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August 2006

ミッフィー

今春から長岡市の芸術文化振興財団でのお役目をいただいたことで以前にも増してホールや制作スタッフなど現場を支える人達との交流の機会を得るようなった。更には著名なアーティストとの出会いや共演が増えたことは嬉しいことだ。今日もその道のエキスパートにお会いすることが出来た。八月もいよいよ終わり。上野で二期会合唱団のリハーサル。地震があったなぁ。この夏のビータ・コンビニ生活で何気無く集まっていたポイントシールでミッフィーちゃんのお皿をゲット。かわいい。(2日札幌駅9:04a.m.)

久々の枕

ひと月ぶりの我が家にはかえる君がいなくなっていた。緑が生い茂っていた。何がどうというわけではないのだろうが、自室の枕がほっとする。そんな日常を意識できる今があることにふと幸せを感じたりするらしい。自分の時間の死守。守らなきゃならないという発想そのものが間違っているのだろうが、とにかく1日1日を精一杯やるしかない。大久保は二期会合唱団。皆さんいい声だ。来月の公演が楽しみだ。送っていただいた枝豆とエビスを楽しみに帰るとするか。(池袋23:02p.m.)

秋の気配

新潟は少し早めのチェックアウト。長岡へ出てお迎えの車に乗り込む。見附は朝から市内小中学校音楽の先生方の研究会にお招き頂いた。3時間の講義をして昼は第九の打ち合わせ。新幹線に飛び乗り、これまで溜め込んだぼやきをぶつぶつぼやく。漸く追い付いた。久々の池袋、ポストが開かない。いらないチラシをごっそり処分。懐かしいなぁ。なんて思いながらすぐさま大久保の東響練習所に向かう。二期会合唱団のリハーサル。ひと月振りの歌声に少し元気をもらう。かつて良く歩いた目白から別宅までの道程、どこと無く涼しい風が吹いた。(池袋22:14p.m.)

再び荷造り格闘

自らの意志でそこに移動した記憶がない。なんて言うと危ない感じだが宿で大お引越しの荷を造り小倉から新幹線で博多、地下鉄で福岡空港、羽田に飛びモノレールとJRで東京、上越新幹線で新潟へ。よくも一つも狂わず移動が完了したものだ。呆気なく九州夏の陣は幕を閉じた。お土産は洗濯物?あははぁ。空港で大分吉野のとりめしにぎりを求めCAの入れてくれたスープとともに味わう。夜は久々の新潟響。駅前でエビス。ありがと、九州の夏。(湘南新宿ライン29日16:25p.m.)

150000カウント!

残暑お見舞い申し上げます。皆様お元気にお過しですか?
さてこの度の150000カウントゲットは8月18日、埼玉県在住Y.Kさんでした。おめでとうございます!パチパチ
Y.Kさんには九州みやげの大分銘菓ザビエルとなぜかお気に入りのバスソルトをお送りします。
ひと月近い九州滞在も今日でおしまい。気がつくとぼやきそびれていました。
いよいよこのまま秋に突入でしょうか。

どうぞ夏の疲れをのこされませんように。

船橋洋介☆福岡空港

感動のレセプション

九州厚生年金会館での本番。ゲネプロを終えてホテルに戻りシャワーを浴びた途端、外は集中豪雨。雷は鳴るは大荒れ。5分押しで開演。しかし主役の子供たちはみんな輝いていた。出色はベートーベンの第一楽章。その集中力と紡ぐサウンドに彼らの無限の可能性を確信する。少なくともアマチュアではない。何故ならそこから巣立ってプロへの道を求めはじめたり、大分芸短大で多くのOBが中心的な役割を担っているほどの人材なのだから。大人が如何に導くか、責務だ。音楽を愛する社会人になって欲しいと先ず純粋に思う。終演後のセレモニーでは感動の卒団式。オーケストラを通じて育まれた人と音楽との出会いはきっと素敵な財産になっていくことだろう。今回子供たちとの出会いから多くを得た。紹介下さったfg奏者の永江さん、献身的に子供たちの面倒を見ておられるスタッフ陣、中でも職員の南さんには心から敬意をそして感謝申し上げる。親御さんの理解があってこそ。羨ましいぜ、子供たち!(湘南新宿ライン29日16:08p.m.)

