Main | はじめまして。 »

プロフィール

 東京生まれ。東京音楽大学付属高校を経て同大学ピアノ科卒業。同大学指揮研究科修了。在学中に第1回上海国際音楽コンクール演奏部門に入選。指揮を汐澤安彦、三石精一、広上淳一、Richard Schumacher、ピアノを竹中碩子、故三宅民規、草川宣雄、声楽を高橋啓三、作曲・理論を有馬礼子、伊福部昭、楽器奏法を田中真輔、野口力、松本武全の諸氏に師事。卒業後は岩城宏之、外山雄三、Rudolf Knollなど多くの音楽家の薫陶を受ける。

 国内ではこれまでに、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、山形交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、広島交響楽団、九州交響楽団、東京吹奏楽団、東京混声合唱団等に客演。

 サンフランシスコ・オペラセンター、二期会、日本オペラ協会(日本オペラ振興会)、水戸室内歌劇場など、各地で「フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」「カルメン」「ラ・ボエーム」ほか数多くのステージ・オペラ制作に携わり、P.G.Morandi、P.Summers、井上道義、小林研一郎、広上淳一らのアシスタントを務める。99年に新潟・長岡で指揮をしたモーツァルト「魔笛」は、専門誌上において「ドイツAクラスの歌劇場に匹敵する公演水準」と絶賛された。

 97年、第20回マスタープレイヤーズ国際指揮者コンクール(ポーランド)、98年、第12回ニコライ・マルコ国際青年指揮者コンクール(デンマーク)、99年、第2回ロヴロ・フォン・マタチッチ(クロアチア)の国際指揮者コンクールに相次いで入賞。更に00年、第52回「プラハの春音楽祭」国際指揮者コンクールでプラハ放送交響楽団を指揮し、審査員特別賞を受賞した。01年にはオレゴン交響楽団の招きで渡米。楽員の圧倒的な支持を得、同楽団の専属指揮研究員に推挙された。同年、ロリン・マゼール氏が選ぶアジアの有望な若手指揮者10名にノミネートされた。02年には東京フィルハーモニー交響楽団とヴェルディの「レクイエム」を共演し「ひたむきなタクトから導き出される高揚感 あふれる音楽」と専門誌で絶賛された。さらに同年にはハンガリーのブダペストで行われた、第10回ハンガリーテレビ国際指揮者コンクールに入賞を果たした。

 最近では、G・ロジェストヴェンスキー=読売日響、チョン・ミュンフン=東京フィル、V・フェドセーエフ=東京フィルなどの副指揮者として主要な公演の成功に寄与している。NHK・FM「クラシックコンサート」、「サンデークラシックワイド」、「オーケストラの夕べ」、朝日放送系列「題名のない音楽会」などに出演しトップアーティストとのコラボレーションは好評を博している。

 平成14年度江戸川区文化功績賞受賞。平成14年度見附市自治功労者表彰。

 これまでに東京音楽大学および同大学院、同付属高等学校講師。東京音楽大学合唱団指揮者。大分県立芸術文化短期大学非常勤講師などを歴任。                                    

 現在、財団法人長岡市芸術文化振興財団・音楽アドヴァイザー、新潟県見附市音楽プロデューサー。

 02年1月より04年3月まで大阪シンフォニカー交響楽団カヴァーコンダクター(副指揮者)を務める。以来活動の場を拡大し、今後の更なる活躍を嘱望される若手指揮者である。

 05/06シーズンはウィーン楽友協会大ホール「黄金の間(ムジークフェライン)」に於いてヴェルディ「レクイエム」を指揮した他、国内では「愛・地球博」でのコンサートなど全国で精力的に演奏活動を展開。06/07シーズンは大阪フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団に初登場する他、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、九州交響楽団、他多数客演予定。08年1月にはプラハ交響楽団との共演を果たし好評を博す。

(2008.4) 

Main | はじめまして。 »

プロフィール」カテゴリの記事