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July 2006

新潟の夏

関東甲信地方以南は梅雨明け宣言をしたのだが、いつも新潟は同時に梅雨が開かない。いつだったか梅雨が開けないままの年があったように記憶しているが、とにかく新潟の夏は暑い。湿気が多くてサウナのようだ。今年はこれからかな。新潟響はこの秋の序曲にショスタコーヴィッチだ。団員さんとベトナム料理、美味しかった。この7月でお世話になっていたマネジャーの舟越さんが退社された。とっても細やかな質の高いお仕事をされる方で大変お世話になった。お元気で。いよいよ7月も終わりだ。怒涛の8月をしっかり過ごしたい。(池袋2日0:50a.m.)

2006年夏本番

各地で夏のお祭りや催しが開かれている。伊東は夏休みとあって踊り子号も満席。行楽日和でいよいよだ。2回目の今日は観光会館の会議室。本番まで実は何回も練習は無いので目指すことをとにかく提示していくことから。今回は序曲にコンチェルト、そしてメインに交響曲とよくある?プログラミングだ。下田での演奏会、楽しみだ。帰りは少し団員さんと会食。丁度お祭りの前夜祭的な花火を揚げていた。ほのぼの。いよいよ梅雨明け、夏本番。元気出して行こう。(池袋2日0:35a.m.)

大学受験講習

専門の音楽の道に踏み込む第一歩はこの時期にある東京音大の受験夏期講習会の参加だった。親しい友人が出来てそれは希望に燃えていたのを思い出す。中3の夏休み。既に時遅しと必死に受験勉強をしたのが懐かしい。朝は一般大学の院生さんのレッスン。資料作りをして夕方から上野へ。浴衣姿の奇麗な女性がわんさと街に流れる。そうかぁ隅田川の花火大会。そうと知って早く練習を切り上げるでも無く、二期会合唱団にはしっかりお付き合い願った。女声男声と分かれた小品が多く煩雑なだけにリハーサルが難しい。しかし団員諸兄の非常に意識は高い。東京音大の後輩や現場でご一緒している面々が大勢。仕上がりが楽しみだ。来週は梅雨も明けるかな?皆様良い休日を。(池袋23:10p.m.)

プロコフィエフ讃

この出だしがまた、かっこいいんだな。9月都響定期の合唱指揮「イワン雷帝」。オレゴン響で初めて出会ったMo.ジェームス・デ・プリーストと日本でご一緒できる栄を得た。しかも二期会合唱団の皆さんとの初仕事となる。上野の文化会館で合唱団との初稽古。信頼するロシア語の一柳さんと再び組んで。ロシア語は難しい。80名の声楽家たちが思い切り良い音楽と声をご披露できる環境を作っていこう。それにしても不遇の時代に物凄い作品を残した作曲家、沢山いるんだな。抑圧されていた中で作曲家としてどこまで自分自身でいられたか。作品を読み進めていこう。来月の大分芸短の指揮法集中講義に向けて学生さんに求めてもらう指揮棒を大量に注文した。俄か指揮者がごっそり80名。あはぁ、凄いなぁ。(池袋23:45p.m.)

実のなる木

通信販売の種屋さんから以前取り寄せたブルーベリーの苗2本、何と実が付いた。その殆どはそれを心待ちにしていた野鳥どんが持ち去ったが、それでも立派なのが2~3粒残っていた。情けないほど細い枝だったが、よく実をつけたなぁ。昔はイチジクや柿やぶどうも生っていたがいつかそんな家に住みたい。と最近思ってみたりする。余り本気でテレビは見ないが、結婚できない男とかというドラマをなぜか偶然見ていたりする。ファイト!阿部寛!朝の連ドラは寂しい時代に向かっているなぁ。それを考えると、これからまた何となく表面的に豊かそうな時代が来るのだろうか。だから日本の借金はどうしたの?牛肉の輸入は解決なの?今年の文化庁の予算は昨年度より多かったらしい。見附の子供たちの書いてくれた先月の学校コンサートの作文がやけに心に響いたりする。自分を自身の実を生らすこと、地域へ音楽の種を蒔くこと、求められること、そして自ら求めること。今を生きるって案外難しい。(28日池袋23:25p.m.)