小倉

小倉の宿から小倉城と駅周辺の複合商業施設や 色とりどりの建物が立ち並ぶ面白い景色が広がる。いよいよ本番に向けて追い込みのリハーサル。最初にまだ楽器を持って間もない団員も総出演のラデッキー行進曲の練習。百人規模の大合奏だ。実はちゃんと演奏するのは結構難しい。そしてビゼーにブリテン、夜はベートーベンと続く。6時間のリハーサルをこなす小学生もそれはきっと忍耐強い人に成長することだろう。(とき号29日上毛高原15:12p.m.)

三度の食事

如何に朝ごはんを摂ることが重要か自身が1番良く知っている筈なのにコンビニのおにぎりで済ませてしまう日があった。身体は正直なものだ。足りないものを求める。更にここ暫く睡眠が深くとれていないらしい。不思議な夢をよく見る。まぁもっとも運命や、第九とベートーベンを振る前は精神的に平常ではいられないらしい。まして譜読みのプロセスを知る子供たちと一緒にとなればまた違った想いが込み上げる。しかしよく弾く。音が並ぶ。そこに何としてもベートーベンがなければならない。ベストを。美味しい焼肉を食す。(とき号熊谷29日15:29p.m.)

荷造り格闘

宿で休んだ定かな記憶も朧げな朝、いよいよ拠点を移すそれは大騒ぎ。何しろひと月近く分の着替えやら楽譜の束、それに何故か溜まるお菓子類、段ボールと衣裳バッグを宅配に出す。母親へのお土産は洗濯ものだ。申し訳ないっ。格闘の末、昼になったのでホテルでランチを頂く。最上階のレストランは飛び切り眺めが良い。大分とのしばしのお別れだ。(新潟音文28日18:28p.m.)

コシファントゥッテ

いろいろな本番をいただいて来たが、久々になかなかスリリングな3時間だった。芸術会館は大入り。本番何が起こるかわからないのは舞台の常。 限られた環境と条件の中でお互いがベストを持ち寄る。これも当然と言えようが余程いろいろ感じるところがあったのだろう。気が付くと主宰者と空が白むまで飲んでいたらしい。って誰?それにしても総合芸術だとは正しくその通り全ての要素が芸術の域に達することの尊い時空を求む役割を痛感した。合唱秀逸。皆さんお疲れさまでした。今度はもういいって言う位稽古したいなぁ。(とき号高崎28日16:05p.m.)

ジェルム

今回のオペラ、制作もキャストもオーケストラも全て大分県人によるものだ。小生だけ江戸っ子で言わばよそ者?だが仲良くしていただいている。あはぁ。オーケストラのメンバーは15名。その大半が東京で勉強をし、在京プロや院などで研鑽を積んでいる二十代のアーティストたち。また気持ちのいい連中ばかりで嬉しい。彼等のアンサンブルによる地元での旗揚げ公演を聴いた。「ジェルム」とは仏語で「芽」を指すらしい。既に芽からさらに成長して存在感に。大分ならではの演奏家集団として力を発揮して行くことだろう。(とき号大宮28日15:41p.m.)

再熱戦

正直春夏毎年楽しみにしている訳でもなかったのだけれど、今年は準決勝辺りから見応えがあった。高校生のパワーに脱帽。スポーツは勝つことが命題だがここまで来るとそれを超越したドラマを見せてくれる。大分はいよいよ佳境。ANAホテルからの夜景をしみじみ味わいながら準備。この日は別会場で実質のゲネプロ。肉を食べに行った。芸短大生がバイトしていた。(とき号上野28日15:21p.m.)

熱戦

こんなに面白い試合があるだろうか。駒大苫小牧と早実の決勝。プロでは見られないいろいろなものが感動を呼ぶ。北九州市ジュニアオーケストラのリハーサル。これで四回目になるのだろうか。将来的なお付き合いの仕方を模索して来たが結論を出すことにした。運命の運命は如何に。(東京モノレール28日14:38p.m.)

台風一過

まだそこいらへんにいるらしい。いつもなら快晴の青空が広がりそうなものだが、台風の過ぎ去った後もどんよりとした空だ。練習場は多くのスタジオを持つ専門施設だ。大きな合奏スペースは十分な空間を持つ。日本中探しても未だ嘗てここまで整った環境で練習が出来る青少年オケを見たことが無い。行政も、父母会もきっと長い時間を掛けて理解をもって取り組んだ結果なのだろう。今回のプログラム、「運命」は難しい。ど頭からサビが出て来る作品はクラシックならではの作りだ。団員の子供達は直向に弾いている。如何に導いていけるか、今の自身をぶつけるしかない。(小倉13:30p.m.)

