもんやからごっつ旨そうな奈良漬けこうてきてくれはって、また嬉しいわぁ。関空で一人モダン焼きとビールで反省会。今日のお土産は「蓬莱の豚まん」やでぇ。関西の皆さんありがとう。一週間ぶりの我が家、またビール。良い一週間を。(23:51p.m.)

はじめまして富田林

関西に来ると読めない地名が沢山ある。自己流に呼んでみて話が通じないこともしばしば。今回は大阪シンフォニカーさんとの共演で、とんだばやしのすばるホールでの公演のリハーサル。目玉は市民の皆さんの合唱だ。女声合唱、混声合唱、そして児童合唱と3つの大きなグループを編成してそれぞれと共演をする。今日はオケとのリハーサルの前13分ずつ!各合唱を聴かせていただき、後にオケあわせ。それぞれ良く準備をして下さっている。楽しい演奏会になるといいな。オーケストラもとても素敵に応えてくださる。何といっても小生の駆け出しも駆け出し期に2年のアシスタントでお世話になった所だ。びっくりしたのはシューボックス型の舞台と客席。それは新潟・見附のアルカディアと似ていて錯覚を起こしそうになった程だ。いいステージになりますように。晩は近くの居酒屋でたんと。少し休もう。(堺21日1:45a.m.)

大阪闊歩

三日滞在したリーガグランドを後にし、兵庫でのオケの演奏会の打ち合わせに大阪駅前のヒルトンへ出向く。大阪では東京にはない面白そうなものを発見するのが楽しい。何だか活気がある。しかし東京よりも階段が多いのだろうか。とにかくよく歩く。夕方、大荷物を持ってかつて通い慣れた堺東の駅に到着。今夜は通い慣れたラーメン屋さんで遅めの晩ご飯。大学の教授から授業の相談を受ける。学生オケや市民オケの依頼が色々とある。東京に一度戻ってMo.チョン・ミュンフンとお会いしたかったのだが断念。こんな日は予定に入っていたかのように電話がよく鳴る。月に1度の温泉、マネジャーに贅沢だと言われたが、月に1度くらい休みを摂ってもいいですよね。と最近全く機能を果たさないマネジャーふなぴょんに語りかける。(堺23:59p.m.)

しかせんべい

なんばから奈良まで40分という距離に先ず驚く。京都も奈良も大阪から然程遠くないのだなぁ。行きの近鉄電車からの車窓はこれまたわくわくするものだ。平城京や、史跡の広大な土地が見渡せる。ここには日本の歴史が詰まっているのだ。と言うわけで終点の奈良駅から歩いて5分。初めて訪れる奈良文化会館。途中目を疑う光景、鹿が2頭歩道を歩いている。柵から越してきたようだが、ふと25年前修学旅行で鹿くんたちにせんべいを食べさせた記憶が蘇る。大阪フィルの皆さんとの「かんでん(関西電力)クラシックチャリティーコンサート」は盛り沢山プロ。オケの皆さんに感謝したい。いいサウンドで応えて下さった。きっとお客様にも何か伝わるものがあったと信じている。温かい拍手だったなぁ。滞在6時間。奈良漬けも買いそびれてしまった。マネジャー2人と福島界隈で会食。ビジョンを語り合った。今度はちゃんと鹿くんに会いに行こう。(堺19日23:35p.m.)

大阪のサウンド

泊まっているホテルからリハーサル会場まで地下鉄で12分。まだ大阪の地理が良く解っていない。老舗大阪フィルさんとのプローベを晩年の朝比奈先生もこのホールでなさったかと思うと更に身が引き締まる。奈良でのコンサート全6曲盛り沢山プロ。深く艶やかなサウンドが心地良い。大学の後輩が団員として演奏。嬉しい再会。夕方独りで焼きそばを食す。旨い。夜ホテルで日本のプロオーケストラの事情を特集しているドキュメント番組を見入る。大阪フィルさん然別多くのオーケストラが抱える問題として、将来の日本の音楽界のために共に考えなければならないことだ。夜繁華街に出て無駄に歩く。店に飛び込む勇気が。。結局安めの焼肉屋さん。えっまた?(18日近鉄電車トンネル内13:45p.m.)