プリン体詰め合わせ

よく晴れた長岡。朝ホテルから散歩をして行きつけのワイン屋さんに久々に出掛けた。駅ビルのスーパーに立ち寄りいつものお気に入りの海産物をゲット。そのままあまりの荷物の多さに自宅へ帰る。メールや手紙と2泊留守にしていただけなのに何かとたまっている。地下鉄を乗り継ぎ渋谷へ。初めて行くイタリアンのお店。友人の二瓶さん、いつもお世話になっている山田さん、これからお世話になる庄子さんとお仕事の話やら暑気払いみたいなことをやった。彼らへのお土産はプリン体ギフト、魚の卵系だ。あ~少しビール控えてみるかなぁ。何て思っても見ないこと言ってみたり。九州は梅雨明けらしい。それはそれで気分が重い。身体から湯気が出た。いぇ~い!海だ!という人種ではないらしい。(28日池袋23:10p.m.)

信濃川

長岡から車で信濃川を渡る。年に何度も訪れる地の同じ風景も四季折々の表情が楽しい。大量の茶色く濁った流れは上流の激しい雨を想起させる。長岡大花火前の緑眩しい河川敷。財団で事業の打ち合わせ、コンセプトは既に小生なりの想いを出させていただいた。困難もあろうが意義あるものになると信じている。やるべきはやろう。夕方は見附プロデューサー業務。時間は有限。久住市長の熱い想いを具現するのみ。音楽の出来る環境を求めて。半年ぶりの第九合唱団、ご無沙汰だった。続ける力は大きい。とうとうと流れる信濃川を見ていると大海に注ぎ込む必然が尊いものに感じる。人の営みを壊すような流れは望まない。自然の摂理なるものと音楽の内なる世界とはやはり小生にとってはベートーヴェンの中に見出すのだ。(27日1:35a.m.)

テレビドラマ

最近指揮科の学生さんからCSTVで先生を発見したよとメールが届いた。どうやら15〜6年前の所謂トレンディードラマ「素顔のままで」の最終回の放映らしい。バブルのその頃ワンカットに数百万円を掛ける時代だった。確かパルテノン多摩での撮影だったな。後輩を集めてオケを仕立てた記憶が蘇る。嗚呼ハズカシ。夜は潟響さん。九月の依頼公演プロ、オールモーツァルトだ。各々の技量とセンスがそのままクオリティにつながる類の音楽だ。独りお寿司を食す。雨の新潟。(26日半蔵門線半蔵門18:40p.m.)

どんより日曜

いつもより一本早い踊り子号。いつもの如く賑やかな車内。変わらぬ車窓は海と空が繋がっちゃうような灰色。駅から20分位の公民館は冷房付き。定演後初めての練習。秋は名曲揃いのコンサートだ。伊豆半島下田で開かれる。広域をカヴァーする伊豆フィルならでは、地域と歩むスタンスは今後更に意義を増して行くことだろう。列車の時間まで美味しいお寿司をご馳走になる。しばしご機嫌。(26日総武快速14:50p.m.)

コシ・ファン・トゥッテというオペラ 

夏の大分でモーツァルトを振る。かつて大分芸術短大の定期を指揮した会場、芸術会館と称する建物。今回のスタッフ・出演者全てが大分県人という企画。そこに江戸っ子の小生がお邪魔をする。今日はその公演のオーケストラ初稽古。カルテットと管楽器かく1本という変則かつ小さなアンサンブルだが東京に在住のメンバーが集った。とても気持ちの良い奏者たち。共同作業が楽しみだ。全2幕を通すだけでも2時間半は掛かる。およそ5時間弱音にした。大変な作品だ。その上台本も特殊かつ異彩を放つ。その中でやはり個々の音楽が何とも美しく完成されている。歌い手の声も聴かぬままオケ練をお付き合い頂いた。更に読み進めていこう。北朝鮮・中東問題、殺人事件に大雨、楽しい話題はいずこへ。皆様よい週末を。(池袋22:40p.m.)