台風10号

のろまな台風がよりにもよって小生に寄り添ってきた。一切のリハは中止となった。しかしこの異常気象は元に戻せぬものなのだろうか。ヨーロッパでは40度を越す猛暑だそうだ。東京も雷やら雨やら猛暑やら、九州よりもバラエティーに富んでいる。9月は残暑が厳しいだろうか。考えても始まらないのだが、余りにも気候が乱れると順応していくのも難儀だ。さて週明けはいよいよイタリア人のテノールやオケも全員揃って練習だ。そんなスケジュールで一本通すのも余り芳しくないが条件の中でベストを尽くそう。夜、小倉に到着。何だかこの近くに目があるらしい。台風の目。(小倉25日11:45a.m.)

独り暮らし

イギリスでの旅客機テロ未遂事件の報を聞き、イタリアのトレントに数週間滞在していたときの「9・11」を思い出した。その何とも屈折した敵対行為に大国の存在と所謂宗教的な思想の衝突がこれからますます激化しそうな心配は否めない。いずれにしても無差別なテロを正当化する理由は無い。気ままな独り暮らしもいよいよおしまい。ここ数年の中でもちょっと面白い体験だった。というより当然実家から離れて生活していても不思議は無いわけだからいろいろと考えさせられるなぁ。洗剤とか調味料とかは置いていこう。使い切れなかった野菜、肉、置いておこう。(小倉25日11:30a.m.)

球児の夏

燦燦と照りつける太陽のお陰で洗濯物も良く乾く。人工的に乾かすのではなく太陽のにおいみたいのが気持ちいい。今日は6時間のみの稽古。立ち稽古と昨日の駄目だし、オケの練習。しかしオケのメンバーが献身的でいい人達ばかり。気持ちが良い。連日熱戦が繰り広げられる高校野球、どこでどう転ぶかわからない展開に熱いものを感じる。ドラマだな。台風が近づいている。さっさと消えてくれ。夜は再び炒め物とカレーとヱビス。最近はサントリーのプレミアムもお気に入りだ。どっちにしてもプリン体はちゃんと入っている。もう直ぐ再び移動だ。(大分17日15:50p.m.)

150000カウントキャンペーン!

残暑お見舞い申し上げます。皆様いかがお過ごしですか?

小生のこのサイト、ブログにしてから日平均200件近いアクセスをいただいております。

その日の出来事を記録しているだけのボヤキ音楽雑記帳も最近は毎日更新せず、夏ばて気味ですが皆さんのご声援で続けてまいります。

さてさて早いもので150000カウントも近づいてまいりました。150000カウントと更に今回は151515カウントなんかもプレゼントキャンペーンにいたします。その土地の美味しいものをお送りします。きっと九州発送ですな。

お健やかな毎日を。     

2006.8.16        船橋 洋介

ゲネラルプローべ

全てが未完のままのゲネプロというのもなかなか珍しいが本番の会場でのリハーサルが出来るだけでも有難い。美術が大変良く出来ている。本番が楽しみだ。何だか生活感溢れる滞在。当然ホテル暮らしでも同様に必要なことを揃えていくのだが、食事を準備することは海外でのコンクールや講習会以来かも知れない。母屋からカレーの差し入れを頂いた。美味しい。牛肉とキャベツ、エリンギの炒め物をメインに数品作る。何十年と作り続ける母親を考えると凄いなぁと実感。良く食べ良く寝る、これに優る薬は無いらしい。(大分17日14:57p.m.)

パンの朝食

お盆でどこも穏やかに過ごしているこの時期、いよいよ駅前のお医者に出掛けてみる。この3~4年毎年大分に来るたびにお世話になっているクリニックが下宿先?から歩いて2分。やはり休みはしっかりと確保しなければと痛感。老舗のトキワ百貨店へも歩いて2分わけぎとうどんを買って茹でる。旨い。朝は小生にとっては珍しくトーストにハムエッグをつくり、湯布院で求めたジャム。しっかり食べる。立ち稽古とオーケストラプローべ。大分芸短と芸術会館を移動しながら。なかなかハードかも。スーパーで奮発、ちょっといい肉を購入。独り暮らしを満喫?(大分17日14:10p.m.)

九州三昧

今日からコシファントゥッテの稽古が本番時待った。ソリストの女性陣とフェランドを除く二人の男性は大分出身の若手実力者揃い。音楽稽古を中心に声を聞かせてもらう。練習は基本的に好きなので沢山時間が欲しいところだが、なにしろ海外から、東京からこの時期に集うことを前提に準備をしている集団。器楽奏者も然り。高い集中力と経験が本番のクオリティーを決めることになる、とすれば各々が万全で臨める事を期する。余りにも暑い日が続き水分調整のバランスが崩れている。今日から一週間ソリストのお宅を拝借し一人暮らし?自炊を始める。ちょっと楽しみ。(大分17日13:16p.m.)