雨の大阪

朝食のバイキングを頂く。そこは信濃川河口に近い万代橋の目の前。美しいフォルムはパリだったかブダペストだったかヨーロッパの河のある町を想起させる。新潟から空路大阪伊丹空港へ。午後からしとしと雨になった。今回のホテルからも目の前に橋と川が流れる。しかし景観は朝日新聞本社が脇にあったり縦横に高速が行き交い都会の真ん中だ。それでも川があって橋が人を渡すその光景は好きだな。夜はサイトで見つけ出した焼肉屋で晩ご飯。食欲なんか関係無くエネルギーと称した肉塊を口にくべる。やはり安くて旨いなぁ大阪は。横になってみようかな。(リーガGH17日1:13a.m.)

温泉禁断症候群

演奏会の準備のために色々な楽譜を扱うが、このふた月最近では記憶に無い大量の譜面と格闘している。と言っても本番の譜面台に載せるのは各曲1冊なのだが、たまたま同じ曲でも複数の版の違いを読み込む必要があったりもする。そんなこんなで最近は温泉に浸ることも無くいよいよ禁断症状が。今年もひと月に1度は温泉で身体も心もリフレッシュ、なんて素敵な目標を掲げたのだが、いやはや新潟から足を伸ばしたりする予定も入れられず、伊豆も昨年一杯で任期が終わってしまっていたり、大分は七夕状態だし、神様は「贅沢言うんじゃあ~りません!」と無言の戒め。某東京のオケの事務局と東京駅でミーティング。夜は新潟響さん今年初のリハ。シューベルトの「未完成」然り、ブルックナーの交響曲然りあまりの音の多さと複数の版の差異に指揮者の課題は尽きない。ちょっとホテルを変えてみた。静か過ぎる空間に、思わずそれらスコアの書かれた時代や土地に思いを馳せる。少し休んでみよう。温泉の夢がいいなぁ。ココログさんの都合で明日辺り書き込めない模様。(15日Hオークラ新潟2:10a.m.)

長岡フェスティバルオーケストラ

今朝は殆ど寝た記憶がないのだが8時すぎに新幹線に乗っていた。目指すは長岡。財団に出向く。事業の打ち合わせののち、森市長がわざわざお見えになりしばし壮大な話を伺う。音楽に造詣の深い方だけに理解があり、頼もしい限りだ。午後から100周年事業の一環、長岡フェスティバルオーケストラの発足式。そして練習。楽器奏者が100名集った。三月の発信に向けて始動した。次に繋がる拡がるきっかけになったらと願う。楽しみだ。今日は大人しく帰京。スキー客で混雑だぁ。(とき号上野20:50p.m.)

チームワーク

高校のオペラ新年最初の授業。次週に試験を控えて予行模擬形式で歌を聴く。良いものを吸収するにはとても大切な3年間だ。入学してから3年はあっという間だが、当時より更に早く感じるのは、まだ幼なく感じた生徒がもう卒業を迎えるという。授業のあと、在校生が3年生を送り出す、この授業ならではの催しにお呼ばれした。短い時間によく準備したなぁと感心させられる。普段の授業では見られない一面に接することが出来て嬉しかった。きれいに教室を飾り付けして、手作りのサラダや、ゲームなどで卒業していく3年生を持成す、頼もしいチームワークを見た。オペラはやはりチームワークが重要だ。来年度の公演も楽しみだし、それぞれ進学していく彼らの活躍も楽しみだ。少し休もうか。(14日3:40a.m.)