高校生のオペラ

今年の演目は「魔笛」。生誕250年のこの記念すべき年に高校生だけで歌を披露する。2時間余りリハーサルに立ち会う。オーディションの結果決まった配役で立ち稽古に入った。先ずは楽譜に忠実に演奏する基本的なことを徹底して指導したい。と改めて今日彼らの歌を聴いて感じた。地道な努力を惜しまないで欲しいと切に願う。それにしても何度やっても佳い作品は色褪せることがない。来月は大分で「コシ・ファン・トゥッテ」を指揮するがそちらも今から楽しみだ。大分県人だけで舞台を創ると言うことだ。面白いものになるだろう。(池袋23:45p.m.)

文化庁ワークショップ 小杉

今回のびーた最終日は富山県立小杉高等学校。富山から在来線で2駅。小杉駅から歩いて10分の所にある。音楽専科の校長先生が居られる。大変丁寧に対応下さった。柔道が特に強い学校だそうだ。シャイなのか穏やかな生徒さん達。ブラスの生徒さんに楽器紹介で飛び入り参加をしてもらった。なかなか度胸がある。午後は共演する吹奏楽のリハーサル。近々ある彼らの定演でも移調されたアレンジで威風堂々を演奏するようだ。きっと秋にはより練られたアンサンブルを聴かせてくれることだろう。メンバーと駅で別れ一人富山から空港へ。飛行機を待ちながらビールにげんげの干物に氷見うどんお所望する。福井の羽二重餅、富山のぶりの押し寿司をお土産に空路。この日までに5校訪れた。9月下旬に本公演が始まる。さらに7校、京都と新潟が秋にある。良い季節だろうな。(21日i池袋22:30p.m.)

武生

由緒あるその土地の名称が、メリットなのかデメリットなのか良く解らない市町村合併で消えてしまう事態が相次ぐ昨今、この日のワークショップ校、越前市立味真野小学校に向かう途中、個性的な音楽祭で知られる武生のホールを表敬訪問した。元館長の音楽祭にかける想いを伺う。そして小学校のワークショップ、何て純朴な子供たちなのだろう。静かというより穏やかな時が流れる。奇麗な眼をした子供はフルートの音色にふっと意識が溶け込む。昨日の豪雨でダイヤが相当乱れる。爪痕を車窓から臨み一路富山へ。美味しい魚を頂く。(20日富山駅前15:58p.m.)

初福井

文化庁学校公演ワークショップ今回の初日、福井県立丹生高等学校は市内から30分くらいの高台にある。500名弱の学校だが珍しくオーケストラ部がある。熱心に指導されているのが大阪シンフォニカーの初期のホルン団員として活躍されていた方。何とも素晴らしい出会いだ。今回はフルートの末原さんと事務局の赤穂さんと三人でびーた。十数名のオーケストラだが是非続いていって貰いたいものだ。素直な生徒さんたち。九月末の共演が楽しみだ。大雨で市内とその近郊が大変なことになっている。(19日ダイヤ乱れの北陸線10:45a.m.)

海の日

世の中は祝日らしい。このふた月休みなく走ってきた諸々の歪みが浮き彫りになる。マネージャーふなぴょんは既に機能停止状態。リムジンで羽田から梅雨前線の中を小松空港へ。とってもよく揺れるANA機は2階席。何だか空間に人を詰め込み過ぎ。バスで福井へ。雨の中ホテルまで知らない地をしばし歩く。新幹線開通準備のためか、駅舎が立派だ。土嚢が積んである。色々歩いてみたのに結局ひとり焼鳥屋さんで夕飯。(19日福井1:58a.m.)