平和ボケ

原爆や終戦記念日と言った平和について考えさせられるこの時期、聖地イスラエルとその周辺の紛争のニュースを聞くと思い出すことがある。かつて文化庁公演で知り合った兵庫の養護学級の先生のは戦地を訪れた経験から、双方の立場でその惨状を報道されることが少ないということを語ってらした。どちらの国にもそれぞれの言い分があって特に罪の無い市民が無残にもその戦火に遭う。今再び関係が悪化していることに憂慮する。先日の集中講義では、音楽を出来る環境がいかに有難いものかを話したが、同時に音楽を通じて私達に何が出来るのかを共に考えようと言うことを伝えた。ジュニアオケは朝から運命とアルル組曲。ハードなリハーサルに良く応えている。あと2週間かぁ。(17日大分12:30p.m.)

ジュニアオケ

夜遅く小倉のホテルに入る。昨日は一度東京に帰るつもりでいたが寧ろ時間のロスだったかも知れない。さて午後から夜まで定期の練習。ブリテンと運命だ。どちらもそれはそれは一筋縄では行かない難曲だ。それでもオケの子供達は無心に音に変えていく。難しいことは色々あるけれど、音楽って楽しいなぁと心の深いところにその気持ちを育てて大人になってもらいたいと願う。(大分16日13:22p.m.)

コシファンの合唱

もう一泊どこかで骨休みをしたかったのだが、何故か許されない。週はじめに予定していた合唱の稽古が流れてしまい休日返上。急遽コシファントゥッテの公演でご一緒する合唱団の面々と初稽古。30名に満たない合唱だがよく声が出ている。楽しみだ。最終の特急で小倉に移動。電車の中で名物のとり飯のおむすびを食す。旨い。(16日大分13:05p.m.)

風のふなぴょん

怒涛の集中講義を終えいつもより少しゆっくり朝を迎える。、いつ以来の休日だろうか、車を借りて湯布院へ。春まで放映していた連ドラ「風のはるか」の印象もあってせっかく大分に毎年足を運んでいるのだから、と言うわけだ。とにかく夏真っ盛り。面白い店の立ち並ぶ目抜き通りも春とか秋は気持ちいいだろうなぁ。金隣湖やシャガールの美術館に立ち寄る。朝の新聞に来年度から大分芸術短大の専攻科2年制度導入に向けて準備が進められていると言う記事。何ともタイムリーな話題。(大分16日12:38p.m.)

指揮法実技試験

集中講義最終日、9時から3時間かけて八十名の指揮をひとりずつ見る。課題は四種類、自ら選ばせて、全員に向かって指揮をする。それを皆が歌で応え小生がピアノを弾く。極度の緊張の中でよく自分をだそうと努めていた。大きな目標の一つを達成した感がある。少し早く終えたので全員合唱「大地讃頌」を聴かせてもらう。いい音楽をしていた。うるうる。講義後指揮棒にサインを求められる。20本位書いたかなぁ、眼がショボショボ。皆よくやりました!(11日小倉12:55p.m.)

かんかん照り

冷房を入れて寝ると体調を崩しやすいので、いつも気をつけて休むのだが、朝外気温が上がると共にホテルの部屋が急に暑くなって眼を覚ます。といっても連日9時にテンション上げて講義室に飛び込むためには早起きを求められる。花火大会の影響か休日返上の連日講義のためか少し大人しめ。四日間で一年分の単位を取得する内容としては申し分ないと自負する。そう考えると学生さんはよく食らい付いている。ブルグミュラーに始まり、日本歌曲にカンツォーネ、童謡にミュージカルナンバーと多岐に渡る。早速学生さんからのメールも届く。最終日の実技試験の対策をとる。寝不足が続く。コンビニの晩ごはん。しかし暑いなぁ。(11日北九州・小倉12:40p.m.)

別府湾の夜景

九州に着いたとたんあちこちに台風が湧いて出て来た。小生を避けるように逸れてくれたが、寧ろ茹だるような暑さは留まることを知らない。集中講義二日目。朝9時から夕方5時半過ぎまでみっちり。基本の打法から解釈に触れてみたり、コンクールのビデオを見たりと出来る限り学生さんの意識と様々なニーズに応えるべく、というわけだ。なかなか反応は良い。持っている素材は東京も大分も差ほど変わらないのだ。どう伸ばしているかがポイントだ。夜はお世話になっているヴァイオリニストで上司の川瀬先生らと会食。遠くで花火の音が賑やかに聞こえる。全日空Hから望む別府の夜景が素晴らしい。心和ませてくれる。(10日大分駅ホーム21:49p.m.)