野菜スープ

昼の番組で肝臓だかダイエットに宜しいと言われる野菜スープが、食卓に出てきた。調味料は一切入っていないので少し抵抗があったが、かぼちゃの甘みがあって、少し慣れて来た。ここ数年続いているカピス海ヨーグルトは家にいるときの定番だが前者はどうかな?大昔紅茶キノコとか言うけったいな健康食品が流行っていた記憶がある。納豆が売り切れちゃったりテレビの影響は大だ。食から自らの健康を考えることは大切だな。ある演奏会への打ち合わせ。赤坂に四代続く老舗の割烹のオーナーをはじめ様々な業界の方とお会いした。良い演奏会になるよう精進しよう。(13日3:22a.m.)

20年後の日本

二十歳のころ何を考えていたかなぁ。未だ漠然と将来の道を思い描いていたと思う。指揮よりもピアノを弾いている時間が多かっただろう。あれから20年。今があるのはこの20年の歩みだ。振り返ってみてもそれはそれで時は過ぎて行く。還暦を迎えるころいったいどんな音楽をしているだろうか。ふと考えると、少子化に高齢化社会は今から本気で考えても当面改善は難しいだろう。そんな状況の一方で、中国やロシア、それにインドなどは、どんどんあらゆる面で成長していくに違いない。歌とか、ピアノとか、とんでもない人材がバンバン生まれてくると睨んでいる。そんな中で毎年小中学生に届けているような音楽が、その世代の次の子供たちに繋がって行くといったビジョンも日本の音楽界がどこかでイメージして行く必要がある気がする。と言って具体的に何が出来るかと考えるとそう多くは無い。だから地道にこつこつやるしかないんだな。自身を高めることと、伝えていくこと。何の保障もない音楽家のみならず芸術家の生活も日本のこれからを考えると楽観できる要素は極めて少ない。少し休もう。(12日2:33a.m.)

指揮の先生

学校も通常通りの水曜日。高校の指揮法の授業は今日で終了。1年間を通してやってきたわけだが何か掴んでもらえたら嬉しい。月末に実技試験をすることになっている。そのまま引き続き大学はレッスン。高校生、大学生、院生と曲目も5曲と盛りだくさん。ピアニストも優秀な助手さんに弾いて頂いてみっちり3時間。指揮のレッスンとか言いながら、昔から書いているように、ヒントは伝えられようとも問題は学生の意識がいかに大切かということ。でも皆やる気があって嬉しい限りだ。(池袋23:25p.m.)

オイル交換

愛車カムリ君は既に15万キロを走り続けている。如何に昨年の後半は自分の時間が少なかったか、気が付くとオイル交換に半年以上行っていない事に年末から気になっていた。いい加減あちこちにガタが来始めているが今のところ何の支障も無い。寧ろ「よう頑張っちょん」(大分弁)と愛着が湧く。最近は遠出は何となく控え気味。先日はふと見つけた車内用の加湿器を衝動買いしてみたり、今日は低反発座布団を買い求めてしまった。というわけで、単に小生にとって都合の良いグッズが増えたというだけで、カムリ君にとっては何も満たされてはいない。久々のオイル交換で、満足そうに走っている。気がする。そぉ~らのぉ(長岡弁)。元旦から年賀メールが沢山届いているが返事が間に合っていない。ご容赦の程を。(10日4:35a.m.)

正月ぼけ終了

もう既に通常の生活に戻っているのに、睡眠は乱れっぱなしだ。前日晩ご飯を少なめにし、早めに休んだのが裏目に出て、明け方目を覚ましたら再び眠れなくなった。お腹も空いてきた。思い立ったら鍋に水を入れ、冷蔵庫から食材を見つける。豆腐とわかめとねぎの味噌汁の完成。ご飯も炊き上がっていて、一人朝ごはん。吾ながら上出来!みのもんたも朝から元気だなぁ。秋葉原に出て久々にCDを漁る。池袋のオフィス用に優れものの加湿機能付き空気清浄機を求める。いよいよ学校も始まるし、早速大フィルさん、シンフォニカー、広響さんに札響さん4連荘だ。勝負の年!皆さんよい1週間をスタートさせましょう。(池袋23:15p.m.)