夏の過ごし方

日曜の朝、寝苦しいこの頃。基本的に人工的な風も冷房も好きではないのだが寝入るまでの30分タイマーを掛ける。それも除湿だけ。タクシーに乗らざるを得ない時、冷房を弱めてもらうことがしばしばある。体温の調整が上手くないらしい。汗っかきな上、直ぐに身体が冷える。着替えも上着も必需品。そろそろ夏本番。秋のなかなか厳しいスケジュールを乗り切るための体力精神力そして音楽を蓄える時間を死守しなければ。(19日福井1:40a.m.)

指揮のレッスン

朝から指揮のレッスン。学生二人がアンサンブルを引き連れて来た。奏者も指揮の学生も時間と共にどんどん良くなるのは不思議な程だ。お互いにいい影響を与え合っている、何より生きた時間だ。自身そうだったが振る機会を得て初めて前に進めるものだ。無論その何倍も机上でもがくのだけれど。午後は広上教授による指揮法の集中講義。東京は雷に猛暑とはちゃめちゃだ。西武で5分間買い物。(18日福井0:39a.m.)

フランス近代

サントリー2日目。今日も会場で聴かせてもらった。終わった後の楽屋での学生の顔は皆良い顔をしていた。一人ひとりがこの作品にどれだけの想いを込めて時間を費やしたか、学生さんにとってそれが最も重要なことだ。そしてその歌声がオーケストラの演奏の1部分となってラヴェルの世界を生み出していたのだ。これ程情景や色彩や聴覚以外の五感に働きかける力を持つ空間を生み出す作品もない。フランス音楽の奥行きを感じる。演奏後広上教授が楽屋を訪れた。一緒にホール前のテラスで歓談。北朝鮮問題も難航、大雨も心配、世の中明るい話題は無いのかね。せめて音楽の持つ力が多くの人の心に届いたらいいと願う。しかし東京暑すぎ!(15日池袋22:50p.m.)

ダフニスとクロエ

日本フィルさんの定期で東京音大の合唱が共演した。その初日サントリーホールでの本番。今回は舞台挨拶には出ないことにした。オーケストラに団員さん以外にも東京音大の卒業生が多く演奏している。かつて彼らもこの合唱の授業を履修していたわけだが、今回も男声には管弦の学生も若干名参加している。生きた授業の最たるものだろう。マネジャーY女史と打ち合わせ。漸くブログも使えるようになった。ラヴェルの世界はオーケストラのサウンドを見事な色彩に変化させる。大切なレパートリーの一つだ。(14日15:00p.m.)

こだわり

電車の時間を勘違いしたことでゆっくりオオタニのバイキングを頂いた。嬉しい誤算。大宮駅で電車を待つ間、拘りのスーパーを物色。大学に着くと先ず指揮のレッスン。モーツァルト39番のシンフォニー。4小節に拘る。タクシーを飛ばして付属高校へ。今年度開講した我が指揮法の前期実技試験。一人4曲を指揮する拘り。8名は皆気合が入っていた。一人ひとりの持っているものを後期引き出してあげたい。2週間ぶりの花壇、うえ~ん、半分枯れていた。5分間手入れ。再び大学に立ち寄りJRで荻窪へ。リニューアルした杉並公会堂で大学合唱のオケ合わせに立ち会う。どうしたって副指揮者的発想で拘ってダメだしをしてしまう。その時学生だろうと誰であろうと関係ない。要は公演の成功あるのみだ。色々と今回は1教員として考えさせられるものがある。電車で池袋に立ち寄る。余りにもお腹が空きすぎて東池袋のラーメン屋に吸い込まれる。お陰で終電だぁ。よく歩きよく音楽したなぁ。(14日池袋0:35a.m.)