指揮法開講

大分は真夏の暑い太陽が照りつけている。大分芸短の1年生指揮法講座の初日。80名の学生さんと初対面。一コマ90分4日間で全15コマを任されている。最初のコマは自己紹介タイム。ひとりひとりの将来の理想や希望を語ってもらった。直向が学生さんたちだ。男声が結構多くいい感じだ。早速棒を持って授業開始。あらかじめ20枚近いプリントを譜例集をとして準備してもらい曲を実際に振って体験。ピアノを弾いてもらったり、歌ったりしながら指揮者と演奏者の関係を説く。Moチョン・ミュンフンのビデオを鑑賞したり、初日は3コマをこなす。5時半終了。4日間で学士にとって指揮そのものというより音楽を総合的に捉えたり感じたりしてもらえる時間になればいいと思っている。お祭りの日。少し街に出てみこしや行列を観る。なかなかいいものだ。初日終了。(大分8日0:30a.m.)

移動日

花火の余韻覚めやらぬ長岡を後にして東京へ。ふと思い出したので10分散髪コーナーに立ち寄る。時間があったらいつものサロンに行きたいところだが。実家に帰って急いで荷物を詰め込む。一之江からリムジンバスは既に10分遅れ。嫌な予感がしていたのだが、大渋滞は回避出来ず。携帯のサイトからフライトの変更を余儀なくされた。しかし便利なものだ。羽田でなんと3時間の空き時間。講義のメモを作ったり、メールのやり取りで時間を使う。飛んだ先は半年振りの大分。フライトも20分遅れ。更にお祭りの規制でホテルには10時半着。そのまま休めばよいのに街に繰り出し、たんとガソリン補給。韓国家庭料理やさん。大分のお祭りに重なったのは初めてだ。明日から4日間大分芸短の1年生対象指揮法集中講義のはじまりはじまり。(5日大分全日空H19:30p.m.)

フェニックス

昼間の予定がキャンセルになり旅の準備を進める。東京駅でワインを求める。毎年恒例、長岡の大花火大会に赴く。合唱団のメンバーと信濃川河川敷で2時間、大空に繰り広げられる壮大なショーを堪能。今年も見応えがあった。圧巻は最後のフェニックス、そして正三尺玉。たまに「かがっぽい」(加賀ちゃうでぇ、眩しいの意)のがあって目がしょぼしょぼ。団員さんと普段交わすことのできない話題でひと時を過ごす。年に一度位こんな楽しみを頂いても罰当たりではないかな。そこに集う数十万の人々がひとつに向かって心を通わせている。何と平和な時だろう。(4日羽田空港18:50p.m.)

イワン雷帝合唱

高校へ行き、枯れかけたプランターを幾つか車に詰め込む。管理の職員さんが毎日水をやって下さるが、秋にまたリニューアルして持ち込もう。後部座席にプランター、ハーブの良い香りが漂う。おまけにくっついていたバッタが車中を跳ね回る。大学は殆ど人もいなくて資料を整理してすぐ後にする。上野は前半4回のリハ最終日。一通り言葉と音を確認しながら、全曲を見渡す。やはり大陸的な息の長さと深さ、フレーズ感の妙味は全てロシア語という言語から息づくものだ。それでも難しい発音も、声楽家の多くが発声のためにはロシア歌曲やオペラはとても良いというのは頷ける気がする。合唱の皆さん、良い夏を!また月末にパワーアップしてお会いしましょう。おう久々に早めに帰れるなぁ。(池袋23:40p.m.)

葉月

新潟のホテルでいつもの和朝食を頂く。納豆が美味しい。新潟の駅にある家電量販店に立ち寄りDSライトと言うのを求めようとしたが在庫切れ。どこかで手に入れよう。新幹線は隣に赤ちゃんを連れたお母さんとお婆ちゃん。虫の居所が悪いのかわんわん泣いている。そんな時は意を決してあやしにかかるのだが今日は爆睡してしまっていた。自分もあんな時があったんだな。一時帰宅をし、カムリと共に上野へ。二期会合唱団3回目のリハーサル。今日でプロコフィエフの全容が見えた。サウンドを皆さんと共に練っていこう。8月は葉月かぁ。緑眩しい季節だなぁ。(2日池袋1:00a.m.)

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