Uターンラッシュ

強風が吹き荒れる日曜日。帰省から戻る人たちにもまれながら東京に戻る。今日成人式だった自治体も多いのかな?どんどん若い世代の人口が減っていく日本社会に楽観できる人は多くないだろう。小生の小中学時代でさえ一学年6クラスはあったように記憶している。団塊の世代が定年を迎え、平成生まれの世代が社会に出始めようとしている。ポケットベルなんかをせっせと使いこなしていたのはもう10年以上前の話になっていて、鉄道の最短で移動する手段や乗り換え、高速の渋滞情報の検索なんて、実は今や手放せない状況。一方我々が扱っている音楽の大半はまだ交通も通信も発達していない時流にあって、娯楽の最たるものだった事を考えると何だか不思議な気分になる瞬間がある。だからこそ意義のある時間を創りだしていると思えたりもする。座席を埋め尽くす顔に、故郷から首都圏へ、休み明けはめちゃめちゃ慌しい生活だったりして、少しゆったりした時流から再び移動して戻る人達かなと、ふと考えた。(池袋8日21:50p.m.)

見附のまち

その出会いがどのように発展したり、そこまでのお付き合いになるかは、出会うまでは神様にしかわからない。それは人もグループも同様だ。昼間いろいろ用事を済ませて「とき」に乗り込む。見附はアルカディア合唱団の新年会。波乱万丈の1年を締めくくる忘れられない第九演奏会を終え、まだ色々な事が全て決着したとも言えないのだが、新しい年、新しい気持ちで前向きにありたい、そんな想いをもって伺った。市長もお出でで沢山の団員さんのお顔。叶わなかった当日のレセプションの如く。改めてこの町にとってこの音楽祭が多くの人のエネルギーによって創られ、続けてこられたことの意義を実感する。人情味に溢れたこの歌声の主達が隣の長岡とも新潟とも違う、ちょっと素敵なアイデンティティーを獲得している。ここに多くを記さずとも自身の胸に多くを刻んだ。15年目かぁ、この町とも長いお付き合いとなった。色々考えさせられる一夜だった。神様が試練を与えて下さったのだろう。ありがとう。(Hニューオータニ長岡7日3:40a.m.)

いつも変わらぬもの

最近ヱビスの味が少し落ちたように思っていた。酒類量販店で迷いに迷って思い切ってサントリーモルツ・プレミアムを求めた。実はこれもなかなか気に入っている。この店に来ると必ずチェコのピルスナー・ウルケルも2~3本求める。夜中一人で夕食を摂りながらモルツを頂くが何か違う。2本目はヱビス。何だかんだ言いながらやっぱり落ち着く。単に飲みすぎ、プリン体摂りすぎの感は否めない。止められないんだなぁこれがぁ。雑煮も今日から普段どおりご飯と味噌汁へ。いつもの味にまたほっとする。長岡、見附から相次いで来年度事業の話しが入って来た。申し合わせているわけでは無かろうに、重なる時は重なるものだ。長岡・見附と聞けばいつも変わらぬ人達の笑顔とか歌声が思い浮かぶ。大切にしたいものの一つだ。今日も年賀状が沢山来た。元旦にしたためて下さったのか親近感がある。ようし今年こそは早めに準備しよう。と毎年言っている。それもまたいつも変わらぬもの。たまにはその日のうちに帰ってみよう。(池袋22:30p.m.)