新潟平野

ホテル新潟の朝食は気に入った。コックさんが自ら一人ひとりオムレツを焼いてくれる。元気が出たところで、バスに乗り込む。新幹線に比べて時間は掛かるが安くてもれなく外の景色付き。駅前のマッサージに30分間逃げ込む。「どうしたんですか?」だからそういわれても。財団へ出向く。幾つか事業の打ち合わせ。夜は演劇界の権威、衛紀生さんと小生の財団アドヴァイザー就任を歓迎して下さる会に出席。市内の文化面に関して重要なメンバーが顔を揃え、色々な話を交わすことが出来た。美味しいものが沢山出されていたようだが、、、と言うわけだ。散会後尊敬する合唱団の長尾弘邸に招かれる。暫しご夫妻と歓談。2年ぶりかな。嬉しい夜となった。(14日池袋0:15a.m.)

新潟の夏

小倉で頂いた魚の糠漬けを朝食に出す。これが滅法旨い。ご飯が進んだ。溜まったDMを処分しに池袋へ久々に15分立ち寄る。見附の若いトレーナーに三分間アドヴァイス。新潟響定演後初練習。新潟の夏はとにかく蒸し暑い。久々にホテル新潟に宿泊、なかなか快適である。近所の居酒屋で晩餐。ビールと枝豆の季節やなぁ。(12日池袋大学界隈11:05a.m.)

ココログさんの勝手です

メンテナンスとやらを頻繁に行うため、小生の゛ぼやき゛が上手くアップされておりません。悪しからず。

ポータブルゲーム

朝9:45音出し夕方16:45までのリハーサル二日目。難曲を果敢に取り組む生徒さん達を導くのは大人の役割。中高校生になると音楽的な要求にも応えられるのだから素晴らしい。たまにしか行けないだけに次回の代わり映えが楽しみだ。しかしブリテンは見事な作品だ。小学生は休み時間ゲームで気分転換?最近コマーシャルで宣伝しているDSライトとやらをゲットしたいのだがなかなか手に入らない。脳年齢を若返らせねば。(11日長岡Hニューオオタニ13:30p.m.)

タフな子供たち

一連の公演を終えた。二週間で12公演。少し痩せたかな。リーズナブルでやる気のないホテルに移動。北九州市ジュニアオーケストラ二回目のリハーサル。運命とブリテンの管弦楽入門といった厳しいプロ。運命のリハでは譜読み段階の子供たちにピアノでハーモニーの機能を弾いて聴かせるだけでしっかり感覚を掴むその柔軟性に脱帽。 各パートごとに指導者もいて、練習場も整い恵まれ過ぎ?合奏までのトレーニングが如何に重要かどこの団体にも通じることのようだ。ロイヤルホストにて独り晩御飯。(11日長岡駅12:53p.m.)

重化学工業

北九州・八幡と聞けば小学生で習った日本近代の象徴的なその地を思い浮かべる。小倉のリーガを出て電車で20分。駅から10分程歩いた小高い丘に最終日の会場「響ホール」はある。工業地帯とは想像もつかないロケーション。中学生は良く聴いてくれた。レセプションで同世代の母校出身者や九州響でお世話になった方、その他後藤氏を取り巻く音楽家との交流に改めてアンサンブルっていいなと実感。出会いに感謝。かつての教え子と二次会。この世代が思い切り良い音楽を奏でられる環境を作るのは並大抵のことではない。再会を願う。(11日高速バス12:30p.m.)

スコール

時折降る俄雨も峠を越して二日目は一公演。戸畑市民会館の音響は良い。熟睡している子供たちがいた。オーケストラいい演奏していたのだけれど。今回は事情で自らネットからホテルの予約をした。正解だったようだ。その土地のコンビニへ立ち寄ると面白いものを発見することがある。スコールという炭酸飲料、カルピスソーダの西日本版とでも言おうか。シェアと歴史を誇る。超甘いのだがコップに注ぐと柔らかい泡が心地良い。八年前デンマークのニコライマルコのコンクールで国立放送響のメンバーに教わった単語は「スコール!(乾杯)」思い出すなぁ。夜は名コンマスで今回の主宰者後藤龍伸氏らとスコール。(リムジンバス葛西9日21:45p.m.)