年賀状

夜更しの習慣はいつもと変わりない。そろそろモードを切り替えようと昼間から行動を開始する。年賀状が遅めの午後に着くようなのでそれを待って、出掛ける。年末にチューリップの球根を大分の短大に送った。高校の花壇にもと思って一緒に買っておいた100球が「早く植えてくれよん」と言わんばかりに袋詰めになっていたのを思い出す。パンジーと土とプランターを求めに行く。ついでに池袋の陽の当たらない小屋にもサンセベリアを一つ。夜、先程車を走らせて見ると、池袋にも年賀状が届いている。写真や、版画や、趣向を凝らした賀状が今年も目に付く。インターネットの普及で年賀葉書の売れ行きが減少しているというが、普段顔を合わせることの無い友人が元気でいることを知るだけでも嬉しいものだ。そんなに大きな子供さんがいたのかと驚いてみたり、いつの間に結婚してた?とかサプライズも正月ならではの楽しみだ。(池袋23:45p.m.)

恐竜の世界

ヤマハで楽譜を求める。西武に立ち寄るも人の多さに閉口、さっさと退散。景気が良くなったのかなぁ。演奏会の数や、それらの助成を見るとあまり実感はない。安倍内閣は文化についてどのように考えてくれているのだろう。教育についても今一度、芸術・音楽分野をもっと大事に考えてもらえるなら、問題を少し解決出来ると信じている。一億数千年前の恐竜と見られる骨が見つかったらしい。何だか想像を絶する時間の経過だがロマンがある。ピカピカ光る長い剣を振り回し登場した年末のクリスマスコンサートはスターウォーズの世界。未来でも剣を持って戦うのかぁ。それは楽しいが、決して無くなるものではないと言われるが戦争はお断りだ。宇宙の歴史から見たらこの人生ほんの瞬間みたいなんだろうな。それでその瞬間を思い切りもがいて見ようとしている。恐竜君の全貌が待ち遠しい。(池袋23:59p.m.)

正月三昧

箱根駅伝を見ながら年賀状の返事を書き始める。今年はメールによる年賀が多い。先月買っておいたと思っていた年賀葉書は無く、慌てて買いに行く。呑気なものだ。2日は書初めとかことの初めをする日だが、のんびり過ごした。今年のスケジュールを見ると既に具合が悪くなりそうなのでぼちぼち計画を立てよう。先ずは温泉計画かな?先に休みを決めてしまえばいいわけだ。このブログは昨年6月に写真なんかもアップできればと始めたのにすっかり忘れていた。ぼちぼち始めよう。皆さんはどんな1年にしたいですか?(23:53p.m.)

お正月

激動の2006年を締めくくろうと近所のお寺へ行き、除夜の鐘を撞く前の法要に参列した。百八つのいくつ目に小生の番になったか数えていなかったが、唱えられるお経に心が清められる思いがした。ありがたい時間だった。いつの間にか新年。昼前にお屠蘇とお節、雑煮。お正月の気分になった。江戸川と池袋に年賀状が届く。いろんなことがあるのが人生、だとすれば良い方に自ら仕向けて行くしかない。今年も精力的にいい音楽を求めて創っていきたい。4月にはいよいよ大台。今のうちに出来ることをやっていきたい。音楽がもっとっもっと生活の近いところに在る世の中になったら悲しい事件も少しは減ってくれると信じて、ひとつひとつの音楽会が新しい力を生んでいくことが出来るように大切にしたい。どんな年になるかな。気張らずに行きたい。きっとまた走り出す時があるかも知れないけれど、心の洗濯はしっかりしよう。温泉ひと月1回の目標、今年もまた。4年目のブログ。皆様今年もどうぞよろしく!(池袋23:34p.m.)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。2007年もいよいよスタートしました。 世界情勢は相変わらず混沌とする中、私たちの住むこの日本も、もっと住み良い豊かな国で在りたいと願います。 まず健康で、それも心と身体がバランスを持って元気でありたい。そうでなければいい音楽も生み出せないと考えます。 音楽を創るその場から多くのポジティブな気持ちが湧き上がるそんな時間を求めて毎日を送りたいと思っています。皆様にとって2007年がお健やかな毎日でありますように。どうぞ演奏会にお出かけ下さい。

2007・1・1                               船橋洋介                

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