北朝鮮という国

余りに非常識な振る舞いにただただ唖然。本番初日に何とも落ち着かないニュースだ。そんな中、朝10時半と午後2時の二回公演。北九州市の中学生芸術鑑賞教室の幕開け。九州室内管弦楽団の皆さんは真摯な演奏をして下さった。室内オーケストラならではの選曲とアプローチは90分間しっかりと生徒さんにメッセージを伝えたことと思う。リーガロイヤルは良いホテルだ。無事初日を終える。(9日博多こだま号18:05p.m.)

中田の引退

小倉滞在二日目。前夜は遅くにふらっと居酒屋で刺身を頂く。午後3時から9時のリハーサル。曲数は多くないがステージの大きな流れを掴むのが難しい。夜は土砂降り。各地で被害の報を聞く。出歩くリスクを考えルームサービスで夕食。中田田英寿選手の引退を考える。サッカーの世界では感動と孤独を思いきり味わって来たに違いない。次の人生の旅に心からのエールを送る。(小倉9日1:00a.m.)

出会いについて

ふと考える。一年の間にどのくらいの人と出会っているのだろう。共演するプレイヤーも多いが演奏を聴きに訪れる聴衆の数は相当のものだろう。先週の音楽鑑賞教室は5000名弱、前日の伊東は600名、今週も鑑賞教室で2千名を越す中学生に音楽を届ける。その殆どは一期一会なのだろう。寧ろだからこそ力が入る。九州を拠点とした音楽家による室内オーケストラにお声掛け頂いた。何よりびっくりしたのと同時に嬉しいのは大分芸短大のOBが三名参加していることだ。色々な意味で楽しみな出会いの本番だ。(小倉6日17:20p.m.)

伊豆フィル定期

朝は梅雨空で雨が降っていたが本番が終わる頃にはいい天気。伊東市観光会館での第22回定期。モーツァルトはアイネ・クライネ・ナハトムズィークで開演。サウンドの良いホールならば十分聴き応えのある演奏だったろう。それでも弦の中でも、小生ともコミュニケートを積極的に求めていた。ドリーブはバレエ音楽ならではの色彩感や起伏に飛んだ作品の色合いが美しい。健闘。メンデルスゾーンをメインに据えた「真夏の夜の夢」実は極めて難曲だったのだがオーケストラは果敢に取り組んだ。間違いなく基本的なレベルアップに繋がった。本番に強いのは実力があるからこそ。次は下田公演だ。さらにその先に繋がっていく勢いをつけよう。オケの皆さん、お疲れ様でした!(福岡6日12:08p.m.)

伊豆のサウンド

今年も早いもので後半戦スタート。一年が歳と共に速く進んでいるように感じる。午後からのリハーサルなので昼過ぎに伊東へ到着。ホテルの離れにあるレストランで昼食。モツァレラとトマトのカレーが美味しかった。2時から7時までリハ。もう少し速く終わらせるつもりだったが致し方ない。温泉つきのホテルは大汗をかいた稽古の後はなんとも有難い。音楽以外の要素、例えば文学や劇、バレエと言ったものとの融合を見るプログラミングに今回の演奏会のテーマを求められよう。(6日福岡11:10a.m.)

140000カウントキャンペーン結果発表!

いつもご来訪ありがとうございます。

140000カウントゲットは

春日部市在住 mi-i-wa さんでした。おめでとうございます!!

3月のNHK-FM公開収録にお越しくださった方です。ご連絡いただいたときに仙台におりましたので、「萩の月」他銘菓詰め合わせを送らせていただきました。

普段一日平均100から140カウントされていますがキリ番が近づくとアクセス数も物凄い勢いで何事かと思ってしまいます。何のことはない、キリ番ゲットに燃えて下さっているのですね。これからもお引き立てのほど、お願いします。

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